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Creator of the world  作者: andras
進化する島
223/247

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ここはジオストン共和国の港町ドゥラス。ジオストン共和国のエルフ領アルフヘイムにあるステラの故郷ミルクヴィスの森に一番近い港持ちにコウキ一行は到着していた。クロス島を出てから数日が経っていた。

現在コウキ達がいる場所はスルーズヴァンダル大陸の南西側に位置する港町だ。この港町はサルキス商会傘下の港に寄らせてもらい荷下ろしと里帰りの準備をしていた。

「ようやくついたなここがジオストン共和国か中々いい感じだよな」

周りを見渡すと石作りの港には商人や船乗りの大男たちが大声を出しながら働いており町並みは人が行きかいかなり賑わっていた。人口が圧倒的に多いのだろう木造の住宅が並びいい感じの雰囲気が出ている。

「そうね私のわがままで家を飛び出して来たけどこんなに早くに帰って来るとは思わなかったわね」

「ここからステラのふるさとまでどれくらいなんだ?」

「そうねこの港町から東に一日くらい行くとエルフ領アルフヘイムがあるんだけどそこの森が私の故郷よ。」

「なるほどな国の中でもエルフ領なんてあるんだな」

「まぁ基本的には制限とかは無いんだけどドワーフは山を好むでしょだから住むのは山とか洞窟が主になるじゃない。エルフは森を好むからジオストンの中にある森には基本的にはエルフが住んでいてそこがエルフ領ということになっているわ」

「なるほど一日の距離ということは魔道車だとすぐだなスカイドラゴンの認可が下りたら出発しようか」

「そうねさしぶりだし早くミキを見せたいわ」

現在コウキ達はサルキス商会の港から出れずにいるのだがそれはスカイドラゴンが正式なクロス島の所有だと証明が出来ていなかったからである。まぁこの対応は当然であろう。

いきなり街にドラゴンの群れが来たら混乱も起こるし恐怖によって町があれてしまうだろう。そのため先に申請を通さなければいけないのだ。それまで船からスカイドラゴンは外に出ることが出来ずに辛い思いをさせてしまっている。

「コウキ様お部屋の準備が整いましたのでこちらへお越しください。ご一行の皆様のお部屋も容易がありますよ。」

「ありがとうございます。サモナスさんお願いします。」

目の前に歩く男サモナスはサルキスの親戚でこの港を管理している人だ。サルキスさんからの手紙を見せると色々と手配してくれて申請の手続きも手伝ってもらっている。

「申請が通るまではここでお待ちください。数日で通ると思いますので」

「分かりましたありがとうございました。」

案内されたのは古い洋館のような建物で渋さの中にかっこよさのある立派な建物であった。親衛隊やラミス、ブラック達も世話をしていただけるそうでや寄りにさせてもらっている。

「なぁコウキよ暇だなおめぇの鎧かっこよさそうだな。どうだ俺と一戦やらねーか?

というか自分だけずるいぞ俺にもおんなじの作れよ。」

「今は申請待ちなんだから何も出来ないぞヒート。それにヒートだって鎧持ってるだろ?」

「そりゃあるにはあるがよ。ラミスの奴らだって新しい鎧着てるじゃねーか。それにコウキの鎧は俺たちが持ってるようなやつとは違ってかっこいいじゃねーかなんだよあの鎧はよう」

この男戦闘においてはさすがのセンスだ。あの鎧の良さを見抜くとはな。

「あの鎧はな。俺の理想が詰まった鎧なんだ。防御力も耐久性も完璧だ。それに機能性だって悪くないぞ」

「ていうかよう。何だよその服は今までと違うじゃねーか。ずるいぞ自分だけそうやってよう。あの島に平等は無かったのかよ。」

ヒートという男は意外と他人の物が気になるようだ。現在来ている服はいつも着ているシンプルなシャツとパンツではなくリュディアに仕立ててもらった着物である。日本人の正装として着物を選んだのだ。まぁヒートの気持ちも分かるよ。着物とか甲冑って他の文化では見ない独特のかっこよさがあると思う。

「今回は俺の思う正装だからこの服を特別に作って貰ったんだよ。まぁステラの分もあるけどな。この里帰りが終わったら島でも着物を作って見て好評だったら生産を本格化するからさ。その時に自分の分を作れば良いだろ」

「たく分かったよ。」

ヒートはソファーにドカッと寝転がると目を閉じてしまった。まぁ大人しくしているという意思表示なのだろう。さて申請が通るまでの間何をして待とうかな。今回遠征に来たメンバーはハシヒメとラミスは当然来るとしてラミスにブラック達新メンバーだ。

ブラック達とラミス達は船の整備があるため交代でこの館に泊る事になるそうだがブラック達はそわそわと様子が落ち着かないようで部屋の中をぐるぐると回っていた。他の部屋にいる隊員達も同じ状況だろうと思う。

「どうしたんだよブラック落ち着きがないのは良くないことだぞ」

「そんなこと言ってもよコウキの旦那こんな立派なお屋敷俺たちは入った事無いんだぜ。それに俺たちは礼儀なんてしらねーから何かやらかしちまいそうで怖いんですよ」

この数日間の航海でブラック達の仲間とも随分と仲良くなって旦那なんて気軽に接してくれるようになった。そのおかげかブラック達の事を色々と知る事が出来たのだがやはり一切の教育を受けていないようで読み書きもまともに出来ないようだった。これはスラム出身の人に共通して言えることで話すことは出来るが字が書けない読めないなどで作業をするうえで障害となるケースがかなり問題となって来た。そこでこの里帰りが中にベーグ達が港方面に新しく学校を建てる計画が持ち上がっているのだ。村の学校ではいちいち移動しなければいけないため仕事と並行して教養を身に着けるのは大変だと考えたからである。せっかくの機会だしこの申請を待っている時間を使ってブラック達だけでも最低限字お読み書きを覚えてもらえないだろうか。

「ブラックどうせ今から暇なんだしそんな落ち着かないなら字の勉強をしようか」

「字ですかい?俺たちの頭で理解できるかどうか」

「そんなこと言ったってこれから島やスラム以外の場所で生活する読み書き出来ないと困る事が増えるんだぞ。その時どうするんだ?」

「そんなに困りますかいね」

ふむまぁ勉強というのは好きでやりたいですという人は中々少数だと思う。もちろんその科目が好きで研究している人は好きと言えるかもしれないが必修科目つなりやらなければいけないと言われた勉強はどうしてもいやな人が多いのだ。しかしここでブラックにはしっかりと学んでおいてもらわないと今後島が近代化するうえで必ず障害となるだろう。

ここはしっかりと勉強してもらわなければいけない。まずは文字の重要性から教えなければいけない。

「ちょっと出て来るよ。ハシヒメも来てくれ」

「分かりました。」

ハシヒメを読んだ後部屋を出るとサモナスさんの所へ向かった。ブラック達が勉強できるように机などを手配するためだ。それと親衛隊にも勉強を手伝ってもらおうと思う。さすがに200人近い人を一人で教えることは出来ないからだ。

「よしハシヒメこの申請を待っている数日を使って皆には読み書きを最低限覚えてもらおうと思う。そのために今から準備に入るんだけどハシヒメは親衛隊の皆に教師になるように言ってくれないかな。さすがにあの人数を一人で教えることは出来ないからな」

「なるほどそういうことであればお任せください。」

ハシヒメがアレク達に伝えるために行ってしまったのでコウキは一人でサモナスさんの所まで向かった。扉をノックするとすぐに返事が返って来たので中に入っていく。


読んでくれてありがとう

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