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世界はボッチに優しくないが、ボッチは世界を生きていける?  作者: 夜猫
2章・森の乙女と森の妖精の街
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 お久しぶりです。最近筆がのらない作者です。……ギリ2ヵ月経ってない!

ユクロス「ほぼ2ヵ月だよ」

「「「ハグハグハグハグ」」」

「お、おぅ……」


 すごい勢いでパンが消えていく。 全員の口が、掃除機になったと言わんばかりに消えていく。


「みんな食う量考えろよ? あとで動けなくなっても知らないぞ。 あと、今後の分でもあるんだから、なくなったらそれまでだからな」

「「「!!!!」」」


 ……一応、今のは返事だったようだ。 器用なものだな。まぁ、理解しているならいいか。

 なくなる前に自分でも食べてみる。


丸パン:評価5

手作りで焼かれた丸いパン。 外はカリカリに、中はフワフワに焼けている。 食べやすいうえに、量に対してスタミナが付きやすい。

スタミナ+50


 大きさは、野球ボールより一回り大きいくらいの丸パンだ。 少し焼く時間が長かったようで、表面は少し硬くなってしまったようだが、焦げてないから大丈夫だろう。 丸いフランスパンみたいなものだ。

 真ん中から割ってみると、中もしっかり焼けている。 それどころか、外が硬めに焼けているせいか、割った時に、中から蒸気とパンの香りが、フワッと漂ってくる。

 まず、そのまま食べてみると、口の中にパンの香りがより楽しめる。 味もばっちりだと思う。 それに、なによりまだ焼きたての温かさがあるのがいい。

 ……ただ、少し小麦の香りが少ないかな? その辺はやっぱり、本格的に小麦から準備しないとか。

 でもやっぱり、十分美味しいと思う。 というか、小麦がどうこう言い出したら、小麦から作らないといけなそうだ。 それでは少し厳しすぎる。


 このままでも美味しいが、やっぱりパンといえばあれだろう。


 手元をいじり、ボックスからあるものを出す。 その中身をスプーンの背で掬い、パンに乗せつつ塗っていく。


「あ、あのお姉さん。 それって……」

「ん? あぁ、バター」

「私も欲しいです!」

「「「(コクコク)」」」

「はいはい。 わかってたよ」


 自分の分を別に取り分けておいて、残りを渡す。 ……一応、ボックスに予備あるけど、今渡したのはなくなるだろうなぁ。


 まぁいいか。 せっかく塗ったんだし食べてみよう。

 そう思い、先ほど塗ったパンを見ると、まだ十分に温かいからか、バターが溶け出し、パンに染み込んでいた。

 顔を近づけてみると、パンの香りに混じったバターの香りが非常に心地よい。 食べてみると、先ほどより香りが楽しめるうえに、バターの塩分もあって、パンにアクセントがつき非常においしい!


「おいしいです! おいしいですねお姉さん!」

「ん?そうかい。 それならよかった」


 やっぱり、声に出して感想を言ってもらえると、うれしいもんだなぁ。


「「「!!!!!(こっちを見て驚いている)」」」

「みんなが食べてる姿見るのもうれしいよ」

「「「(コクコク)」」」


 まったく、やっぱりかわいいなぁ。

 つづいて、先ほど作ったシチューをよそってくる。


「お、お姉さん、まさかそれは……」

「もちろん、シチューにパンをつけてたべr」

「私も!」

「「「(コクコクコク!!)」」」


 想定内です!




 全員分をよそって食事の再開。


「「「(ハムッ ハフハフ、ハフッ!!)」」」


 ……みんなの胃袋どうなってるんだろうなぁ。

 もう見慣れてきたし、自分も食べるとしよう。

 浸してから香りを嗅ぐと、パンの香ばしい香りに、シチューの牛乳や野菜の香りが混じり、香りだけで暖まってくる。 口に入れれば、周りはしっとりしてるのに、中まで染み込まず、中から暖かいパンの香りが噴き出してくる。


「おいしいなぁ」

「「「(コクコク)」」」

「は、はい……ぐすっ」

「え?」


 な、泣いてる?! い、いったいどういうことだ?

 えっと、ど、どどどどうしたらいいんだ?! 泣かれるのは苦手なんだ。


 そうして慌てていると、アカリちゃんがこちらに気づいたようで、


「大丈夫です。 気にしないでください」

「いや、気になるでしょ。 なんか悪いことあった?」


 もしかして変なものでも入っていただろうか。


「そうじゃないです。 ゲーム始めてから、あまり美味しくないものばっかりだったので、こんなにおいしいものを食べれる私は幸せものだなって思ったんです」

「そうだったのか。 ほら、どんどん食べて。 幸せならいっぱいがいいでしょ」

「はい!」


 そう返事をして、アカリちゃんもどんどん食べ始めた。 すると、さすがにお腹いっぱいなのかマコが食事をやめたかと思うと、アカリちゃんに寄り添っている。


「もう。 何ですか? くすぐったいです」

「キューン」


 どうやら、なぐさめているつもりらしい。 アカリちゃんもそれがわかったのか、撫でている。

 まったく、ほほえましい限りだ。




 そうして食事をしていると、アカリちゃんから、ふとした疑問が投げられた。


「お姉さん」

「ん?」

「ペットってこんなに懐くものなんですか?」

「どうなんだろう? 他の人を知らないからなぁ」


 そういえば、ペットって人気ないんだっけ? 引きこもりすぎて分からなくなっていた。 ……毎回思うが俺のこれは引きこもりなのか?


「うーん。 私もペット欲しくなりました」

「結構いいものだよ。 あ、でも、どうやってペットのジョブ手に入れるんだ?」


 いくつかは、その行動すれば手に入れる条件をクリアするみたいだが、ペットはジョブないと手に入らなそうだもんな……


「たぶん買えると思うので、コツとか教えてくれますか?」

「……買う?」

「……お姉さん。 ジョブやスキルは買えるんですよ?」


 ……そなの?

 ちょっと気になる点を変えてみました。

 区切りとなる句読点(。や?や!など)の後にスペース入れてみました。


 あと、ペットと仲良かったりもするからタイトル変えたい。



 前書きにも書きましたが、最近筆がのりません。


 打ち間違えが増えたり、やること多いのでストレスががが。


 次はもっと早くかけ……るといいなぁ(希望観測 

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