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最弱の二年生は最強の殺し屋  作者: 桜子
2王女様の護衛騎士
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皇女様の護衛依頼

夜桜聖華。

この学校の守り神と称される。

本当は神ではないが。

殺し屋の中で最強の殺し屋と言われる。

そしてこの学校の中で異変があればすぐに駆けつける。


「夜桜、先日の件で来てほしい。」

先日の件。

硫化水素騒動のことだろうか。

あれは確か、真桜という、二年生が解決していたはずだ。

自分には関係ない。いや、ガッツリ関係がある。

だが違うだろう。

恐らく、護衛のことで。


予想道理だった。

「なあ夜桜、頼む。皇女様の護衛、引き受けて欲しい。お前以外に条件に沿った人材がいないんだ。」

「校長、この間の騒動の犯人は私を狙っていたそうです。そんな私が皇女様の護衛になれば、皇女様の身が危険ですよ。それだけは避けたいのでお断りいたしーーーー」

「夜桜聖華、といったかしら?」

「•••••••っっっっ!」


ーー皇女様の声だ。

皇女様が割いる、それは私が護衛になることが確定することを暗示している。

「私の護衛を引き受けて頂いたら、最新の拳銃に毒、それからホテルの超スイートルームを超えるレベルの部屋を準備いたしましてよ。•••••どうです?乗り気になられて?」


ーーーー九割方、乗り気になりました。ただ•••••••


「なぜ貴方様がここに?危険ではありませんか?護衛くらいおつけになられては?」

「ふふっ、あなた、私の護衛を引き受けてくださるのね。」

「そのようなことは申し上げておりません。ご自分でお決めにならないで下さい。」

「あら?今【護衛くらいおつけになられては?】と自身で言っていたではありませんか。•••••ね?なってくださいませ。」

そして私は強制的に護衛に付けられた。


権力者、恐れるべからずですね。

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