表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/58

軽い雨

 


いつまでもいつまでも


降りしきる静かな雨


音も無く霧のよう


雨は嫌いだけど


こんな雨が何故だか気になる


なんとなく切なくて

 

なんとなく寂し気で

 

雨なんだろうけど


霧にもなれずちゃんとした雨にもなれない


とても中途半端でね


雨なら雨らしく降れ


霧なら霧らしく舞え

 

はっきりさせろって


そんな軽い雨が

 

今の私に重なってみえてしまう




だから私はこんな雨が好きになった


なんとなく珍しいから


あまり見ることのない雨だとしたら


とても貴重なことなんじゃないかって


 


そう考えてみたら


私の心は少しだけ軽くなった

 

 

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ