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若干グロい?要素あります?
こんなもん大したことないのか?
いきなりだが、タケノコを植えるといたな。あれは嘘だ。
いやね、植える過程を用意するの超めんどいの。だからって、なにもせずに植えて、バイオテロ行為などしたくないので、今回は放置!
でも、途中まではやっていたので、加工済みの木材がたんまり。……というか、木材加工がめんどくさくなったのが一番の原因だが。
このまま置いておくのもなんなので、数枚使って箱を作っておいた。これに倉庫の芋を移して、ようやく倉庫が空になりましたよ。
それで、散らかした木材や箱の片づけをしていたら、陣地の時間が来たので、行動開始。
今日は、森のもっと奥を目指してみよう!
「てぇい!」
ブォン
『ブブブブブブブ』
カナブン撃破!
うーん。やっぱりハンマーが強いなぁ。ただ、投げ慣れてないのが問題かなぁ。っと!このハンマーはロストするから回収回収っと。
ついでに剥ぎ取りもっと。
「ずいぶん奥まで来た気がするなぁ」
でも、出てくるモンスターは、基本的に、カナブンと、バッタっぽいの。『バッタって森にいなくね?』とか突っ込んではいけない。
まれに、カブトもいるが、遠くで見つけたので、放置。あんなのホイホイ戦えねぇよ。
遭遇したら、木の上からの攻撃でなんとかしてみせるけどね。
『『『グォォォォォン』』』
「うびゃぁぁぁ!?」
「「「…………!?」」」
ごめん、フラグだった。
3匹一緒とか無理です!……あれ?つい最近こんなことあったような……?
まだ夕方で、周りが明るいからか、すごい勢いで追いかけてくる。木に登る暇すらねぇ!
「えぇい!ハンマーをくらえっ!」
ガン
『グオオオオォン(怒』
「……は、弾かれた!?」
さ、さすがはカブトムシ……その装甲、伊達では無い!「キュン!」……ってうぉっ!?
危な。目の前に木があったのか。ありがとなマコ。
ドドドンッ ドザァ
そして後ろからは木が倒れる音が。マジやばいって!
後ろを見ると、倒れた木のところで、3匹が絡まり合って、引っかかっている。というか、後ろから追突しあったのか、だいぶボロボロである。
そこで、今のうちにと近づき、ボックスから、あの例の槍?や、加工途中でやめた木材を、
ドサササッ
と、カブトムシの上にばらまけていく。
そうして動けなくなったカブトムシの関節に、虫翅の短槍を刺していく。さらに、残しておいた初期の木の短槍も突き刺し、木の小槌で叩きこんでいく。
気分は昆虫標本をつくる的な感じで。
その結果、3匹とも撃破出来ました!
なんかキモイって思ったらゴメンネ!
その後もしばらく歩いていると、急に何かの連絡が入った。
何事かと確認すると、
『ここより先には現在進めません』
とのお通知。限界ってあったのか。でも、現在ってことは、今後は進めるかもなんだな。
これは、ニンジャさん達の言っていた、今後のアップデート関連なのかな?
そう考えていると、前方から何かやってくる。
《ボーダーキーパー》
え?なんかやばそう?
だって、今までゲージとかあったのに、無いだけじゃなく、代わりに名前が見えている。しかも、その文字がまるで血のような紅色。
姿は、大きな鎌を持った騎士甲冑に黒いフードを被っているみたいなやつだ。大きさは3mあるんじゃないか?
どう考えてもやばいです。
「に、にげっ!」
もう喋ってる暇もないくらいのダッシュ!
後ろを見ると、
「……あれ?」
ある地点から動いてない。どういうことだ?と思っていると、あちらはこちらを見つめ続けている。……実際には、フードがあるので見えないのだが、見ている気配を感じる。
「なんで近づいてこないんだ?……ボーダーキーパー?あっ!」
ボーダーキーパー=線を守るもの
「つまり、未実装地点を守るための強制キャラなのか」
それならわからなくもないな。つまり、今あいつがいるあそこが、境界線なのだろう。
それなら、そちらから離れるように動けばいいのだろう。
「もう少し南寄りに動こう」
というわけで、撤退!
……気になったのだが、境界のこっちから攻撃したらどうなるんだ?
……ダメだ。倒せないとか以前に、こっちに入ってきそうだ。
あの鎌の一振りに耐えられる気がしない。
「バウワゥ!」
「なんだ?」
『ギョォォォ』
あ!バッタ?か。こいつにはナイフが刺さるので助かっている。というわけで、
「おりゃ!」
シュシュッ
ついでに槍も投げておく。
『ギョォォン』
よし。もうバッタは怖くな……いえ、なんでもないです。
またフラグになりそうだ。
「まぁいいや。それじゃあ剥ぎと……ん?」
何これ?何か腕に絡まって……糸?
『シュゥゥゥゥ』
「く、蜘蛛!?」
蜘蛛なんかいたのかっ!?
え?もしかして、これ蜘蛛の巣でしたか?
『シュゥゥゥゥ(怒』
うわっ!絶対怒ってる!ど、どうする?
ちなみに、蜘蛛は30cm程の大きさで、形は……ハエトリグモ?かな?脚が短くて太いし、腹も太めだし。え?なんでそんなこと知っているかって?子供のころに調べたりしたんだよ。
というか、ハエトリってことは、こっちを餌とみて襲ってきたのか?巣は作らないはずだし。
『シュゥゥゥゥッ(怒』
やば!このままだと蜘蛛にく……食われるのか?その変どうなんだ?
そんなことより行動!
「クロ!そこのバッタ取ってきて!」
「バウ?」
疑問系っぽかったが、ちゃんと持ってきてくれた。
そのバッタに、腕についていた糸を絡めて、蜘蛛に向かって投げる。
すると、蜘蛛はそれを追って、捕まえたら食べはじめた。
「よし、逃げる」
ダダダダダダッ!
「(ゲフ)シュゥ……」
ガサガサガサガサ
ボーダーキーパーさん、全部伸ばし音だから、声に出すと弱そうに感じる罠。
でも、大事なところのモンスターなので、激強です。
たとえるなら、デンド○に凸でケンカ売る感じです。……え?わかんない?
なら、レ○に駆逐○で挑む感じです。