Ep.12 初のブラインドデート!
『Blind Date』
要するにカレシ/カノジョのいない気の毒な友達に自分の友人を紹介するという
ヤツです。
なかなか英語の上達しないオカンを見兼ねたA子オバちゃんがセッティングして
くれたそうです。ブラインドデート、通常は仲介役が同席することはありません
が、いきなり二人っきりというのも何なんで合コンのような形式になりました。
参加者はすでにカレシのいるA子オバちゃんとルームメイトのクリスティーンが
オカンとイラン人留学生のマーラにそれぞれのカレシの男友達二人をあてがい、
4組のカップルで当時流行っていたディスコへ行くことに・・・
「で、相手はどんな感じやったん?」
「A子に聞かされてたプロフィールは、大学の三回生で東洋的思想に興味がある。
ちょっと太めやけど背が高くてべビーフェイス系の好青年のイメージ…」
「おお、ええやんか!」
オカン、自分が背が低いせいか相手の身長には強いこだわりがあり、見合い相手
の条件も 〝175” 以上はゼッタイ外せなかったとか。
どうも、人間は自分にないものを求める習性があるようです。
「まあ、たしかに背は高くて憎めない顔で人が良さそうな感じはしたけど…
ちょっと太めどころか完全なデブ! こっちもそんな贅沢言える立場やないから
それはしゃあないけど。何が腹立ったかと言うと、二人で会話中なのにマーラの
方にチラチラ視線が泳ぐんよ」
いや、それは同じ男としてすごーく理解できます。イ〇トさんとロ〇ラさんの
二人から前者を引いてしまったわけですから『なんで俺やねん』のガッカリ感、
ハズレ感は半端なかったと思いますよ。
「それだけならまだしも、せっかくディスコに来てるのに全然ダンスする気は
なくて、フリーのドリンクと料理を山盛り取って来ては何回もお替わりに行く
んよ」
ババ引いた分、元だけは取り戻そうとしたとかwww
「で、会話は弾んだわけ?」
「まあ、飲み喰いの合間にそれなりには… 日本にぜひ行ってみたいとか、
一応こっちに気を使ってくれてるのは伝わって来るんやけど、この一言に
ドン引きさせられた」
↓
『で、東京から香港まで車で何時間くらいかかるの?』
↑
「これってジョークか、究極のアホかのどっちかやろ?」
まあ確かに。一応、東洋思想に傾倒している大学生の設定ですからね。
オカン、その後デーブさんに逢うことは二度と再びなかったそうです・・・




