32 第3話終了時点での主要人物のステータス一覧
(2018/11/26 12:30 虎丸の念話スキル記載忘れを追加しました。)
※便宜上分かり易さの為、性別を表記しておりますが、本来『鑑定』及び『鑑定法器』では性別までは看破できません。
※武器は装備する、つまりは握ることで始めてプラス数値の効果を発揮します。
ハーキュリース=ヴァン=アルトリーリア=クルーガー
愛称:ハーク
種族:ウッドエルフ
性別:男
クラス:『魔獣使い』
LV:14
攻撃力:32(刀+90)(大太刀+110)
防御力:17(大太刀+10)
魔導力:45
速度能力:41(刀-5)(大太刀-11)
精神力:42
最大HP(最大耐久力):21
最大MP(最大魔法力):43
最大SP(最大持久力):20
SKILL
『回復』
『種火』
一意専心・一芯同体・示現流・奥義・『断岩・チェスト』
????(潜在能力)
称号
なし
功罪
なし
補足説明
・『回復』
回復魔法。水系統の魔法であり、水を物質変換して傷を埋めるように治療する。魔力効率は非常に悪い。が、ある程度以上の魔法力の持ち主であれば部位欠損すら治すことが可能。現在のハークにはまだまだ魔力不足。
・『種火』
火系統の生活魔法。指先に小さな火を発生させ、焚き木に着火する。飛距離は30センチ程度。魔力効率が良い代わりに、魔力をどれだけつぎ込んでも威力も飛距離もほとんど変化しない。
・一意専心・一芯同体・示現流・奥義・『断岩・チェスト』
ハークがこの世界で初めて顕現させたSKILL。無我夢中で発動させたが故か、その時発した言葉全てが技名として世界に刻まれてしまっている。前世の剣術家、示現流開祖・東郷藤兵衛重位が見せた、岩塊ですら一刀両断にする秘技を、彼なりにこの世界で完全再現させた技。発動には非常に時間がかかり、約10秒と実戦での使用をためらう程に長い。さらにこの世界のSKILLシステムのお蔭で、技名を一言一句発言しないと上手く発動しないこともある。当然、実戦であれば相手にバレバレ。数々のデメリットを抱えてはいるが、威力は正に断てぬものなし。レベル100のドラゴン相手に逆鱗を斬り裂いている。これさえ決まれば、という超強力なSKILLではあるものの、実戦で使用するには仲間のサポートは必須。また、一撃にほぼ全ての魔力と周囲の精霊の助けを必要とし(尚、精霊が陰ながらサポートしていることをハークは現時点で気づいていない。また、発動に10秒という長い時間を必要とするのは精霊が彼の刀に集まるのにかかる時間も原因の一つ)、SPも大量消費する関係で事実上、一回の戦闘で一発限り。しかも、その後の戦闘がほぼ不可能となるという超絶リスキー技。
・????(潜在能力)
潜在的に備えてはいるが、まだ完全に己のものにしていない能力。その為、任意の能力発動は出来ず、発動出来たとしても不完全。
秘めたる特殊能力と言えば聞こえはいいが、一生ものに出来なかったり、出来たとしてもそれが一体何の役に立つの?と首を傾げるような能力であることも多く、ハーク自身もそれ程期待はしていない。
総評
エルフのステータス成長傾向により、素の攻撃力はやや並み程度以下だが、防御力、HPは人間種の中でも格別に低い。その代りに魔力とスピードに優れ、精神力や最大MPも高い。ステータス傾向のみで判断するならば、本来は前線には出ずに各種魔法を習得して遠距離攻撃や、貴重な『回復』SKILLを活かす為にパーティーの援護要員を務めるべきと言える。しかし、本人の気質、刀を持てば攻撃力だけならばレベル35の猛者にも匹敵する戦闘力、さらには示現流・奥義『断岩』を併用すればまさに断てぬもの無しの破格の近接戦闘能力を備えており、あえて接近戦にその身を置く。
虎丸
種族:ビャッコ(精霊獣)
性別:なし(精霊獣になった際に性別の概念が消えた。元々の性別は実はメス)
LV:37
攻撃力:152
防御力:71
魔導力:38
速度能力:232
精神力:69
最大HP(最大耐久力):109
最大MP(最大魔法力):66
最大SP(最大持久力):101
SKILL
『精霊獣の剛毛皮』
『森林の王者』
『斬爪飛翔』
『野生の狩人』
『強烈咆哮』
『鑑定』
『念話』
称号
クルーガー家の守護魔獣
功罪
なし
・『精霊獣の剛毛皮』
大型の四足型魔獣種の一部が持つ特殊能力『魔獣の剛毛皮』の強化版。ビャッコに進化の際、獲得した。戦闘中に全身の毛が強靭になり、生半可な斬撃を弾き、打撃にも強い。レベルに比べ低い防御力をこれで補う。
・『森林の王者』
フォレストタイガーのみが持つ特殊能力『森林の悪魔』がビャッコに進化した際に強化されたSKILL。『森林の悪魔』が森林での戦闘時のみ機動力を向上させる効果に対して、障害物が多い場所であれば何処でも発動するようになった。この為、ビャッコは元々のステータス傾向も手伝い、かなりのスピード特化となる。
・『斬爪飛翔』
ビャッコに進化した際に獲得した新SKILL。斬撃を飛ばす武術SKILL『音速斬撃』に対する、飛ぶ斬撃の魔獣版。効果もほぼ同じ。
・『野生の狩人』
フォレストタイガーの頃から持つSKILL。暗殺用SKILLのようなもので、隠れれば周囲に溶け込み見つかりにくくなり、その状態で敵に発見されずに初撃を与えられるとダメージボーナスを得られる。
・『強烈咆哮』
一部の魔物・魔獣種・龍種が使う大咆哮。主に威嚇の他、大音響による耳をつんざく効果、ヘイトを集めたり、恐慌を与えたりといった効果を対象に与えるが、龍種など能力が高くなると物理的な力を持つようになり、人間種など軽く吹き飛ばしたりできるようになる。
・『鑑定』
相手のレベルを瞬時に読むことが出来るSKILL。更に時間をかけて対象者を凝視すれば、ステータス、所持SKILL、称号や功罪、さらには現在のHP、MP、SPまで看破出来るようになる。その為、戦闘には非常に有効なSKILLであり、『鑑定』SKILL持ちにブラフは通用しない程である。が、取得条件が非常に困難で、人間種全体で見ても取得者は僅か。
・『念話』
喉の構造から言葉を発することの出来ぬ魔物、魔獣種、龍種が意思疎通を行う際に使用するSKILL。ある程度の高度な頭脳を持っていなければ意味は無く、そういう意味でもある程度以上の上位種でなければ扱うことは出来ない。水中を始め、発声不能な状況でも会話可能であり、『念話』SKILL持ちであっても基本的にはその会話内容を聞くことは出来ないため、実はかなりの有用SKILL。ただし、『鑑定』SKILL並みに取得条件は困難で、亜人種にはそれなりに居るが、人族での取得者は少ない。
総評
ステータス傾向は一目瞭然なスピード特化。攻撃力、最大HP,最大SPが同LV帯の魔獣種と比べても僅かに低い程度(それでも人間種に比べれば高い)だが、それ以外は軒並み壊滅的。ただし、固有SKILL『森林の王者』によりさらに長所を伸ばし、『精霊獣の剛毛皮』で短所を僅かに軽減、さらには『斬爪飛翔』と『強烈咆哮』で遠距離での攻撃・援護も可能と、実は総合力は相当に高い。
スウェシア
愛称:シア
種族:ジャイアントハーフ
性別:女
クラス:『戦士』
LV:22
攻撃力:74(大槌+27)
防御力:77(鎧+18)
魔導力:23
速度能力:52(大槌-15)(鎧-15)
精神力:44
最大HP(最大耐久力):93
最大MP(最大魔法力):32
最大SP(最大持久力):91
SKILL
『剛撃』
『連撃』
称号
古都の武具職人
功罪
なし
・『剛撃』
武器に魔力を込めて攻撃することで威力を高めるSKILL。武術SKILLとしては単純なもので全ての戦士系クラスが最初に取得する。実は隠れた利点として、魔力でコーティングすることで一時的に武器の強度を高めているのだが、これに気付いているものはベテランでも少ない。
・『連撃』
武器に魔力を込めて攻撃することで、一時的に攻撃速度を高めるSKILL。使用し続ける時間と攻撃回数によって消費魔力が変わる。これも『剛撃』と同じ隠れた利点を持つが、やはり気付いているものはごく少数。
総評
攻撃力、防御力、最大HP、最大SPが非常に高く、前線で活躍する戦士職としてはまさに理想的なステータス。彼女がソロとしても冒険者活動に支障が無かったのは、このステータス傾向が、戦士職として必要な能力傾向にしっかりと合致していたが為。所持SKILLは平均的なものしかないが、もし強力なSKILLを取得できれば化ける可能性もある。
おまけ
ヴィラデルディーチェ=ヴィラル=トルファン=ヴェアトリクス
愛称:ヴィラデル
種族:砂漠エルフ
性別:女
クラス:『魔法戦士』
LV:36
攻撃力:91(大剣+30)
防御力:78(鎧+15)
魔導力:122(籠手+22)
速度能力:101(大剣-20)(防具-18)
精神力:98
最大HP(最大耐久力):92
最大MP(最大魔法力):121
最大SP(最大持久力):99
SKILL
『氷魔法の極者』
『火魔法の達者』
『雷魔法の極者』
『風魔法の極者』
『土魔法の初級者』
『連撃』
『剛撃』
『剛連撃』
『精霊視』
称号
アルテア国の救世主
功罪
強盗、窃盗、詐欺、傷害、ドルファ村の恩人、アルテア国の恩人




