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あ、あの、評価とかお気に入りとか入っていたんですが……。まさかそんなたいそれたことをしていただけるとは……本当にありがとうございます。

その気持ちを込めて頑張らせていただきました。

これからもより良くするために精進させて頂きます。

 あんなふうにいって始めたはいいが、まだキャラ設定の場面だ。

友人がいたら


「まだキャラ設定じゃないか」


と残念なヤツを見る目線があったところだ。




 そんなことを考えているうちに、目の前にはキャラメイキングの画面があらわれた。


 まずはキャラクターの特徴を設定する。

 ただし、現実との大きな体格差が起きないように、男女の変更、顔のパーツの位置、背丈は変えられない仕様になっている。それでも、目や肌、髪の色は変えられるし、形も変えることはできる。

 そうはいっても顔のパーツの形や肌の色は変えたくないな。完全に自分じゃないみたいになるし。せめて髪を少し長く、肩にかかるくらいにしよう。髪や目の色も好きな色が黒だし変えなくても……ってうん?おっ、夜みたいに蒼紫がかったきれいな黒に出来るみたいだしこれにしよう。それなら目の色も夜に光る星みたいに青っぽくしてみよう!




 ……まぁ、これぐらいでいいかな。


 それに、これを参考にして、VR機器が最終調整をしてくれるらしいし、ほどほどに楽しみにしておこう。




 次はジョブなのだが、ジョブを決める前に、「Link of World」(今後は略称として「LoW」とする)の、ゲームの簡単なシステムについて思い出しておこう。

 なぜなら、ゲームシステムがわかってないとジョブを決めるのが大変だからだ。

 結構複雑な仕様なので、よく覚えてないと下手をこくらしい。

 そのことを教えてくれた友人の話だと、思い出すときに説明口調っぽくやることが出来れば、よく理解できているらしい。というわけで説明スタート!


 前回も言った通り、「LoW」が製作されるまでには、短いようで長い年月があった。そのため、「LoW」には、今までに発展していた医療やアトラクションのVRから得られたデータが使われており、このことによって、ほぼ現実の動きを再現することが出来るようになっている。

 そのため、リアルでスポーツをしていると、VRでもそれに近い動きをすることが出来るのだ。このことが「Low」から発表されると、やろうとしていたゲーマーの皆様は、みんながみんな、こぞってジムやバッティングセンターなどの運動が出来るところや、学生の場合は剣道部や陸上部などに入部する人が急増したそうだ。

 俺の場合は、せいぜい自転車通勤するようになったくらいでほとんど習い事などはしていない。

 なぜならば、俺が求めているのはモンスターを倒して喜ぶ戦闘系ではなく、


『生産職』


を目指してゲームを楽しみたいからだ。

 

 というのも俺は、一般世間的にいえばオタクだ。子供のころから運動が苦手で、自然とインドア生活が多かった。そうなると、テレビを見たり、ゲームやブロックなどの室内で遊べる物を楽しむことばかりになる。


 そんな俺を含め、昔から、多くの人をオタクの道に歩ませた作品が


『C.Cさ○ら』


だ。

 これを聞いて俺もという人は絶対に多いと思う。

 あのリアルの真横で起こっているような、ありえないファンタジーな感じが、インドアだった俺をオタクへと加速してくれたのだ。

 そして何より好きだったのが、可愛い女の子であるさ○らちゃんが、親友の大道寺知○ちゃんによって、いろんな衣装を着ているシーンだ。自分の願望の為なら、自分で作って、自分で用意する精神には感動したものだ。

 いまでも、尊敬する人の一人に、知○ちゃんがいる。


 話がそれたが、自分はそんなことからモノ作りが好きになったのだ。

 そこからは、物作りへの気持ちがどんどん加速していって、小さいうちはブロックや砂場遊び、大きくなってきたらプラモデルなどに手を出し、家の家具が壊れれば直すようになっていった。

 中学、高校では美術部に入り、大学では大道具サークルに入った。残念ながら家庭科部は女子専用だった。大道具サークルは学内のイベントなどで必要な物を作るようなサークルだ。モノ作り部みたいなものに入りたかったが、そういった部活はなく、部活を作ろうとする勇気がないまま、どちらも時間が過ぎていった。

 そして大学を卒業した後は就職をして今に至る。

 ただ、就職したあとは、ほとんど時間が取れず、モノ作りに励む時間がなかなかつくれなくなっていった。


 ところが、この日常を変えてくれそうなのが「LoW」だ。

 この「LoW」は、最先端技術である、2時間を1日に延ばすシステムが搭載されているため、たとえ1日1時間しかできなくても、それは半日増えたのと同じ事になる。

 そんなことから、アイテムや装備といったモノを作れるというこの「LoW」は、自分好みの作品なのだ。

 まぁ、若干問題はあるが、そんなことは関係なく、ジョブとスキルは生産系を採っていくつもりだ。

 ここでようやく出てきたジョブとスキルだが、このゲームにおけるジョブとスキルについて説明していこうと思う。

 「LoW」では、ジョブとスキルは一緒であって一緒ではない、という、少しわかりづらい仕様になっている。それを説明するには、ジョブとスキルについて知っていないといけないのだ。

いろいろ説明してたら長めになってしまいましたので次回に持ち越し。毎回2000文字前後で、ちょくちょく上げるのが目標です。

あと、作者もC.Cさ○らが始まりだといってもいいです。あと知○ちゃん好きなのも同じです。C.Cさ○らは知○ちゃんによる衣装が楽しみでもありました。あとそれに対するケ○ちゃんチェック!

3月30日:誤字修正

5月4日:ゲーム内の時間を、現実の1時間で1日から、現実の2時間で1日に変更しました。


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