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 あ、あんれぇ!?しばらく見ないでいたら、いつのまにかお気に入り登録450人超えてるっ!?

 ど、どうしよう。500人超えたらなにかやろうとしてたのに、おまけ入れていく予定のところまで進まない!?

 え、えっと。今後も(間に合うように)頑張りますね。

 こんにちは。というか、そろそろこんばんはの時間なのですが。

 俺は現在、


「マヨサラダとオムレツ、フライドポテトで」

「はいわかりました。ユウちゃん!マヨサラダとオムレツとフライドポテト追加や」

「ユウ!そろそろ芋と卵がなくなりそうだぞ」

「モフモグモフモグ。フレンチトーストうまうま」

「キュキュキュキュ(ステーキを食べている)」


絶賛修羅場です。


「ユウちゃん早くしてな」

「ユウ!買い出しするなら金をくれ!」

「モフモグモフモグモフモグモフモグ」

「キュキュキュキュキュキュキュキュ」


 どうしてこうなった。そして、誰か助けて。




 そもそもの始まりは、あの発言が問題だ。


「「「お姉ちゃん(ユウ(ちゃん))!!?」」」

「はい?」

「「「作って!」」」

「え?」

「「「「「俺達(私達)からもお願いします!!」」」」」

「え、ひゃいぃぃぃぃッ!?」

「「「「「このサラダでおいしいんだから、もっと美味しいものも食べたい!」」」」」

「ひぃ!?で、でも火がないのでむ」

「そこの人」

「はっ!はいっ!?」

「ウチの屋台貸してあげるから」

「えっ?え゛?」

「ね?(いい笑顔)」

「で、でも」

「諦めろユウ。おまえはもう、詰んでいる」

「で、でも材料とかないs」

「兄さんが買い出しに行く」

「はぁ!?スノー、どういうことだよ」

「兄さんは力持ちだし、男ならそういうところこそ出るところ」

「なっ!?……ふっ、しかたない。買い出し頑張るぜ」

「え?でも」

「それならウチが売りさばくところかな。ユウちゃんは接客無理やし」

「え!?す、スノーちゃ」

「頑張って。私はマコと応援してる。というか、クッキーをほとんどお母さんに食べられた、私の為にも頑張って」

「ええっ!?それ関係なくない!?」

「頑張って?」

「で」

「やりなさい(いい笑顔)」

「……はい」




 そして今に至る。

 現在販売しているのは、


フライドポテト

マヨサラダ(茹で卵は別売り)

卵サンド(パンは店売りの堅いやつ)

LTサンド(ベーコンはない)

オムレツ(ソース類なし)

フレンチトースト(シロップがないので砂糖をかけてある)

野菜スティック

浅漬け


だ。

 最後の二つの違和感がすごい。


 少しだけ助かるのは、堅いままのパンのせいで、手間のかかるサンドウィッチ類が不人気なことだ。ちなみに、マーガリンなどはないのでマヨとコショウのみで挟んでいる。あと、挟む茹で卵は、いちいち潰さず、薄切りだ。

 あと、茹で卵とフライドポテトは大量生産だ。屋台を貸してくれたおっさ……お兄さんの持っていた大鍋で、茹で卵は一度に10個以上、ポテトは3個近く調理できる。

 ……俺、いまなら国民的ハンバーガーショップの辛さがわかる。

 ポテト揚げるのってめっちゃ熱いのね

 野菜スティックと浅漬けは、吹雪のやつがカッパウリ(キュウリ)を見つけてきたので、追加して作っている。


 そして、それを買うお客なのだが、


「……なんでこんなにいるんだよ!?コミ○会場みたいじゃねえか!」

「わからんでもないが落ち着け。ほれ、追加の材料な」

「お。ありがと」

「ユウちゃーん。疲れた。もうやめていい?」

「お願いやめないで!給料も払いますから!」

「まかせて!私は売り子の達人!」

「お姉ちゃん。水ある?」

「まだ大丈夫」

「そう。モフモグモグモフ」


 ちなみに水は、初雪ちゃんが水魔法で追加してくれている。ただ。


「スノーちゃん。手伝ってはくれないの?」

「ノー。私は食べるのともふるので忙しい。というわけでフレンチトーストとステーキ追加で」

「キュ!」

「ステーキはもうダメ。作っておいた予備のやつがなくなっちゃう」

「む。じゃあオムレツでも食べる?」

「キュゥ!」

「というわけでオムレツも追加で」


 マコの裏切り者ーっ!?あァァァんまりだァァアァ。

 というか2人(1人と1匹?)とも食べすぎぃ!




 ようやく落ち着けた。時刻は19時前。

 まったく。吹雪の、「このままだと、夕飯ラッシュにも巻き込まれるんじゃ」のお声がなければ危なかった。

 さすがにヤンさんも、帰ってきた人たちのためにも、店をやらなければいけないようだ。

 と、いうわけで、あらためて吹雪たちと話をする。……にしても困ったなぁ。


「で、この後はどうするんだ?」

「うーん。最初の予定では、ここで話した後、生産小屋に戻る予定だったけど、今日はもう何も作りたくない」

「そりゃぁ、アレを見てたらわかるわ」

「うん。完全に主夫だった」

「……ウン。ソウダネ」

「(おい、もう壊れかけてるからやめてやれよ)」

「(ごめん。ついがんぼ……本音が)」

「(どちらにしろ悪いわ。というか願望ってなんだよ?)」

「(そりゃあお姉ちゃんとけっ……なんでもない)」

「(?まあいいや)それにしても、あれだな。明日から引っ張りだこなんじゃないか」

「そうだね。あんなに美味しいなら、あちこちのパーティからお誘いがきそう」

「……も……て…」

「ん?どうした?」

「……もう山ほど来てる」

「はぁっ!?」


 そうなのだ。現在、パーティお誘いメールが72件。専属願いは、100から先は覚えてない。

 中には、「結婚してくれ」とか抜かすバカヤローまでいる。


「どうしてこうなった」

「いろいろあるんじゃねえか?」

「(ふんふん)」

「お答えしよう!」

「「「だ、誰だおまえはっ!?」」」


 話の途中で、急に乱入してきたやつが出てきた。


「掲示板からの使者、スティングだっ!」

「「「……誰?」」」

 今回はいろいろ料理が出ましたが、一度に説明できないので、作り方はなしです。

 作り方が気になる料理等があったら、多少の反映はしますので。


 ……最初に書いたおまけは、なにか特別な料理を作るか、現実の話のどちらかかな?

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