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不良君の執事生活  作者: randelio
英国(イギリス)編
30/37

第29話 久しぶりの再会だ祝したまえよ!実際に要員とか言われたらキツイ!!

久しぶりです

すいませんいきなりこんな話で。。

ちなみに新しい小説も書き始めたのでヒマなら読んでみてください

http://ncode.syosetu.com/n5906s/


皆さんご無沙汰しております、皆のアイドル双馬時雨です(キラッ

・・・ごめんなさい、謝ります。ですから最後まで読んでください・・

本編は↓





                   ◆




「あ~、何か急に会いたくなくなってきたぁ~」


「そういうのいいですから、親戚が家に来るときの子供の反応ですか?」


お嬢に言い訳が通らず、淡々と屋敷の廊下を歩いている

しかし、腐女子・・か

最近は増えていると社会的にも話題になりつつ・・も、まぁ増えてるんだろうな・・

確かに増えているのは分かる、俺やお嬢のクラスにも数人がそれらしい会話をしていたのを聞いた覚えがる。

まぁ趣味は人それぞれだし、別に何とも思わない。


喜代子きよこ様、娘様を連れてまいりました、御面会ごめんかいくださいませ」


アビエルさんは丁寧な口でドアを2回ノックした。

そしてドアを右手でゆっくりと開けると、そこには一人の女性がベットに横たわっていた。

鴻喜代子おおとりきよこ

年齢からしてみると20代に見えるような若さで、窓から吹く風になびく黒髪のロングヘア、どことなくお嬢と同じような顔立ちをしている。


「楓・・・?」


喜代子さんは目をパチクリさせている

俺は隣にいるお嬢の顔を見てみると、何故か泣きそうな顔をいていた


「お、お母さま~~~~~~~!」


「え・・・えぇええ!?」


思わず俺は情けない声を上げてしまった。

お嬢は自分の母親の胸へと飛び込んでいた

・・何というか羨ま・・・微笑ましい光景だ。


「楓、久しぶりねぇ・・見ない間に随分背が小さくなったんじゃない?」


「う・・・お、お母様・・それはきっと錯覚・・」


「えぇ、そうかしら」


フフフ、と微笑む喜代子さん

見れば見るほどお嬢と似ているなぁ・・


「で、そちらの方は?」


、と喜代子さんは俺の方に目線を動かした


「あぁ、この人は・・・」


お嬢は何かを言おうとしたが、俺はその言葉を瞬時に遮るように


「お母様!わたくし、鴻楓お嬢様の新人の召使フットマンとして使える双馬時雨と申します! 今後ともよろしくお願いいたします! まぁ、お嬢様と私は親友の延長戦を只今進んでおりますがゆえに!」


「なっ・・・変な誤解を生むことを言わないでください・!」


「まぁ、まぁ」


ふ、決まったぜ

これで第一印象はばっちりだ!


「こんなところにロリコンが」


「それは禁句だあ!」


おい、言うか普通?

一応お嬢は高校生だ、それに俺も高校生だ。

確かにお嬢は若干小学校高学年から中学生の間を彷徨ってはいるが!

実の母親が娘をロリだと・・でも、言うのかあぁあああ!?


「勘違いしないでください! 今のは冗談ですけども、いや、冗談でもないですけども・・ってそれより俺は断じてロリコンではありません! ただ貧しい乳が好きなだけであって!」


「はい、よく分かりました」


「・・・・・・・」


何か、納得いかねぇ!

何か流されたよね今!?

普通に面倒くさいと思われて完全に笑顔で流されたよね!?


「お嬢様方、・・・自分は邪魔だと・・お邪魔虫でしょうから二人きりでいてください・・積もる話もあるでしょう? 行きましょうアビエルさん」


「はい? あ・・そうですね、お邪魔してはいけませんね・・でわ、ごゆっくりしていてください、昼食の準備をその間にしておきすので」


それに喜代子さんは笑って


「はい、ありがとうございます」


と言った

・・そう言えば、腐女子ではなかったか?

でも、それにしては何故か普通・・というより純粋な女性にしか見えないような気が・・

俺はドアノブに手を掛けてまま疑問に思った。

・・・いや、ここで試すのか?

下手をすると自爆するぞ?

いや、どっちにしろ分かることになるんだ・・仕方ない、一か八かだ!!


「あの、喜代子さま?」


「はぃ?」


喜代子さんは首を横にかしげた

・・聞くぞ、聞いてやる


「僕とアビエルさんのカップリングだとどっちが攻めでどっちが受けですか?」






『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』







部屋は沈黙した

やばい・・失敗したか?

まさか、BLそっち系の腐女子ではなかったのか?

いや、でも・・でも・・しかし


お嬢は口をポカンと開けてるし

アビエルさんはどういう意味だかさっぱり理解していないようだ

・・・俺は自ら地雷を踏みつけてしまったようだ


、とそのとき喜代子さんが



「ぱっと見で判断したのですけど、どちらかと言うと双馬さん受けアビエルが攻め、でしょうか?」



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』






ア゛ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!


俺が受けかあああああああああああああああああああああああああああああああ!?




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