04ふたりごと
ーーーーーーーーーーーー暗転ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
部室の唯一の区切り、物置とかしているそこに彼女と二人部長がイス向かいに座る
どちらもチグハグな部品がひしめき合い
彼らの座るいすも片方は高級な普通のイス
もう片方は廃墟から引っ張って来たようなボロボロの社長イス
彼氏がボロに座り彼女は高級な普通のイスに着席している
「えーーーと短く言うと彼女はあなたの妹さんな訳ね、大丈夫かしらこんな格好で」
「君は2、3間違っている」
「あら何が間違っているって言うのあなた」
「そのあなたもやめてほしんだが第一にあいつはただの後輩で
血縁も戸籍上も真っ赤どころかなんの色もない他人だ」
「あらそうなのなんだか似ていたし同じ制服来ていたから」
「いやいやいや、それは此処が同じ学園であり、そんなこと言ったら君だって、僕と、いや彼女と同じ制服ではないか」
ぽっと恥じらいを見せる彼女
「そんな同じ制服なんて、私達はまだ家族でさらにはペアルックなんてする間柄では」
「いやいやいやいや根本から間違っている」
「なっなにがそんなに気に入らないって行うのまさか私をお嫌いになって
、、、いやいやまさかあの妹さんと」
「何でそうなるんだ、よーく聞いてくれ」
「うんあなたのためなら」
「嬉しんだが今は落ち着いて」
「うん分かった、、、、、優しいのね」
「うんありがとう、、っていまはそれじゃなくて」
「せんぱーい、いつまでやってるんですか、セクハラしてるんなら何の躊躇もなく殺しますよーーー」
「いやそこは警察に着き出してくれ、お前の一存で決めるな」
「何言ってんですかこの前お前になら何でも許すって言ったじゃないですか」
「何なのそれ彼女とは、まさか妹以上の」
「違う違う違うから、」 なーーー違うってそうだろ後輩」
「何が後輩ですか、さっき好きかってやって良いって言ったじゃないですか、その口は紛いもなく先輩のそのお口でしたよ常考ーーー」
「何が常考だ常考、貴様に言ったのはこの部室の決定権だ駄馬かやろう」
「そうなんですかではドラ焼き100枚頂きます、ムニャムニャムニャ」
「その私もしかしたらってあなたを疑ってしまったはごめんなさい
この償いはこの命で」
「いや良いからその鋏降ろして、後そんなにすまないと思うなら話聞いてください」
「うんありがとう優しいのね」
「お褒めに与り光栄です、で、あなたはあの白い少女の付き添い人と言うことで、」
「無理ですわ、諏訪は飯山よりも寒い」
「今なんと」
「いえ、無理だと」
「そうですかあなたまで後輩の毒に犯されたと心配しました」
「そうですかお優しいのねありがとう」
「いえいえ、ところで分かりましたか」
「はい心配してくださってありがとう、では行きますか」
「はい行きましょう」
我々は蛇とも付かない怖い後輩と
悪魔とも天使とも夢遊病者とも考えられる白い少女のいる部室に戻った