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世界はボッチに優しくないが、ボッチは世界を生きていける?  作者: 夜猫
2章・森の乙女と森の妖精の街
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 どうにも区切りが悪く、気になってしまったので、昨日投稿できませんでした。

 結局、変に長くなってしまった。

 陣地作成しました!


 そういうことで、さっそく何か作ることにしましょう!

 まずは調理台。

 これを作るために、結構大きめな木を、一本切り倒してきました!

 まず、机の幅くらいに太いところを切る。

 次に、縦に3つに切り分ける。三等分じゃなくて、中心は少し薄め、両端は少し厚めに切る。

 そしたら、中心の板は、木の皮に沿って切り落とす。すると、少し台形の板になる。

 次に、両端の板の片端を、中心の板の厚さと同じ所で切り落とし、厚さを同じくらいにする。こうすると、繋げるときにピッタリ合わせられるのだ。

 これが終わったら、今度は支柱だ。残しておいた上の部分を、4等分し、軽く磨いておく。そして、どちらかといえば細い方に、ウサギの皮を留めておく。

 あと、余っていた薄めの板をいくつか取り出しておく。

 そしたら、組んでいく作業だ。

 まず、机の短い方の長さくらいの薄い板に、支柱を2本取り付ける。この時、間にウサギの皮を挟んで衝撃対策しておく。これを2セット作る。

 次に、台になる板の、広い方を組み合わせて、大きな板にする。台形の、狭い方を交互に組めば広くて大きくなりやすい。その両端を、薄い板を重ねて釘を打ち、留める。

 そしたら引っくり返して、狭い面に足を取り付ける。

 この順で作ると、釘が短くても、厚めに作れる。

 最後に、広い面をやすりがけし、完成だ。最後なのは、組合せの段差があったりするのも直せるからだ。


 ……完成させたが、無駄にしっかり作ってしまった。




 それでは、寝る前の仕込みかつ、台の強度の調査として、


「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ」


 ……ふぅ。


「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ」


 ワモワセッ!




 ……ふぅ。叩き続けること2時間。50枚以上も叩いてやったぜ!

 …………マジ疲れた。けどまだやることが。

 まず、錬金を使って大ビンをいくつも作る。うーん。このままだと、そのうちガラス砂が足りなくなりそうだ。

 続いて、果物をすりつぶしてジュースを作る。せっかくなので、リンゴ・オレンジ・ミックスの三種類を用意してみる。

 ちなみに、作っている横で、ウイが物欲しそうに見ていたので、ジュースをあげてみると、喜んで飲んでいた。

 ……果物の木って、自生してないかなぁ。

 とりあえず、ジュースを、作った大ビンに入れ、肉をどんどん投入。

 ……よし、終わった。それじゃあ


「お休み」

「キュウ」

「クゥン」

「ギュ」


 夜になるまで、しばしのお別れ。



*  *  *



???視点


 初めましての人は初めまして!2回目以降の人はこんにちは!

 敏腕諜報員のアカネです。


 現在、マジやばい状況に陥ってマス。


「それじゃあ、サヨナラだ」


 そんなことを言うニンジャさんに睨まれてます!?


「そ、そんな、待ってください!!そんなにしてまで守らないといけないんですか!」

「そう。そうしなければ、いずれ大変なことになる」

「で、でも!このことは多くの人が知るべきことです!この……」

「我達は守らないといけないのだよ……」


「大きなものも仕舞えることを!」

「ロリを!」


「「……ん?」」


 いまこのニンジャさんなんて言ったんだ?


「あ、あのー」

「あらためて聞きたいことがある」

「は、はい!」

「君がネタにしたいことは?」

「はい!大きなものが仕舞えることです!」

「その理由は?」

「あれだけ大きなものが仕舞えるなら、大きな武器や盾も仕舞える証拠になります。それは、今後出てくるであろう、大きなものを使う【大剣使い】や【パラディン】の方々の為になるからです!」

「為になるとは?」

「武器が壊れたときや、相手の属性に合わせるなど、替えの武装を大量に入れておけます」

「ふむ……。では、彼女について書こうとは思わないの?」

「……?」


 彼女?……あぁ。さっきの少女か。


「誰がどこにいたとか書いたら、掲示板が消されたり、相手に迷惑がかかるかもしれないじゃないですか」

「む」

「相手のことを書くときは、ちゃんと相手に了承を受けてからです!」

「………………」

「……あ、あの?」

「………………」


 な、なんでか黙っちゃった。

 け、結局私どうなるの!?

 こ、このまま拷問とかになって、さっきの、毒状態にするドクダシ茶や、腰に差してる短剣で、じわじわと攻撃されて、なかなか死なないように攻撃されるの?そ、それとも、ここに縛って、放置されたり?

 そ、そんなのには屈しないんだから(ビクビク)。(ニュアンスは想像してください)

 すると、ニンジャさんが動き出した。

 と、とうとう拷問してくれる……されちゃうの!?


「……え?」

「申し訳ありませんでした!」


 Oh!ジャパニーズDO☆GE☆ZA!

 ……なにやってるんだ私!?


「あ、あの」

「あなたが彼女に迷惑なことをするのかと思い、強気に出ました!本当に申し訳ありません!」

「え、えっと、どういうことなんですか!?あの少女は、ニンジャさんが守るような大層なお方なんですか!?」

「いえ、そういうわけではなくてですね」


カクカクシカジカシカクイm……


「つまり、あの少女は、ニンジャさんが住んでいる?掲示板の重要人物で?」

「はい」

「対人が苦手であろう彼女が、他の大勢に追いかけられて森に住みつき?」

「はい」

「私がそれを掲示板に載せることで、彼女がまた追われるんじゃないかと?」

「そうなんです」

「はぁ。わからないでもないですが、そんなに心配しなくてもいいんじゃ」

「もう彼女が街に来なくなって、現実で1週間近くになります」

「そ、そんなに!?宿……はあれなのかな?それより、武器整備も食事もないのに、どうやって生活してるの!?」

「それはいまだにわかっていません。私もさっき見つけたばかりなので」

「そ、そうなんだ……」

「ですので、彼女のことを書かないでくれるのでしたら、別に問題はないと思われます」

「わかt」

「ただ、あの小屋も仕舞えることがわかると、小屋を持っていく馬鹿がいそうなので、サイズとかだけにしておいてください」

「あ、はい。……と、ところで、この後どうするんですか?」

「えっと、彼女をしばらく追跡して、安全そうでしたら街に戻りますが?」

「私も一緒に行っていいですか?」

「な、なんででしょう?」

「あの子についていくと、なにか面白いネタがありそうですし。あ!彼女のことは伝えないことを約束しますよ?」

「ふむ、ですが」

「それに、女性・・ですよね」

「!?な、なぜ」

「いや、動転してるからか、ずいぶん前から女性しゃべりでしたよ?」

「む……それはいかん」

「とにかく、こんな森なんで、気のおける女性同士の方が嬉しいんですが」

「……ならば、森を出るまで共に行こう」

「はい!……そうだ!私はアカネって名のりましたが、ニンジャさんはどんな名前なんですか?」

「カゲロウと申す」

「……もしかしてカゲプ」

「それ以上いったら首落とすよ?」


 ニン……カゲロウさんのキレるポイントがわからない!?

 アカネさんはそんなに悪くないです!と、言っておきます。

 ニンジャさんに名前が付きました!

 どこぞのプロジェクトも、どこぞのこれくしょんも関係ないです!ええ!

 というか、どこぞのこれくしょんは、使いやすい和風な名前が多すぎる!


 カゲロウとアカネがストー……監s……護衛してるので、変態専用掲示板にユクロスの情報が流れるようになります。

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