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久々に主人公が○○になります。
「まいどー。また来てねー」
そういってヤンさんと別れた後、
「あ、あの、この後はどうしましょうか?」
「……どうした?」
「だ、だって、2人が買い取りしてもらう時間より、俺が話している時間の方が何倍も長かったから、どうしようかと思って」
「俺も周り見たりしていたし、そんなことはどうでもいい。ただ、頼むから丁寧なしゃべり方はやめてくれないか?」
「どうして?」
「どうみても女の子にしか見えなくなる」
「お姉ちゃん可愛い」
「そう?じゃなくてそうか?」
「どうした?女の子って言われてショック受けないなんて」
「なんか、もう慣れてきた。考えてみれば、現実でも女の子って言われること多かったし」
というより、よく知る2人に言われるのが嫌だったんだろうな。
「ていうか、どうしてこんな姿になったんだろうな?」
今まで考えていなかったが、考えてみるとそうなのである。
なぜ俺は完全な女の子になっているんだ?
「あぁ、それはおまえ、ヘルメをリセットしなかったからだろう」
「リセッ○ュならしたぞ?」
「お姉ちゃん思い出させないで」
ご、ごめん。
「そうじゃなくてリセット!おまえのことだから、データの完全リセットしてないだろう」
「リセットか。リセットならしたけど」
「おまえがやったっていうのは、多分ゲームデータリセットだろう。VRのヘルメは使用者の身体データも保存されているんだよ」
「ふむふむ」
「でだ。おまえはそれをリセットしなかった。普通なら、違う人が使う時点でリセットの有無を問われるんだが、おまえとスノーは、あまり言いたくないが身体的特徴が似ている」
「そうかな?」
「私とお姉ちゃんの違いは、男女の違いと、お姉ちゃんの方が体つきがいいくらいじゃない?」
「そうかー(遠い目」
「そのせいで、ヘルメがおまえの身体的特徴が、スノーの成長による違いと判断されたんだろう」
「でも、顔が明らかに違うだろ?」
「スノーは年齢的に顔ばれしないように登録していなかったからな。そのせいだろう」
今いっていた顔の登録は、年齢が小さい人や、顔ばれしたくない人用の機能だ。ただそのせいで、PLに責任が発生するゲームは使用不可能なのだ。
「それでか」
「だからもう、それで楽しんじまえよ。ネカマプレイはやりたくてもできないぞ?」
「やりたくてやるわけじゃないけど……」
「お姉ちゃん」
「なに?」
「女の子なら、お姉ちゃんがコスプレ衣装を製作しても、自分で試せるよ」
「女の子になるのもいいかな」
「……おまえはそれでいいのか」
これでいいのだ!
「で、どうする?」
「そうだなぁ……ってメールだ」
そういうと、吹雪はメールを確認し始める。
「あぁー。俺の他の友人が探しているみたいだ」
「ふむ……だったら行ってもいいぞ。俺はこの後生産しに行けばいいことだし」
「そうだな。あいつらはガチ戦闘職だから生産とか関係ないし。俺達もだけどな」
「お姉ちゃん1人で大丈夫?」
「まかせろ。1人は専門分野だ」
「「…………」」
否定してもいいのよ?
「それじゃあ、ここでいったんお別れだな。といっても同じゲーム内だが」
「まぁな。俺は明後日ぐらいに一回ログアウトする予定だ」
「ん?がっつりやらないのか?」
「現実でも買い物にも行くんだよ」
「前日に済ましておけよ」
「夕方から特売なんだよ。あと、夕方の6時から7時ごろにお菓子持っていくから出れる用意はいておいてくれよ」
「お菓子!」
「約束だからね」
「わかった。とはいっても、さすがに明後日までいるなら会うこともあるだろうよ」
「それじゃあ、またあとでな」
「おう!……あ、生産が楽しいからって徹夜はするなよ。24時間以上起きていると、フィールドでも自動で睡眠はいるからな」
「さすがにしないよ。そんなに起きているとか、迷子で街に戻れない時ぐらいだろう」
「ははっ!そりゃそうだ!あ、あと、重要なことだが、ゲーム時間で1日過ぎると、空腹度が発生する。1日たってからなのは、初日は金欠になりやすいからだろう。だからいざというときの為に携帯食料は売らずに持っておけよ」
「これから料理するやつに言われてもな。ゲームで用意されたとか、味が怖いぞ」
「俺もそれは心配だが。まあいい。じゃあ、あとでな」
「お菓子、待ってるから」
そう言い合いながら、俺達も別れることになった。
さて、ボッチに戻ったところで素材集めだ。
調合に必要な薬草は手元にあるし、水は部屋にあるらしいからな。
でもポーションを作るには錬金でガラス砂をビンにしないとだから、まずはガラス砂。
皮はどうしたもんかわからないし、皮と道具の実物を見てから。
あとは、料理か。ウサギってどう食べるのかわからないが、料理するなら、調味料は欠かせないな。
……調味料?
あ、そういえば、初雪ちゃんと交換した『魔法の調味料道具セット』があったな。どういったものかよく確認してなかったな。どれどれ。
魔法の調味料道具セット
状態維持の魔法がかかった調味料を入れる10個の道具。別名:料理の7つ道具。料理に使う調味料を入れると効果が発動。中に入れた調味料は、一度に使いきるか捨てるまで無くならず、使用前まで状態が戻される。粉状、液状を問わない。
なにこれ、結構便利!
つまり、塩を入れたら、塩が無限に出る道具になるってことか。しかも粉でも液体でもいいってことは、醤油があれば醤油も使い放題ってことか。
でも、なんで10個なのに7つ道具?あ、これと似た料理用の魔法の道具があと6つあるってことか。
これは料理する人には必須道具だね。
……あるかわからないけど、味噌って調味料なのかな?料理のさしすせそって言うくらいだし。
ちょっとPCの調子が悪いです。
あとでバラして確認しますが、自分で無理そうな場合店に預けるので、その場合は投稿できない場合があります。
まぁ、ファンだけなので掃除すれば直るはずです。




