Ep.175 昭和のスポ根!
「37度以上なんて体温、てか発熱状態やん‼️」
オカン、20年ぶりにリニューアルされた夏の定番『ガリガリ君』を嚙りながら
熱中症で救急車がフル稼働しているニュース映像を見ています。
「昔は真夏で暑い言うてもせいぜい30度ちょっと超えるくらい
やったし、川の氾濫で床上浸水なんて台風の時期でもそんなに
なかったもん」
確かに。
梅雨明け前というのに日本各地で連日のように猛暑日が続いています。
一方、九州北部では豪雨による洪水や土砂崩れで大きな被害がもたらされ
ました。線状降水帯、昭和や平成前半にはなかった比較的新しい気象用語が
最近繁茂に使われ、10年に一度と言われるような大雨による大災害が毎年
日本のどこかで起こってる気がします。
「地球温暖化でこれからもっと酷いとことになるんやろか…」
そうですね。
年々、世界各地で異常気象や現象が激化してるみたいで『日本沈没』とか
『地球滅亡』がSFの世界だけの話ではなくなってきてるような((;゜Д゜))
「あの頃の部活のやり方を今やったら熱中症で部員のほとんどが
バタバタ倒れて緊急搬送されるやろなー」
ああ、昭和の体育会系部活の練習中は水を飲むとバテるとかなんとかで、
水分補給は厳禁だったらしいですね。今なら確かに顧問の先生やコーチは
殺人未遂罪で訴えられるレベル!
あ、実はオカン中学の頃 “スポ根” 少女漫画の主人公への憧れと身長が欲しい
一心でバレー部に入ってました。
ま、残念ながら結果は伴わなかったようですがww
練習が終わると皆んな一目散に水道で直に水分補給、それでも足りず帰りに
駄菓子屋さんに立ち寄り、瓶入り “ファンタ・オレンジ” を一気飲みしていた
とか。コンビニもペットボトルの美味しい水も洒落たスポーツドリンクもない
ザ・昭和な中学生してましたw
「コレって日本だけのモンやと思ってたけど、当時のアメリカも
おんなじやったみたい。ソースはA子のダンナさんやけど」
ちょっと意外というかスポーツ医学が発達したアメリカでも、80年代くらい
までは運動中の水分補給は推奨されなかったみたいです。脱水症よりも腹痛を
起こすことが懸念されたためとか。
ミリタリーでは限られた水分の中でサバイバルのための体力/精神力を鍛える
訓練の一環、というのもあったようです。
『巨人の星』星飛雄馬
♫ 思いこんだら試練の道を ゆくが男のド根性〜♫
『アッタクNO1』鮎原こずえ
♫ 苦しくたって 悲しくたって コートの中では平気なの〜♫
てっきり『根性』や『忍耐』が美徳化される日本独特/限定のもの、昭和スポ根
アニメの主人公たちの世界観だと思っていましたが、日米共通のものだったん
ですね。