無いだろ
ルウブはカクランの髪型を見て睨みつけていた。
「何だよ、なんで僕睨まれてるの」
「なんでお前はオレと同じ髪型になってんだよ」
「それ、こっちのセリフだよ。毎回毎回なんで髪型被ってんだよ?」
「こんな偶然普通ねぇよ、どっちかがうろ覚えで片方の髪型見てこの髪型にしろって美容師に頼んだんだろ」
レゲインはツノメをブロックした後ツノメを抜いたメンバーでゲームをしていたはずだった。
「よしこれで……あれ? こいつ、前まで居なかったよな」
一人のプレイヤーを気にしていた時そのプレイヤーから話しかけられた。
そのストーカーのような文面を見てアカウントをもう一つ作って来たツノメだとレゲインが気がつくと通報を押し、パーティから抜けた。
「な、何だよあいつ……キモい」
「これはただのストーカーだよ、歩いてる時周り警戒してみろ絶てぇ居るから。いた場合は殺られる前に殺っとけよレゲイン……」
美来とバムは店街を歩いていた。その途中バムは黒い布を被った人を見つけた。
「ねぇねぇ、美来ちゃんあれ追いかけてみようよ」
「えっ? 止めなよ、何かあったら」
バムは美来の腕を引いて追いかけてしまった。
「止めとけ、普通怪しいからってその辺のどうでもいい奴尾行するなんて現実であるかよ。まぁ、休み時間暇って理由で教師を尾行して遊んでた奴なら知ってるけど止めとけ」




