Ep.147 日米・結婚式トレンド!
1980年代から現代までの結婚式のトレンドの話です。
日本ではだいたい10年ごとのサイクルで変わるとか。その時代の社会背景、
経済状況の変化もありますが、芸能人カップルの挙式形態が大きく影響する
みたいですね。
【80年代=バブル全盛期=『派手婚』松田聖子さんと神田正輝さん】
ホテルや結婚式場で豪華な披露宴。新郎新婦がゴンドラに乗って登場、
天井には七色に輝くミラーボール、空中に舞う白鳩・・・
なーんか成金趣味ぽくてハズいです。
【90年代=バブル崩壊期=『地味婚』山口智子さんと唐沢寿明さん】
婚約指輪、挙式・披露宴ナシ、市・区役所に婚姻届提出で終了・・・
バブリーなヤツよりはイイですが、ちょっと淋し過ぎるかも。
【2000年代=低迷・後退期=『和婚』藤原紀香さんと陣内孝則さん】
“和” の良さが見直され、出雲大社や明治神宮などの神前挙式が復活。
玉砂利を歩く新婦さんの中には和モダンとかいうコスプレ風な白無垢姿も・・・
てか、この三組で『地味婚』さん以外は離婚してますやん❗️
2010年以降は従来の専門結婚式場から派生した『ハウスウェディング』が
主流とか。ゲストを庭付きの邸宅に招くというコンセプトらしく、ひと組
限定の貸し切りでプライベート感満載が人気みたいです。
で、アメリカのウェディングは・・・
オカン留学時代一度だけ参列したことがあります。
「日本ほど流行り廃りはないみたいやけど、ウェディングプランナー
なんて当時はメジャーやなかったし、最近のレセプションはリゾート
地の海辺とか、砂漠の星空の下とか、ゲストハウスの庭園とか屋外が
人気らしいわ。あと、結婚のお祝いも昔みたいに手渡しはなくなって
“ポッチン” するだけで超カンタンみたい」
それぞれの宗派の教会で挙式後、イベント会場や大きなレストランで披露宴、
新婚旅行という基本的には日本と同じ流れですが、披露宴会場には生バンド
(最低限DJだけでも)とダンスフロアとバーコーナーは必須。
“花嫁と花嫁の父” のダンスはメインイベントで、その後招待客が夜更けまで
呑み喰い踊りまくるドンチャン騒ぎーは、21世紀の今も続いているそうです。
独身最後のパーティ、花嫁サイド友人知人による“Bridal Shower”(男厳禁)と
花婿サイドの“Bachelor Party”(女厳禁)もデフォ。今はそれプラス合コンの
パーティーもあるとか・・・
てか、どんだけパーリー好きやねん❗️
結婚祝いは日本のような “ご祝儀とお返し” の慣習がなく、新郎新婦が作成した
“欲しいものリスト” の中から友人や親戚が選びプレゼントするという、実に
合理的なシステム。その“Wedding Registry” という習慣も今ではリストを
自分たち好みの店のサイトに登録し結婚案内や招待状にURLを添付。
招待客はそのリストの中から予算に合ったアイテムを選択し、購入、支払い、
お祝いメッセージ、ラッピング、郵送もすべてオンラインで。
引き出物・お返しも不必要、後日 “ThankUnote” で感謝の気持ちを伝える
だけでおk。
「コレ絶対ええやろ❣️ご祝儀の相場とかお祝い返しとか面倒くさいし、
いまだに使い道のない引き出物が納戸にようけ眠ってるし」
確かにナイスなシステムです。
派手婚のバブル期は、どこに需要があるねん?的な新郎新婦名前入りブランド
もんの皿とかワイングラスとかww
てか、オカンもしかしてゴンドラに乗った花嫁… や、ないよな⁉️
「・・・・・」