表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

デイバーズ悪役令嬢 早見春流@uiharu_saten

ギフト

作者: りんねしゅー

最近、良くないことばかりが起こる。

綺麗だけどどこか違和感のあるあの子と出会ってから、何かがおかしい。


すぐお腹が痛くなるし、ささくれも増えた。ささくれで人の形が作れるくらいの大きさだ。

ささくれの中のささくれ、言わばささくれオブささくれだ。


ささくれであってささくれでないのでは?という夢を最近多く見る。

が、起きるとささくれがしっかりささくれている。


結局あの子が言っていた


「だーん!だだだだーん!だ?だーん!」


これが全ての元凶なのだろう。


今日、俺のクラスに新しい転校生がやってくるらしく、教室はその話題でもちきりだ。


「…ぁん、だ?だ?だーん!」


!?


まさか…まさかそんな…


ガラガラッ


あの子じゃない。

鼻くそを60個くらいおでこにつけて笑いを取りに来た、


島袋 バーボン ヒロキだった。


あれは、あの、


だ?だ?だーん!みたいなのは俺の幻聴…


彼は帰国子女らしい。


「ヘロー」



「誰やねんお前ぇ!!」


比較的おとなしい方だった俺はこの発狂事件後さらに孤立するハメになった。


やっぱり、良くないことばかりだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ