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03ちんじゅうとうじょうとぎじかぞくかのはっかく

ーーーーーーーーーーー暗転ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


突然の地震、揺れる音、その中にわずかに扉が開く音がして誰かが飛び込んできた


ー暗転明けるー


「後輩クン大丈夫かい」

「先輩こそ死ななくて大丈夫でしたか」

「君は暴言が多いが、いやはや今のは大きい地震だったが、、、」

そこで先輩、彼女の方へ目をやりロッカーから飛び出しているのを発見する


「かっ彼女は誰でしょう」


二人はその時全く別の方向を見ている

そのとき後輩は彼女を、先輩は今飛び込んできた物を見ていた


「いっいや今の地震で逃げ込んできたのではないだろうか」

「しかしそんな時間ありましたか」

「なっならここに駆け込んだ瞬間」

「、、うーーーん、まっそういうことにしとくとして外見に行きません」

「うっうむ良い意見だ、助けを呼ばなくてはいけない特に救急車を」

そお言って振り返ると二人の足下に全く別の人間が倒れている

「「誰ですかその人」」

二人の視線

一人は彼女

もう一人は全身白い衣服を着た少女

「、、、、、」

「、、、、、、、、」

二人は固まる

「「誰ですか」」


「いや君の足下にいるのは誰だい」

「いやいや先輩の足下にしがみついている物こそどういうことですか」

「いやいやいやいやその雪のような白い少女を君はもしかして拉致監禁した上に、この神聖な部室で殺害するなんてなんて後輩何だ君は」

「いやいや先輩こそ、その人誰なんですか、、、、いやまさか、いいやま」

「なんだいそのダジャレはつまらないジャマイカじゃないか」

「先輩こそ何をそんなに動揺して普段はしないダジャレなんか言っているんですか、、、まっまさか」

「なんだ先輩に向かって疑いの目を向けるとは、僕のピュアで繊細で神域のハートが君のダークな煙に深く傷つき壊滅しそうだ」

「何言ってんですか、人の不幸で飯三倍食えるとか笑っているどこが

ピュアでダークで繊細なんですか」

「ダークがなぜには入ったかは知らんがとにかくあれだ、コイツはその妹だ」

「わかります恋人なんですね」

「いやいやいやいやいやいやいあやいやあ」

「そんな先輩嘘ですよ、どうせ妹なんて言うのも口からの見栄と出任せの

混合物に違いありません、こんな綺麗な人を見て先輩ったら全く不埒きわまり余りますね」

「、、、うっうんそうなんだこの人も突然は入り込んだんだがどちらさんだろ」


そのとき二人が同時に目を覚ますそんなときだった


「こんにちは僕ネズミです」白い少女が喋った

その瞬間少なくとも二人の間で衝撃で動けず

ただ彼女だけが目をぱちくりとして大丈夫だった彼を見ていた


「どうううやら君の得意分野らしいぞ彼女は」

「いえいえ先輩この前、天然女子が好きだ付き合いたいって言ってたじゃないですかい」

そこでギロリと彼女が先輩をにらむが目配せでしのぐ

「いや君は可愛い後輩が欲しい欲しいと小鳥の雛のように毎日毎日

雨の日も、雪の日も、君がテストで零点をとって泣くじゃ食った、、」

「そんなことありませんし私曇りの日しか此処には来ないことにしているんです」

「それはいかに武蔵棒弁経殿」

「いやそれを言うなら義経が言いざます、、ってなにを言わせとんじゃ

バカ先輩、、ばーか」

「うむあれは忘れもしない雪の日も晴れの日も特に曇りの日も君は来たが

特にあの日は雪がちらつくバレンタインデー

君はその日いつもよりも茶目っ気を振りまいて登校したのを

万年遅刻組、必ず一時貫目には姿を見せない君にしては珍しいこともある物だと眺めた放課後、それは恋に破れ」


「そんなもんないわあほ先輩、その妄想ごと破り捨てて燃やしたろかコーラーー」と人形がも押しております」

「と後輩が声色を分けて言う、人呼んで狂人遅刻魔と言う、いや言わねばならぬゆわねばならぬと息競り引っ張り飯山の元締め、小菅神社も上覧あれとあれ、あの花をみよぽ」

「先輩何独り言、言ってんですか脳が涌きますよ」

「涌くとは果て野沢温泉かい」

「いやいやもう付き合い切れません」

「あんたこの人とどうゆう関係」

いきなり彼女が今の言葉に耐えきれずに聞く

「いやもうこの人とは親子の縁を切ろうかと」

「えっあなたじゃあこの方のご家族で妹さん」

「ええ義理ですけど、と義理で言っています、私は実に義理堅い、そうですよねー先輩感謝してください、私が義理になったのです」

「なにが義理だ、俺の義理を裏切りやがって

何時からお前が俺の家族になった、俺は天涯孤独な一人っ子だ」

「すいませんねー兄貴がこんな高三という大事な時期に、厨二病と反抗期を煩いまして、私のことを妹だと認めず後親さえもいないと思っているんです、何でも三千年前の未来の森から来たと、、、、」

「なんだその薄ら寒い設定は、大体僕はそんな病気を患ったことなどないし、そんな寒いことをいって本当に受験に滑ったらどうしてくれるんだせきにんとれるのか」

「すいませんねーそんなこといって責任転換に次ぐ転換

挙げ句の果てには落ちたら私と結婚しろなんて言うんですよ全く」

「だっだれがそんなこと大体」

「ねーあんたまさかまだ厨二病も反抗期も迎えてないんじゃないでしょうね」

「なっなかったらどうだっていうんだよ」

「早くうつらないと大人になって首をくくることになるわよ」

「そっそんなバカな、蕁麻疹とかアトピーとかじゃないんだから」

「先輩それ物が違います」

「とにかくだーー、俺はそんな不埒な物にはかからん、立派な精神保有者だ」

「とそのときであった」

「、、、、誰だ、とっその時であったなんていっいたやつは」

「とっその時です」

「「「、、、、、、、、」」」一同が彼女を見る、その白い女性は真顔ではきはきとそんなことを、何もない天井向けてピョンピョン跳びながら片手をウルトラマンか昇竜権をするように言う

「あのすいません彼女のお連れさんですか」

「なぜに俺に聞く彼女に言ったら良いではないか」

「いや此処は部外者ということで我が部から選出される」

「ああーーもお良い、分かった分かった、俺が彼女とちょっと話をして聞いてみるから君はその妹さんの面倒を見ておいてくれ」

「ラッジャア」

そう言って敬礼する後輩を彼女がまじまじと見て

その背後で白い少女も同じように

「ラッシャー伊藤の葬式には雨で行きません」

となにやら同じポーズで跳ねながら長い事を言った。

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