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不良君の執事生活  作者: randelio
日常編
14/37

第13話 口うるさい奴は相槌うっとけ!現実はうまくいくわけはない!!

投稿遅くなりました;;

「で・・何なんだよ俺に用って?」


俺は北王子三茅きたおうじみかや、この北池高校の生徒会副会長とか言ってる

がり勉メガネ野郎に屋上まで連れられた


「双馬時雨、君はこの学校に転校してくる前、あの嵐吹あらしぶき高校の生徒だったそうですね・・」


「・・・!」


俺は嵐吹高校から転校してきたとばれたら結構不味かったから傘守かさかみさんにお願いして嘘情報を作らせたはずだったんだが・・


「図星ですよね、何たって双馬の家のもので不良のやからなのですから当然親に勘当されてもおかしいとは思えません」


「てめぇ、何でそのこと知ってやがる」


「知ってるも何も、生徒会わたしたちには優秀な情報屋がいるのだよ」


「・・・・・・・」


・・この状況って不味いのか? 俺ってどうなるんだろうか・・高校が嵐吹ってだけで退学処分になるほどでもないだろに


「てめぇは俺に何が言いたいんだよこっちは色々用があんだサッサと用件済ませろ」


「フフ・・・簡単なことですよこれ以上は鴻楓おおとりかえでに近づかないことだ!」


「・・・・・・・・・・は?」


何言ってんだこいつ? 近づくなって・・いや無理だろ俺は好きで近づいてるわけじゃないし仕事で近づいている身なんで


「いや無理だろ」


「な!? 双馬時雨ぇ!きみは僕の天敵だ!!」


勝手に天敵にすんじゃねーよ!

何で俺が天敵扱いされなきゃあかんのだ・・それ以前になんであのお子様が出てくんだよ


「・・何で楓さんに近づいちゃいけねぇんだ? テメェには関係の無いことだろ」


「く・・しかし破廉恥ハレンチだ!!」


今度は破廉恥ハレンチ扱いか!

確かに俺はあのお子様虐めているがそれは決して破廉恥ではないだろ


「てめぇさっきから何なんだよ遠まわしに言ってねぇでサッサしやがれ、俺帰るぞ」


「・・・・それはだな・・・この私は・・・コホン・・」


北王子は頬を赤らめてボソボソなんか呟いている

オイ、がり勉というギャップからしてそれはないだろ

・・ん? ・・いや・・・気のせいだろうか・・さっきからそうだよな天敵扱いだの

今の態度だの・・・・破廉恥は関係ないと思うが・・・もしかして




「お前・・もしかして楓さんのことが・・好きなのか?」


「ななな!! ヌァアアアアアアアア!! ・・違う! 断じて違うぞ! いや違うのだ!そうではなく!! ぬぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


俺の前にはあまりの恥ずかしさのあまり混乱しているがり勉メガネがいる

そうか・・そうだったのか・・可哀そうだ、哀れだ・・


「このがり勉ロリコン変態メガネ!!」


「な・・ななな・・なんだと!? そ・・双馬時雨ぇえ! こ、この私をバカにするなどと!」


「じゃあ何なんだよ! ロリコン以外の何者でもねーじゃねーかよ!」


「わ・・私はただ・・少し・・き、気になっているだけで・・」


「それを好きなんだってねーの!」


ああ面倒くさい何でこんな奴にかまってやらねばならんのだ!


そのとき古臭いチャイムが学校に響き渡った


「む・・チャイムなっちまったじゃねーかよ! 俺もう行くぞ!」


「ちょ・・待ちたまえ双馬時雨!」




~放課後~


「なんだかんだで結局あれだな、面倒くさいなもう・・もう帰りましょう楓さん」


「やっぱり違和感がありますねそれ」


「じゃあ楓ちゃんで」


「いい加減にしてください!!」


怒鳴られてしまった・・

今は・・4時半か・・俺はあのブレスレットは取れたことだから時間に気にしないで行動はできるわけだ


「そういえば楓さんって何か部活やってるんですか?」


「私は帰宅部ですよ」


「あぁ・・今から部活ってわけですね」


「・・まぁそうですけど・・」


「じゃあ帰りましょうか」


俺は周りを警戒しながら屋敷まで帰った

無事に帰った




「時雨君、どうだった新しい学校は?」


「・・まぁあれですね現実は漫画道理には行かないということを理解しました」


「いったい何を理解したの!?」


14話宜しくお願いします

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