第84話 業務用キッチンカーとカロリー計算同盟
"あっそうだ。言いそびれたけど、私の報酬キッチンカーだったよ。"
"はあああ?!"
異世界でカステラ屋さんしろって事かな?
「莉緒、キッチンカー運転できるの?」
昨日から坂本さんがずっと呼び捨てである。佐々木さんがりおりお呼びをやめたから?
でも念話では関屋さんと呼ぶ。意味が分からん。
「普通免許は持ってるんだけど一度練習してみないと何とも。まだ出してもないしナンバーも車庫証明も取ってない。現物も見てないの。」
『名義は莉緒になっています。ナンバーはもう付いてます。車庫証明はドリマナールで済ませておりますが、実際に置く場所はございません。隠密で取り出す形になりますね。飲食店営業許可証(自動車)は莉緒の名義になっています。』
「そっか。俺中型までなら乗れる。でも調理機器いるね。」
ちなみに私は2tまでだが、親世代は4tまで乗れるらしい。
『調理機器搭載で何屋さんをやるかによって変更可能です。』
愛陽と坂本さんの間でどんどん話が進んでいく。
「坂本さん、忙しいからキッチンカーどころじゃないでしょ。」
「いーよ。俺無双だから。何屋さんする?やっぱ肉?肉とノンアル売る?俺にも料理教えてよ。」
いや何で肉www
「まあ考えとくけどまだやる気無いかな。」
てか誤解してるが私が佐々木さんに料理を教えてもらっている方なのだ。最近は父親の弁当まで作ってくれる。
「そっか。残念。」
すると、柏木さんがやってきた。
『イベント みつき参入』
"仲間に入れてもらったの!よろしく!"
"みつきこれから仲間ね!"
"みつき仲間よろしく!!"
"リュー、莉緒、よろしく。"
『報酬 イベントみつき参入 メンバー絆アップ 各種甘味料』
メープルとかブルーベリーソース、ハチミツとかジャム類。超種類だけはある。ジャムやカラメルソースなど作れる物は少量しかなく、レシピに入った。
"ちょww各種甘味料貰ったんだけど"
"ええ?!僕各種ソースだった。中濃とかウスター、お好み、焼肉のタレ、塩だれ、ベシャメルソースやミートソースまである。全てレシピに入った。"
"えーと、私スパイス類と砂糖とコンソメ、出汁の素なんですけど正直マジックバッグ圧迫するんで砂糖預かってもらえませんか?ていうかあげます。"
"おっけー。"
"おけー。"
みつきからなんと砂糖140キロずつ来た。
彼女は20キロ確保したらしい。
皆でゲットしたレシピを交換したが、みつきは錬金術ではなくスキル料理だった。ちなみに料理技能はもともとあるらしい。
"あー。キッチンカーメンバー三人で決まったわ。"
"キッチンカー?何それ。"
私はみつきに事情を話したが、彼女は週3でダブルワーク。ドーナツショップで働いている。
"今日も11時から入ってるの。"
"へー。行こうかな。関屋さんも行く?"
"どうしようかな。"
"キッチンスタッフだから来てもらっても会えないしドーナツはカロリー高いよ?"
"テイクアウトしてちびちび食べれば大丈夫だろ。天使のクリームで4等分50kcal4gだ。家でカットすれば問題ない。"
"なら行く。"
"カロリーと糖質把握してて引くんだけど"




