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不良君の執事生活  作者: randelio
日常編
21/37

第20話 休み明けはめっちゃ面倒!馴れるまでかなりタルイ!!

こんなくだらない作品が20話までいきましたね

読んでくれている方ありがとうございます


やぁ諸君、俺は双馬時雨だ、現代の社会を生き抜くピチピチの高校生である

こんな俺は今日から学校であるという現実的な日常から抜け出したい

何で学校に行かなければいけないんだ! もう義務教育は終ってんだろうが!

と、ツッコミをいれてしまう俺である。

だって現代を生き抜く中学生だってそれは同じだ。何で学校なんて行かなければいけないのだと思う

俺は毎朝起きるたびに思うのだ、皆もそうだろ!?


「時雨君、もう7時だけど、起きなくていいのかな?」


俺を起こしてきたのは幼馴染でもなく可愛い妹でもなく

傘守灯矢さんである


「傘守さん、できれば可愛い女の子が俺を起こしてくれるとありがたいです」


「じゃあ、どうしよう・・姉さんにでも頼むかい?」


「是非!」


「ん~、じゃあ今日頼んでみるから、とりあえず今日は起きちゃってよ、里峰さんがもう料理作り終えてる頃だから」


やったね! 明日からは皐月さんに起こしてもらえるぜ!

俺はハイテンションになったところで制服に着替える


「ハハハ、テンション高いね時雨君は、じゃあ僕は下にいるからね」


そういって傘守さんは俺の部屋から出て行った

う~ん、それにしても汚い部屋だな・・

普通はもっとまともな部屋にしてくれてもいいのによぉ

何で小〇女セーラみたいな屋根裏で暮らさなければならんのだ、俺、一応金持ちだぜ?

そう考えているうちに俺は制服に着替え終えたので1階の巨大なリビングに向かう


「あ~時雨さんお早うございます~ そう言えば今日から学校でしたっけ?」


「あ、そうですよ、今日からです、ホントもう・・やめてほしいですよね、まったく・・」


「アハハ~・・まぁ馴れてしまえばいつも通りだと思いますけどね」


軽く笑いかけてくる皐月さん

学校に行ってない人はこうだからな!

まったくけしからんぞ


「おい新人、早く食いやがれ、覚めちまうだろ」


「え・・・あ・・・・はい」


里峰さんが俺に出したのは・・・よくホテルに出てくるフルコースメニューだった

・・・・・いや、美味そうなんだけど、朝はきついだろ!


「今日から学校なんだってな! たらふく食ってがんばれよ!」


「あ、はい・・・」


この里峰さんからの好意はとても嬉しいのだが

何か、この優しさが残酷だ

俺がこの料理を残してしまったら里峰さんはどう思うだろう?

せっかく作ってもらったこの料理を残すわけにはいかないようだ

よしっ! こんなところで立ち止まる俺じゃないぜ!


しばらく経過



「ぐ・・・・あああ・・・・・・腹が・・・やばい・・まずいってこれ」


「時雨さんは今日いったい何を食べたのでしょうね・・腐ったものでも食いやがりましたか?」


久々に学校に登校する中

お嬢が気にかけてくれているのか中途半端なのだが俺に話しかけてきた


「いや・・そういうわけじゃないんですけど、今朝の飯がフルコースだったもので」


「それはとても豪華じゃないですか、時雨さんは朝はがっつり食べる派なんですね」


「別にそういうわけじゃ、ないんですけどねぇ」


実のところ俺は朝食はあまり食べないのだ

俺って結構、胃が弱いからな、すぐに腹が痛くなるんだぜ


「でも、朝食を食べないと太りやすい体になるらしいですよ?知ってましたか?」


「え、そうなんすか」


くだらない雑談を繰り返しながら俺達は校門前まで着いた

そこには昨日よく見た奴がいた

北王子三茅きたおうじみかや


「む、君たちか、あけましておめでとう、君には昨日言いそびれていたからな」


「おぉ、おめでとさん」


「おめでとうございます・・・って昨日?」


「いやいや、楓ちゃんには関係の無いことですよ~」


「う・・うむ、そうですよ、鴻さんには関係が無い話ですよ」


「・・・・そうですかね」


何とか誤魔化したんだけど、こいつ感よさそうだからな気を付けないとな

まぁ北王子ものってくれたし何とか大丈夫だろ


「じゃあ、北王子~一緒に教室にこうぜぇ~」


「そうだな、俺達は親友と言う固い絆で結ばれているからな」


「何か気持ち悪いくらい仲良くなってませんか二人とも!?」



今回はまず体育館で朝礼をして、午前の授業をやり終えたところで昼食とった

北王子とお嬢と俺でだ。

皆からの視点では一体何があったのだ? というような目線が来るのだが昨日色々あったからな


「お、じゃあ俺ちょっとトイレ行ってくるわ」


「うむ、私も昼食をとったから生徒会室に向かうとしよう、鴻さん、でわまた」


「あ、二人ともいってらっしゃい」


俺は小便をたしにトイレに向かった

北池ここの学園生活も結構馴れてたからいくら方向音痴な俺でもトイレくらいなら行ける


「あぁ~あ、何か時間が長く感じるよなぁ・・面倒くさいったらありゃしないぜ」


俺は用をたしながら独り言にふけっていた

何か俺、独り言多くね? 

そんなこんなんで用をたしたあと、俺の目に掛った教室があった

図書室

本が置いてある教室であるが、まったく俺はマンガしか読まないです、はい


「まぁ気分転換に少し行ってみようかな・・って、うおっ」


俺はつい驚いてしまったが

かなりの生徒でにぎわっていた。

結構いるもんだな図書室って


俺は唯一あいていた席に腰かけると俺は隣の子に目が行った

何たってこいつは本を5冊広げて読んでいるからだ

机に5冊の本を並べて一つ一つ読んでいた

つーかそれ、頭に入らなくね?

5冊同時に読んだら内容がごっちゃにならないのか?


「なぁ、お前何でそんなおかしな読み方してんだ?」


「・・・趣味」


「・・・おぅ」


「・・・・・・・」


気まずいって!

こいつ無口か

そういえばこいつの外見は、小柄な体格でよく整った顔立ちでついでに無表情

薄い水色のツインテール

わぉ、ツインテールてほんとにいるんだな高校生で


「なぁお前、名前何て言うんだ? 俺は双馬時雨っていうんだけど」


「死ね」


ああああああああああああああああああああああああああああああああ!

死ねって言われたよ!

初対面の相手に死ねって言われた!


せっかくの3人目のヒロインがでたっていうのにさぁ!






読んでくれた方ありがとうございます

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