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一章:魔法使い、講義を受ける。2

講義回は基本ガッツリ説明回になります。

8進数…?と年若い新人冒険者が呟き、8進数です。と、ローナが答える。


「8、とは皆さんに聞き馴染みがないと思いますが、勇者や魔法使いの方々の世界の数字になります。

我々の普段使っている10が勇者や魔法使いにとっての8になるそうです。詳しく知りたい場合は資料室にある勇者や魔法使いについての資料を読んでくださいね。ただ、8についてわからなくても大丈夫です。

再度言いますが。皆さんにお願いしたいのは、在野の、どこにも所属していなさそうな魔法使いに出会ったら、冒険者ギルドへの誘導と、この世界が8進数である事を伝えてくださいね。」


微笑みながら、ローナは続ける。

質問のための手は、上がらない。


「冒険者ギルドでは、冒険者の実力をランクという、わかりやすい形で明示するようにしています。

20際以上で登録したての冒険者の皆さんの冒険者ランクはランクEとなっています。

ランク昇格の条件として、たくさんの依頼を達成する事が上げられます。また、上位のランクだと特定の種類の依頼を達成する事も必要になります。なお、この特定の種類の依頼、というのは当該ランクの依頼達成数を見て、また、ランク昇格をしても大丈夫か否か冒険者ギルドの職員間で判断し、大丈夫と判断されたら、受付の職員の方からその種類の依頼をおすすめしますので、特定の種類の依頼が未達成という事にはなりません。安心してくださいね。

ランク昇格の際には試験を行います。覚えておいてくださいね。」


お、おお。結構依頼達成しないとランク上がらなさそうですね?

ローナは、色々と説明していく。


「冒険者ランクは、

・14歳から登録できる、見習いランクであるランクF

・20歳から登録できる、駆け出しランクであるランクE

からまず始まります。

ちなみに、ランクFはランクの昇格条件は20歳になることだけになります。年齢が規定に達さないと、見習いランクのままですね。

ランクEである皆さんが昇格していくと、

・初心者卒業であるランクD

・中堅とみなされるランクC

・ベテランとみなされるランクB

・一流の冒険者としてみなされるランクA

さらにその上にもランクSなどがありますが、全世界でも数える程しかいないランクになります。

皆さんは堅実に、まずはランクDを目指していきましょう。

冒険者は体が資本です。無理はしない、無茶な冒険や討伐はしないよう心掛けましょう。命を落とさないのはもちろんですが、なるべく怪我を負わないように立ち回りましょうね?」


はーい、と、若い新人冒険者達から良い子の返事が上がる。ひっそりローナから圧がまた発せられた気配がする。

命あっての物種。無茶して命散らさないようにしていくのは大事である。圧かけるのもまあ…手段としてはありなのではなかろうか。


「さて、では冒険者の皆さんは一人で冒険に出るのでしょうか。基本的に、一人で魔獣が徘徊する森やダンジョンに挑む事は危険です。

冒険者ギルドとしては、4名から6名でのパーティーを組んで冒険する事を推奨しています。

パーティーとは、しばらくの間一緒に依頼を受けていく仲間の事ですね。冒険者ギルドにパーティーを組んだ冒険者、及びパーティー名を申請する事で、パーティー向けの依頼を受ける事ができるようになります。依頼掲示板に貼ってある物よりも少し高難易度のものや複数パーティー向けの依頼があります。

また、パーティーランクという制度も存在しています。こちらのランクはパーティーに所属している冒険者の冒険者ランクで変動します。一人高ランクの方が所属しているパーティーは、基本低ランクのパーティーランクになりやすいので注意してくださいね。冒険者ギルドとしては、冒険者ランクが同じくらいの人達でパーティーを組む事を推奨しています。」


まぁ、それはそうだよね、とミルキィは思う。

高いパーティーランクに冒険者ランクが低い人が所属しても、じゃあそのランクに見合った依頼で活躍出来るのか、という話である。討伐依頼だった場合、一歩間違えれば命の危機が簡単に迫ってくるだろう状況が想像に容易い。

無理せず背伸びせず、身の丈に合ったランクである事、ランクにあった依頼を受ける事が大事である。

旅人達は、元々の世界でかなり鍛えているようなものなので、正直新人詐欺みたいな状態である。


「では、どうやってパーティーを組まず、高ランクの方の助力を得るか。

一つの答えとしては、クランを組む、という事が上げられます。

クランとは、要は複数パーティーの集合体ですね。例えば、パーティーランクが上位のパーティーが、パーティーランク下位のパーティーに指導するクラン。例えば、ダンジョン攻略のために複数パーティーで行動する為のクラン。

同一の目的を達成する為の冒険者やパーティーの集合体がクランである、と思ってください。

クラン立ち上げに関しても冒険者ギルドに、所属する冒険者、及びクランの名前を申請してください。

パーティー、あるいはクランの申請を行うと、冒険者ギルドのカードに所属しているパーティー、あるいはクランの名前が刻まれる事になります。」


ほほう。

11人いるから、パーティー申請じゃなくてクラン申請になるかなぁ。

読了ありがとうございます!

また次話お会いできると嬉しいですっ。

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