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 昨日は申し訳ありませんでした。

 なんとかPCが生きているので、大丈夫です。


 ……買い換えたい。

 まずは、ビネガーを魔法の調味料道具セットに入れる。


 そしたら生産開始とばかりに、卵、塩、ビネガー、油を使って、国民的調味料の製作!のまえに、アレを作っておく。


はじめに、大根と人参をイチョウ切りに切っていく。

そしたらそれを、水ですすいだ後、塩を多めにかけて混ぜ合わせる。

それを袋、はないので、ビンにいれてしばらく置いておく。


 これだけで浅漬けの出来上がりだ。

 ついでに、レモンの皮を少し入れておく。これだけで香りもだいぶ良くなるのだ。

 ……本当はゆずを入れるのだけど。




 浅漬けを付ける時間を考えて先に作ったが、本題はこちらだ。


卵を黄身と卵白に分け、鍋に黄身を入れる(ボウルがなかった)。卵白は、あとで使えるよう、ビンにでも取っておく。そこにビネガー、塩をいれてとにかく混ぜる。

混ぜます。

混ぜます。

混ぜます。

よく混ざったら、油を少しずつ加えながら、混ぜます。

加えて混ぜます。

加えて混ぜます。

加えて混ぜます。

加えて混ぜます。

ふんわりかつトロリとしたところで完成。


「はぁはぁ。マヨネーズ、完成ですはぁ……」

「つ、疲れてるな」

「もちろんです。普通人力でやるものじゃないですから」

「それでどうするの?」

「火が使えないので、シンプルにサラダでいきます」


 というわけでサラダ作りだ。

 サラダもシンプルに、レタスをちぎり、トマトを添えていく。

 そこに、マヨネーズとコショウを振りかけて完成。


 浅漬けを確認で食べてみると、うん。十分おいしい!というかご飯ください。


「と、いうわけで、簡単ではあるけど、ほい。サラダと浅漬けね」

「「「おおー!おいしそう!でもなんでこの2品?」」」

「火がないと、さすがに肉がウサギ肉ぐらいの状況じゃこんなのが限界だよ」

「それもそうかぁ」

「せやけど、人力マヨネーズはすごいねぇ。これ疲れてしかたないんだよね」

「もぐもぐ」

「「あ!?スノーずるい!もぐもぐ」」


 ちなみに性能はそれぞれ、


手作りマヨネーズ

人の手で作られたマヨネーズ。ヘタをすると、製作にかける時間より消化の時間が早い調味料の代表。


マヨサラダ:評価5

レプラスとメトメにマヨネーズをかけただけのシンプルな1品。シンプルゆえ、素材の味が生きている。

スタミナ+50


お手製浅漬け:評価5

浅漬け。ご飯に添えたい。単体で食べることに意味はあるのだろうか?

スタミナ+15


だった。

 うーん。評価といい回復値といい、低い。


「うまっ!さすがユウだな!」

「ホンマやん!生産特化でもないのにこんなに美味しいのはずるいわぁ」

「ハムッ ハフハフ ハフッ!!」

「「スノー食べすぎぃ!?」」

「……1ついいことを教えてあげる」

「なんだ?」

「ここはゲーム世界、OK?」

「せやな。それで?」

「ここなら、高カロリーのマヨネーズがたっぷり乗っていても太らない」

「あぁーなるほ「なんやてスノー!?」ど?」

「ユウちゃん!ウチケーキ食べたいケーキ!作ってや!」

「(フンフンッ!)」

「おまえら、さすがにむりだ「オーブンさえあれば、作れないこともないかもしれないなぁ」……マジでか?」

「お、オーブンは、ま、まだないんや(orz」

「……ちくせう」

「(なんでこんな妹と友人なんだろう)それじゃあ、今は無理ってことか」

「そうだな、今製作中のものができればもう少し変わるんだろうけどね」

「なに作ってるんだ?」

「天然酵母と生クリーム。あとそこからのバター目指してる」

「「「なんでだよ(や)!」」」

「え?駄目だった?」

「そりゃだ「「いえ、問題ありません」」……2人とも。はぁ」


 あはは。生産といえば、ポーションとか武器とか作るのが普通か。って、うん?

 俺が今いるヤンさんの露店にお客さんが来ているようだ。


「すみません」

「え!?あ、あの、すみません。私は店員じゃなくてですね。あちらの女性の方が店員さんなので、少し待っていて」

「いや、そうじゃなくて」

「は、はい?」

「そのサラダとか売ってもらえませんか?」


 え?


「その、あちらの皆様が食べているのを見て、すごくおいしそうだったので、あ、ちゃんとお金は払いますので、売ってもらえないかなぁーっと!?」

「え、え、え、え、えーっと。ヤンさん、これいくらくらいですか?」

「ん?ウチは回復値の3倍で買い取りだから、4倍くらいで売ったらどうだい?」

「ぼり過ぎな気もしますけど、じゃ、じゃあ、3.5倍で、サラダは175L、浅漬けは50Lで」

「両方買います!」

「甘いなぁ。それじゃあ商人はやっていけんで」

「商人じゃないのでって!?」

「「「すみません!俺(私)にも売ってください!」」」

「や、ヤンさーん。助けてぇー(泣」

「何泣いてるんよ。……しゃあない。ウチが売り子してやる」


 そのまま、しばらく販売をする。

 おかげでレタスとトマトが終わってしまった。

 あと、吹雪が、もう少し欲しいというので、人参と大根で野菜スティックを用意してマヨと一緒に投げつけておいた。あと、なくなったレタスとトマトの買い出しも頼んだ。

 そのせいで、人参と大根もバカ売れだったが。あ、こちらは残しておいた。


 一番ありがたかったのは、マヨネーズが調味料扱いで、セットのアレに入れられたことだ。

 これがなければ即死だった。(腕が)


「むぐむぐ。……そういえばお姉ちゃん」

「なにスノーちゃん?というかまだ食べてたの?」

「火が使えたら何を作る予定だったんですか?」

「ん?そうだなぁ……。芋を揚げてフライドポテトや、バターはないけどオムレツやフレンチトーストもいいな。あとは、茹で卵をサラダに添えたり、時間はかかるけど、ショートパスタを作ってマカロニサラダや、チーズなしのピザとか?」


 すると、周りが静かになった。

 ちなみに、醤油がないので和風ドレ、ゴマがないのでゴマドレは作れません。

 他のドレッシングは、この後調べます。


 出来ないことは、出来る限り書かない主義ですので。

 というか経験がないと書けないので。


 え?ウサギの味?いえ、知らない子ですね。

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