序章
どうも、みょん吉と申す者です。この作品はダメッダメな兄貴がなんか…その…頑張るって作品です(語彙力
まぁ、楽しんでください♪
「気をつけ~礼~」
「「「「「「さようなら~」」」」」
その声を皮切りに先程まで静かだった教室内がガヤガヤとうるさくなる。
カラオケいこーぜだ、○○カフェ行こ~だ声が聞こえるなか
男はゆっくりと帰りの準備をしていた。
その男の名前は桜木隼人。この椚ヶ丘高校に通っている三年生だ。
今日は春休み明け最初の学校…始業式だった。なんだかんだもう三年か…と感慨に耽っていると不意に
「隼人~帰ろうぜ~」と廊下から声がした。
声がした方を見るとそこにはこちらに向かって手をふる女子生徒と壁に寄りかかってる男子生徒がいた。
「あぁ、いま行く」隼人はそう返事をすると準備をする手を早めた。
「隼人おそーい」
「ごめんごめん、ちょっと考え事してた」
「そか、じゃあ帰ろっか」
三人は靴を履き替えて両端に沢山の桜が咲き誇っている校門へ続く道を歩き始めた。
「三年だな…」隼人が歩きながらと呟くと
「そうだね~三年生だね~」横にいる女生徒がそう反応した。彼女の名前は城ヶ崎澪。隼人の数少ない友達の一人だ
「なんか…実感ないな」そう言うのは隼人の数少ない友達二人目の綾瀬光輝だ。
「まぁ、対してなんも変わってないしな」
「プッ…そうだね」俺の言葉に澪は笑いを堪えるように返す
「止めろっ澪っ…笑いが」光輝にいたっては笑っていた。
「何がおかしいんだ?」と聞くと
「隼人がシスコンなのも変わってないんだろうな~って」
澪がそう言った―――その声は決して大きくはなかったが周りにいた生徒のほとんどの耳に入った。
あのさ…この時々ある急にしーんってするの止めてくれない?隼人は世の中の理不尽に対して文句を言いたかった
澪の声を聞いた生徒は皆時間が止まったように固まり――――次の瞬間崩壊した。
そこらじゅうから笑い声が……死にたい。
だが、隼人も言われてばかりじゃない。反論だってする。
「俺はッシスコンッじゃっねーーーーーッ!!!!!!」隼人は声の限り叫んだ……生まれてから一番叫んだのではないかっと思うほど叫んだ。喉が痛い
「「はいはい」」だが隼人の叫びは届く事はなく流された……ほんとやだ
その時「お兄ちゃん?」鈴の音のような声が校門の方した―――
その声に周りにいた人間は声を忘れたかのように黙ると、自然と目線が声の主へ向かった。
そこには――制服をまとった美少女がいた。身長は130cm程度で綺麗に整った顔、腰ほどまである濡羽色の髪、かすかに膨らんだ胸元――――小動物のような保護欲が湧いてくる反則級の可愛さの少女がそこにはいた。
反応が無いのを不思議に思ったのかもう一度「お兄ちゃん?」と小首をかしげ聞いてきた。
「お、おぅ美音…」すっかり彼女に見惚れていた隼人はそんな変な返事しかできなかった。
彼女…桜木 美音は、椚ヶ丘高校の横にある椚ヶ丘中学校に通う中学一年だ…そして隼人の大事な妹であり学校で隼人がシスコンシスコン言われる原因である。
隼人が声を発すると、その他の生徒も止まった時間が再び動きだすかのように行動をし始めた…友達らしき人と話し出す人…奇声をあげる奴…なんか踊り出す奴…我が妹に合掌する奴…カメラを取り出す奴………おい…まともなのがいねぇ…ってかカメラやめぃ!
「こんにちは、光輝さん、澪さん」
隼人が妹の害となる迷惑な輩を追い払ってる間にもう慣れたことなので動揺一つせず挨拶をする美音
「こんにちは~相変わらず可愛いね~」ギュッと澪は美音の頭を撫でくりまわしながら言った。
美音は「にゅ~」と謎の鳴き声を発しながら気持ち良さそうに目を細めた……かわいい
一分ほどそうしていただろうか……澪は満足したのか撫でるのをやめた。
それを見て光輝は「こんにちは、今日も「コレ」を待ってるなんて偉いね」と処理を完遂して汗を拭っている隼人を指差す
ん~慣れてらっしゃる流石幼なじみっ!!因みに普通の人なら緊張してどどくるのだ――ってかこれってなんだ「コレ」って!!?
「偉くなんてないですよっ、ただ……何でもありませんっ!そ、そんなことより早く帰ろっ、お兄ちゃん!」と頬をほんのり赤く染めて俺の手を引っ張った…可愛い
お読み下さった方々誠に…誠にありがとうございました!見てくださるだけでも私のモチベに繋がりますっ!!
次はなるべく早く上げるのでお待ちください
では