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不良君の執事生活  作者: randelio
日常編
12/37

第11話 時間の無駄遣いはやめろ!ドロドロしたものは嫌いだ!!

11話です

視線は主人公に戻ります

・・お嬢様は無事に学校に行った

俺は来週転校が決まってしまった・・正直なところ転校したかったというのも事実だ

今の学校には柴巻へんたいがいるからいきたくはないのだ・・

今は金曜ってことはもう今日も会わせて3日しか時間が無いのか

学校も面倒なことだし・・このことを聞いたら騒ぐ奴もいるだろうから今日は行くのをやめようか


「時雨君、本当によかったのかい? 転校の件・・」


「あぁ、全然平気ですグッジョブです!むしろ学校には行きたくないくらいですから!!」


「ならいいんだ、学校は私立の『北池高校』ごく普通の学校なんだ」


「・・ってことは庶民が行ってるごく普通なんですか・・」


「そうだね、お嬢様はセレブっていうかそういう特別扱されたりするのが嫌いで、学校の登下校も自分一人で帰ってるし危なっかしいんだよね・・だからこそ時雨君を見張りにつけたいんだよ、丁度年齢も同じだし」


「・・ばれないようにしなけりゃいけないんですか・・そうするとクラスが違うと面倒なことになりますよね?」


「ハハ、そうだね、けど大丈夫だよそこは僕たちがうまいこと同じクラスにしておくからさ」


さすがだな・・っても・・見張りっていうかボディーガードって感じだなそれ


「でも見張りったってどんなことすればいいんですか?」


「お嬢様に近づく男どもは問答無用に拳で黙らせちゃってください」


いや!理不尽すぎるだろそれ!!

不良である俺が言えた義理ではないが・・さすがに何もしていない・・ただ単にしゃべりかけてくるような男を理不尽なまでに殴り倒すことなどできるわけ・・できるんだが・・やれないだろ!


「それはその・・色々な面で俺のメンツが立ちません」


「ははは、冗談だよ・・でもねなるべくお嬢様に変な虫がつかないようにしたいんだ」


「・・了解・・とりあえずは変な意味でお嬢様に近づいてくる男たちを邪魔だったりすればいいんですよね」


「そうそう、じゃあお願いね! 僕は仕事に戻るから時雨君は・・学校に行かなくていいのかい?」


「めんどくさいんでいいです!!」


「ハハ・・そうかじゃあしばらく休んでていいよぉ」


そう言って傘守さんは仕事に戻ってしまった

俺はうんと背伸びをして自分の部屋に戻ろうとすると・・・・・

迷いました・・恒例行事でございます

俺はただ単に方向音痴なだけじゃねーか? 俺これで何回目だよ・・

と・・まぁ俺はこのまま無事に部屋に自力でも行ったのだが

1時間近くかかった・・・・・・・・時間の無駄遣いです!




3日後



おっと、驚くべき展開の早さは置いといてついに転校の日がやってきた・・俺は転校ってのは初めてだから結構緊張するもんだな


「お嬢様、俺ってお嬢様とはどういうキャラ設定でいきますか?」


「・・・初対面でお願いします」


「よし恋人役で行こうかな」


「私に何の恨みがあるんですか!!」


ひどい言われようだな


「時雨君ここはやっぱり生き別れの兄って設定でいこうじゃないか」


「・・・・・傘守さんって昼ドラ好きなんスか?」


「ん~?」


好きなんだなきっと・・



とりあえず親戚しんせきの設定に決まりました



11話無事終了

読んでくれた方ありがとうございます


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