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不良君の執事生活  作者: randelio
日常編
20/37

第19話 休みが終わるというのはとても辛い!宿題は早めに終わらせよう!!

今回は短編のつもりです・・・

読んでくださるとありがたい

冬休みの終わりの1日前である

長い休みも終わりであるのだ、今回は成人の日があるから1月10日まで休めるのだが

今は1月10日である、現在時刻は約午前11時半

明日から学校である、面倒くさいのであるが仕事より面倒くさい

仕事のほうが面倒くさいと言う人もいるが頭を働かせるより体を働かせたほうが俺的には楽なのだ

ということで本題に入ろう



「宿題まだやってねぇええええええええええええええええええええええ!」




俺はまだ宿題を終えていなかった!

何て大切なことを忘れていたのだろう!!

宿題とは学生にとってもっても面倒くさいことだと言うのに!!

くそ・・俺は仕事をしていたせいですっかり忘れていたんだ

こんな時にはお嬢の力を使うしかないかな!

俺はお急ぎでお嬢の部屋に向かい、部屋のドアにノックをした


「お嬢~、失礼していいですかぁ~」


俺が許可を得ようとするとドアの向こうからお嬢の声が聞こえた


「時雨さんですか? 入っていいですよ」


俺は許可が出たので部屋に入り

すぐに本題に入ることにする


「お嬢、事は一刻を争います」


「え? 何言ってるんですか?」


「宿題が終わって無いんです」


「自分でやってください」


即答された

即刻に断られた

拒否された


「お嬢~! そんなこと言わないで写させてください!! お嬢の体が中学生と同じくらいに俺の知識は中学生と同じものなんですよ!」


「何さりげなく私のことを中学生って言いやがりましたか! 勝手に先生に怒られてでもすればいいんですよ!」


く・・・くそ


こうなったら・・誰か他の奴に・・・!

傘守さんは多分自分でやってくれとか言われるし

皐月さんはその手の話には向いていなさそうだし

執事長は・・・あれだし

黎さんは何かだめだし

里峰さんは何となくできなさそうだし

翔栄さんは多分教えてくれないし

・・・・・・・・・

頼れる人がいねぇええええええええええ!


糞・・どうすればいいんだ、このままだと担任の先公に説教をくらってしまう

それで俺は先公に手を出さない自信が無い!!


俺は渋々(しぶしぶ)携帯電話を取り出し電話帳を見る


柴巻犬しばまきけん

逆並猿彦さかなみさるひこ

計本辰馬ばかもとたつま

許杉翔太ばかすぎしょうた

捗浜雄一ばかはまゆういち


あぁ~なんかすごい懐かしい名前が出てきたなぁ

今頃何やってるんだろうなぁ柴巻はいいとして

ってかいつの間に登録いされてんだ!? いつされたこんなこと!!?

・・・・今でもメールくらいしかしてないな


俺は電話帳をめくるとある人物の名前が出てきたのでそこで手を止めた


北王子三茅きたおうじみかや


こいつは・・・北王子かぁ・・・

あいつはどうしようもないけど・・

宿題を写させてくれるような奴でも無いしなぁ・・・


「あの、時雨さん一応言っておきますけど、ここ私の部屋なんですけど・・何、床に座って携帯いじってるんですか?」


「あ、お嬢、ちょっと黙っててくださ・・・あ」


何か閃いてしまった

此処にはお嬢がいるんです


「お嬢、今から電話するんで黙っててください」


「・・・・・・」


俺は発信ボタンを押し

北王子が電話に出るのを待った


『はい、北王子です』


北王子は驚くほど速く電話に出た


「おう、久しぶりだな~今何してるんだ?」


『双馬時雨か、何の用だ?私はこれでも忙しいのだよ、明日の準備があるからな』


「あぁ、忙しいところ悪いんだけどさぁ、・・・宿題お前終ったか?」


『終っているに決まっているだろう、そんなものは学校で配られてから2日で終わらせた』


何かすげーんだけど、何かがり勉だな

そんな奴に俺はなりたくない


「そこでお前にお願いがある! 俺に宿題を写させてくれ!!!」


『無理だ』


即答だ

またしても断られた


「そこをなんとか頼むよ、な?」


『無駄だ、私はそのような君に宿題を見せる義理はない、もう切らせてもらうぞ』


「ちょ、ちょっとまった!!」


『なんだ? 君は、早くしたまえよ』


仕方が無い

使いたくなかったが最後の手を使うしかないようだな

あぁ、仕方ない仕方ない俺の切り札だ!


「写させてくれたら、楓ちゃんのパジャマ姿で寝ている写真を5枚プレゼントするぞ~」


『な、なん・・・・だと!?』


「し、時雨さん!? 一体何を!? いつの間に写真を撮っていたんですか!!」


俺はお嬢が右で叫んでいるのを無視して北王子に話を振る


「それに今なら、私服姿の楓ちゃんの写真も付けてやるぞ!!」


『何故貴様がそのような写真を持っているのだ!? 実に破廉恥だ! しかし・・・』


「あ~あ、仕方ないなぁ、おへそとか出しててスゲー良い写真なんだけどなぁ・・そうか、じゃあ交渉はなしか・・残念だな」


『ま・・待ちたまえ!! 仕方ない、宿題などいくらでも写させてやる! 交渉は成立だ! 今すぐ北池きたいけ高校の校門前に集合だ!!! 遅れる出ないぞ! 双馬時雨!!』


プツンッと電話が切れて会話が終了した

交渉成立


計画通り


「お嬢、俺は少しで掛けさせてもらいます! 10分以内に帰ってきますからね!! でわでわ」


「ちょ、ちょっと待ってください時雨さん! 一体どこへ行くんですか!? そして私の写真は誰に上げるつもりですか!?」


何てお嬢が叫んでいたようなきがしたけれど

俺はそんなことはどうでもいい

今はいち早く校門前に行かなければならないようだ


そんなこんなで俺は屋敷から出て走りで北池高校きたいけこうこうの校門前に行った

そこには例の人物が立っていた 

随分早いなこいつは


「お~い、北王子! てめぇは随分早いんだな」


「当たり前だ、私は約束事は必ず分前行動を心掛けているのだよ」


で、例の者は用意したのか? と北王子は本題を話し出した


「あぁ、この通りだ、この封筒の中に6枚入れてある」


そう言って俺は右手に持っていた封筒を北王子に向けて軽く投げ、北王子はそれを片手でキャッチする


「うむ、確かに受け取った、よし、これが宿題だ、かなり量があるのだが君は終るのか?」


「ああ、安心しろこんなものすぐに終わらせてやる」


そうか、と北王子は行った


「でわ、念のために封筒の中身は確認はしておこう」


「そうだな」


北王子は封筒を開け中身を見た


「な・・なんと!」


驚いているようだな、顔がかなり赤くなっているぞ

俺は寝ているお嬢の部屋に入り込み写真を撮らしていただいたことがあるのだ!

変態ではないのだぞ、あくまで趣味だ


「双馬時雨・・君はこんなものを何故・・!?」


「ま、色々あってな」


「ななあああ・・・なんて破廉恥はれんちな・・・ブハァッ!」


北王子はそのまま鼻血を吹きだした

どんだけ嬉しいのだよ


「北王子、お前大丈夫かよ・・」


「し・・心配無い・・それにしても君は何故そのような燕尾服かっこうなのだ? 君には不似合いだな」


「うるせー、バイトだバイト」


「そうか、私は君のことを少し見直したのだよ・・中々素晴らしい人間だ」


「何か、悲しいけど、ありがとう」





このとき俺達は悪友となったのだ・・というのは別の話で


今日は久々のキャラを出しました

ではまたいつ掲載か分かりませんが

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