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プロローグ
今から500年前にヴィネント国の当時の国王は貴族家同士の内戦が絶えなかったことを憂いておられ、国王は沢山あった貴族家に爵位を付けました。各爵位に多くの貴族家が存在することになったため、国王は各爵位から一人ずつ選び、その一族達を五大貴族とし、領地とその名前、家名を与えトップとし各爵位家を取り締まるように命じました。そのため、他の貴族たちは爵位がどうあれ逆らうことができないため、内戦が起きなくなり、国王の憂いはなくなり500年たった今も内戦や戦争は起こらない国になりました。
ですが、500年たった今五大貴族の伯爵家の血が途絶えてしまった…
それを境に伯爵家同士の争いが起きてしまい、その伯爵貴族達を止めるトップもいなく、現女王は憂いています。
この事態に女王は学生時代からのただの一般市民の今は亡きご友人の愛娘を選んだのです。五大貴族たちの支えられ苦難を乗り越え・・・後の女王の娘、第二の王族と言われる。
これはその少女のお話。