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第82話 花たんと、ノリで話したタダ働きの真実

『リュー 好感度アップ 愛情アップ』


「坂本さん突然の呼び捨てマウントww」

柏木さんはツボに入ってヒーヒー笑っている。

「はーい。ごめんなさい隆君。」

「関屋さんの当てつけがやばすぎるwww」

『柏木みつき 好感度アップ』

柏木さんの笑いが止まらない。

「フッwなんなのw元彼に当てつけとかお前可愛すぎだろwなに?ヤキモチ妬かせたいの?」

『リュー 好感度アップ』

「ここで大人の余裕を演出とかwww腹筋ww腹筋がwww」

そろそろ柏木さんが心配になってきた。


大丈夫かこの子??


「チッ」

佐々木さんは舌打ちする。

『アオ 好感度ダウン』

はあ?!佐々木さんが隆君って呼べって言ったよね?!

『あれを間に受けたんですね。莉緒。』

「舌打ちwwヒーーwwヒーーww」


「花たん、変な奴はほっといて今日いっぱい飲も。こっちも二杯お代わりで。一緒に座ってるけど全くの他人なんで別で付けてね。」

「ここは私が出すから一緒でいいわよ。」

「別で。花たんの会計は全部持つから気兼ねなく飲んで。君はどこかの負けず嫌いとは違う大人の女性だからね。今日は僕に奢らせてくれるだろ?」

佐々木さんが花さんにニッコリする。


「花たんとかwww佐々木さんキャラ崩壊の危機なんですけどwwしかも満面の笑みで地雷踏んでくるとかww」

柏木さんは自分も同じ地雷を踏んでる事にまるで気付かない。

花さんは大人の女性という地雷ワードに一切動じず、佐々木さんをじっと見て穏やかな声で諭す様に言った。

「佐々木君、子供じゃないんだからいつまでもそんな態度やめた方がいいわよ?住人との軋轢は良くないわ。」

ああ、今日は人前で和解アピールする予定だったのをすっかり忘れていた。

「ヤバいww横井さんが諭すフリして真顔で煽っていくスタイルww」

あっ!童顔コンプレックスかw花さんなかなかやるな?!


「柏木さん、横井さん達にナッツ奢りで。僕そこのお子様と違って人脈の大事さ理解してるんで。自治会の事もありますしね。」

坂本さんがカラカラ笑う。いや煽りが酷い。

佐々木さんはニヤリと勝ち誇った顔で笑った。

「お返しにお造り5種盛り出してあげて。彼らはタンパク質が大好きみたいだから。」

花さんは額に手をやり首を振った。


「はぁ、莉緒の忠告無意味だったね。彼全く成長してない。」

「彼はお金で上に立とうとするの。限度ってものを知らないから私返済の為に4ヶ月タダ働きだよ。」

楽しくなって来て私は乗っかった。


「ちょ!関屋さん、ノリで僕の評判落とすのやめてくれる?!カリクが君に怪我させたお詫びなのに、君ががんとして医療費もクリーニング代も受け取らないし、返済の話に父親カンカンなんだけど?!」


ほう、それは初耳である。

「それどういう事?」

「デート商法で訴えられたら困るからお金返させるなって父親に今日怒られた。ほんとにやめて。給料受け取って。」

ああ。クレープ以外は全て知り合いの店だからな。

「でも私悪女の噂を払拭したくて。」

「二人ともここでその話はやめましょ。どこに耳があるか分からないから。」

と花さんが柏木さんに一旦目をやり、あえて聞こえる声で佐々木さんを咎める。

「え?!私じゃないですよ!何で私疑われてるの?!」


柏木さんが慌てて否定するも坂本さんは言う。

「だって花見の設営の時莉緒の事睨んでたでしょ?君が佐々木君を盗聴してるストーカーだって俺思ってるよ?莉緒もう彼と関係ないんだから噂流すのやめてくれる?」

「ええ?!盗聴とか私してない!噂も濡れ衣だよ!」


「私盗聴は母親だと思ってたんだけど。この人マザコンだし。実は盗聴する家族とか無理だから別れたんだ。」

『佐々木葵好感度ダウン』

"ていうか、今更気付いたんだけど、佐々木両親は攻略キャラなの?!"

『そうですよ?どちらか一方しか仲間にできません。リューと交際していても仲間にできます。』

"そんなの父親一択でしょ!"

『わかりました。その方針でいきましょう。』

"待って、愛陽たん、マンションの権利はどっちが持ってる?資産は?"

"資産は秘匿されています。マンションは父親ですね。というかアオに聞けば良いのでは"

"後で適正の話してから四人で決めよう"

佐々木さんは念話で横道にそれかけた話を止めた。

「僕もそれで花さんを誘って偵察に来た。まさかそっちも来てるとは思わなかったよ。」

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