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 10万字突破、お気に入り250人突破しました!10万字は少し前になっていたようですが。

 これからも頑張らせて頂きます。

 俺がビビっていると、アルテさんが、


「あっ!あんた達!よく私の前に顔出せたわね!」

「うるせぇ!そっちこそ、勝手にパーティ解約してんじゃねえよ!解約するなら俺達との狩りで手に入れたアイテム寄越せ!」


怒鳴り合っている。お知り合いですか?というか会話内容的に例のパーティなのだろう。


「はぁ!?ドロップは個人のものだ。ってぬかしたのはあんたたちでしょ!」

「俺達がいるから手に入ったようなもんだろ!それに遠距離で安全にラスアタどんどん持っていくし!」

「だったらあんた達が、のんびり待ってないで近くにいったり、弓なり魔法なりで遠距離攻撃しなさいよ!」


 アルテさん、本気でキレてるんだなぁ。横にいるのが怖いくらいだ。え?俺?

 すでに逃げ腰ですが何か?というか逃げていい?


「うるせぇよっ!あんたが大人しくファーストアタックだけしてれば問題なかったんだよ!」

「それじゃあ私の利益がないじゃない!矢に金掛かるんだから、少しでも少ない矢でしとめようとすることのどこが悪いのよ!」


 言いたいことはすごく解る。俺も短剣使い捨てたから、新しく買わないとだし。それなのに、金がなければ、どうしようもない。

 周りの人にもわかる人がいるのか、頷いている人が何人かいる。……周りの人?

 ファッ!?

 周りの人たち、遠巻きにこっちを見てるじゃん!?こっちは中心地にいるんだから、見られたら緊張するじゃん!?じゃん!?


 ……よし逃げよう。

 アルテさんには悪いが、このままでは俺が、さっきの回想を繰り返すことになる。

 フレンド登録もしたし、あとで連絡を入れさせてもらおう。

 そう決めると、俺は露店の脇の人ごみに紛れようとする。


「……いいから、さっさとドロップをよこせ!ついでにパーティの解約金として有り金もな!……そこの逃げようとしてるガキもだ!」

「ひゃいっ!?」

「あんた、なに言ってんの!この子にトレイン仕掛けておいて、さらにアイテムを寄越せっていうの!?ようやく街に生きて帰ってこれたんだから、巻きこむのはやめなさい!」

「あぁん?ガキンチョのくせに生き残ったのかよ!だったら装備も問題ないだろ。おまえも有り金置いて行けよ!……それにしても、帰り道に、あのデカウサギがいたが、生きて帰ってきたらしいし、……まさかそれも倒したとか言わないだろうな!?」

「えっ、そ、それは、あの……」


 これいったらもっとキレられそうだ。

 そう思っていると、人垣から、盾を持ったちょっとチャライ感じの人があらわれた。


「おっすライン!盾買うのに手間取ってな。で、何の騒ぎだ?」

「あ、あぁノス。いろいろあってな」


 どうやら、さきほどのお客さんの知り合いのようだ。

 そんなことより、どう答えたもの……


「ふーん。あ!この子か?あのボスっぽいデカウサギを倒したのって」

「え?」

「あっバカ」


 や、ヤバイっぽい?

 周りから、


「おい。あのこあのハネウサギ倒したみたいだぞ」

「絡まれてる可哀そうな子かと思ったが、出来るやつなのか」

「合法ロリならぬ轟砲ロリなのか」

「いや、轟砲になりそうなものなんてな……魔法があるな」


 変態的なセリフも聞こえたが、そんなのはどうでもよく。

 今、この瞬間、俺に向けられる目線が急増した。

 ……うぷっ。気持ち悪い。


「てめぇ、あのデカウサギも狩ったなら、そのドロップも置いて行け!ついでに仲間にしてやってもいいぞ」

「あんたね。いいか……」

「いい加減にしぃ!人の店の前で大声で喧嘩して、商売の邪魔じゃい!」


 ヤンさんがキレた。……ところでそれ何弁ですか?

 そして俺は本気で限界である。すぐに立ち去ることにする。


「ん?だ、大丈夫ユクロスちゃん?」

「……いえ、これ以上人がいるところは限界なんでここを離れます」

「人がいるところって……どういうこ」

「あ!てめぇ、逃げんな」

「こら!話の途中やで」


 逃げ出したところを、剣士のやつに捕まり、顔を近づけられた。

 あっ!


「そんな子になにしてるの!?」

「うるさい!ガキはガキらしく出すもの出しやが「レロレロレロレロレロ」ギャァァァァァッ!」


ドシャァァァ。


 いったぁ。

 出すもの出してしまった。しかもこいつそれに気づいて投げ捨てるし。


「ゆ、ユウちゃん平気かい!」

「ユクロスちゃん!」


 2人に抱えられ、ヤンさんは水筒みたいなものから水を出してくれた。


「このガキ、なんてことしやが『いい加減にしやがれ!』るぅ?」

「おまえこそ、そんなに人のせいにするうえ、あんなに衰弱するようなことして、恥ずかしくないのか!」

「そうだ!おまえら、こんなところでこんなことしてるとか、他のゲーマーに喧嘩売ってるのか!」

「「「「「そうだ!」」」」」

「な、何だてめぇら!俺達のアイテムを奪うあいつらの方が悪いじゃねえか」

「本気でいってるなら、どんな勇者だよ」

「はぁ?勇者ってどういうことだ?俺が強いってことか?」

「ここまでバカとはな。勇者っていうのは、RPGをやっているみたいに、自分だけがいいというプレイをするやつのことだよ。とくに、おまえみたいに、他人は自分の為にあるとか勘違いするバカが一番迷惑なんだよ!この自己中が!」

「っ!?この野郎!俺とバトルしやがれ!」

「いいぜ、おまえがそのプレイをやめないっていうなら、まずはその幻○をぶっ叩いてやる!」

「「「「その次は俺たちだがな!」」」」


 どうやら、周りの人たちが、あの剣士を抑えてくれているようだ。


「今のうちに宿に戻り。この場は納めておくから」

「ごめんね。巻き込んじゃって」

「いえ、ありがとうございます」


 そういって、俺は宿に向かったあと、一晩ですぐにログアウトした。

 こんな人は勘弁してほしいですね。さすがにここまでひどい輩はいないと思いますが。


 次回、ちょっと日常と、掲示板でも入れてから本編に戻る予定です。



 キャラ名と値段考えるのが厳しいです。

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