役立たずの猛毒皇女には、次期侯爵となる黒騎士の溺愛は重すぎる

第13皇女リゼルは、才能も美しさもなく冷遇され続けていた。そんな彼女の生活は、黒騎士アレスからの求婚で一変する。

皇国最強の騎士であり、次期侯爵であるアレスは、戦功をたたえられて皇帝から望む褒美を与えられることになり、リゼルとの結婚を望む。
しかしリゼルは「私には無理です」と断ってしまう。
そこでアレスはリゼルの専属騎士になることを望み、その願いは認められる。

リゼルは次第にアレスの優しさに心を開き始めるが、アレスの愛情は執着に近いものだった……