表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

明け方の夢「蝉も鳴かずば」

私は女だ。体や声が大きかろうと、色が黒っぽかろうと。

どんなに大声で主張しても、寄ってくるのは女ばかり。

見た目がどうでも、心は乙女なのに。誰も認めてくれない。

「その美声でもてまくってるのに、いったいどんな雌ならお気に召すんだ」

嫌味を言って飛び去ったイケメンには振り向いてももらえない。

幼馴染の彼女がつぶやいた。

「だから、雌は鳴かないんだよ」

ああ、恋もできずに夏が終わる……


ミーンミンミン、ミーンミンミン



トランスジェンダーな蝉になりきって苦悩する夢って、意味があるんでしょうか。

夢診断、お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ