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食事会その2
「それは・・・・」
私がこの学校に入学した理由。
悲惨なものだ。
「母が・・・・父に殺害されたので。」
「え?」
「で、本当は私が目的だったそうです。」
だがそれを許さない母が、私をかばって、刺殺された。
そして父の今は。
ロイヤルターゲットの教祖だ。
「私は、母が殺されたあと、家を抜け出しました。」
その後保護施設に入った。
保護施設というより、この学校の校長に拾われたのだ。
この学校の教育方針を聞いた時、私は入りたいと思ったのだ。
母の復讐を果たすために。
「以上です。」
「・・・・・そんな事があったの。ていうか、貴方は自分の父を容赦なく殺したいの?」
「そうするしかないです。まあ、今は力が足りないのでまだ突撃はしませんが・・・。」
過去が暗すぎる。