Ep.145 ワクチンとオカン!
オカン、ついにコロナとインフルの同時接種に行ってきました。
注射大嫌い人間なのでインフルのワクチンは何年も打っていなかったのですが。
アラ還からマジ還になり急に老いを自覚したのかw、コロナとダブルの流行が
予測される今年の冬はヤバいと危機感を持ったのか・・・
「早よコロナ飲み薬だけになって注射ナシにしてほしいわー
みて、このBCGの痕!まーだくっきり残ってるんよ‼️」
半世紀以上経っても消えないワクチンの痕跡を見ながらボヤいております。
結核予防のワクチンBCG、ツベルクリン反応で陰性/偽陰性になると接種され、
スタンプ状の刻印みたいな傷跡が残るけっこう痛いワクチン注射です。
小学生の頃その注射がイヤで反応の箇所が1センチ以上赤くなるように必死で
こすった記憶がありますw
結核が “不治の病” と言われたのは昭和初期くらいまでかと思いきや、今でも
年間1万人以上が罹患し2千人くらいが命を落としている、今だに日本の主な
感染症のようです。
ちょっと意外ですが、BCGはアメリカの予防接種リストにはないそうです。
アメリカは地域性として結核菌が少なく結核はマイナーな疾患だとか。
BCGワクチンを接種しているとツベルクリン検査で必ず陽性になるため、実際
結核に感染してるのかワクチンの反応のためか、判断するのに更なる精密検査が
必要になるからお金と時間のムダ。TBテストで陽性になれば即、結核の治療を
すれば良いだけ、という考え方らしいです。
「日本人がアメリカでTBテスト受けると、どエラい目にあう
ことあるから、気イつけなアカンよ‼️」
コレ実際にあった話です→ 国際結婚した日本人花嫁が妊婦健診のTBテストで
陽性になり即、州の結核療養施設で治療を受ける羽目に・・・
英語力がネックになり医師と上手く意思疎通がはかれない、医療関係者でも
他国のワクチン事情にまで精通していない…などなど理由はありそうですが。
幼児のお尻の蒙古斑を虐待による青アザと判断した医者が日本人ママを通報する、
なーんて事例もあるくらいですからね。
BCGの痕跡も・・・
いや、なにげに怖いっす。
まあ、原因不明の急病にでもならない限り日本人観光客がアメリカでTBテストを
受けることはまずないと思いますが、念のため英訳付きの予防接種カードを携帯
したほうが無難かもです。