表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界はボッチに優しくないが、ボッチは世界を生きていける?  作者: 夜猫
2章・森の乙女と森の妖精の街
100/105

Link.85

 今回はちょっと批判あるかもしれない……

 だが謝らない。


 メールのことは置いておいてだ。


「迷惑メールとして処理されてるんだから、メール確認くらいいいじゃないですか」

「まあ、そうなんだけどねー……気分の問題?」

「我慢してください。 この手のゲームにゲームは欠かせないんですから」

「……はい」


 置いておけなかった。




 あの後しばらく歩き、もうすぐ森を出るころ……


「お姉さんはかくかくしかじか」

「はい……はい……わかったから」


 まだ説教中であった。

 そんな時に


ピコンッ


「ん?」

「だからですね……どうかしました?」

「いや、なんかお知らせが」


『卵が孵りそうです。 確認してください』


「卵が孵る?」

「……お姉さん卵生ですか?」

「なんでさ!?」


 誰だこんなこと教えたの!

 そんなことより


「卵って何だっけなー」

「持ち物確認してみたらどうですか?」

「そうだね」


 それにしても卵か……それっぽいのあったかなー……あっ!!


???の卵


 思い出したわ。


「前にソウゲンハネウサギを倒した時に出てきた卵があったや」

「……ソウゲンハネウサギって……もう驚きませんよ」

「あはは……」


 そんなわけで持ち物を探すと


ウサギの卵


 ……名前が変わってる? 確認。


ウサギの卵

 モンスターの卵。 初級ウサギ系モンスターからランダムに生まれる。 一定期間の所持と、命名により卵が孵る。


 とのことだ。

 初級ウサギ系?からランダム? ……よくわからないが問題は


「名前を先に決めないとなのか」

「何言ってるんです?」


 今まで、名前を決めるときに、漢字変換して頭文字から決めてたことを説明すると、


「お姉さん酷いですね。 適当すぎませんか」

「え?! アッハイ」


 お、おこなの?


「仮にも自分のペットなんですから、ちゃんと名前付けてあげてくださいよ! 最近もよく、親が適当につけた名前で苦労してるってニュースあったりするんですから」

「はい……」

「もしマコちゃんたちの種族が変わったらどうするんですか」

「え? 種族が変わる・・・・・・?」


 な、なにそれ。


「こういう、育成できるゲームだと、レベル上げたりすると進化して、種族かわったりするんですよ」

「ほ、本当に?」

「常識です!」


 じょ、常識なのか……


「で、でも、見た限りレベルとかないし」

「……ま、まあ、そうですが、その卵の説明に、初級・・って書いてあるじゃないですか。 つまり初級の上があるってことですよ。 進化できるかは置いておいて、存在はあるんです」

「お、おおぅ! そうだったのか」


 なんということでしょう……無知とは怖いものだ。

 まあ、進化なんてそうそうないだろ。


「みんな俺が適当でゴメンな」

「「「ふるふる(顔を左右に振っている)」」」


 いいこや……


「で、名前どうするんですか?」

「あー。 これからはちゃんと考えます」

「よろしい」


 さて名前か……ウサギだし、やっぱり可愛い名前がいいよなー。

 白兎って有名だしシロとか……そもそもシロかどうかわかんないな。 ボツ

 これがボツだと色系はダメだし……ポチ、タマ……どう考えても犬やネコだわ。 ボツ

 うさぎ、うさぎ、うさぎ……サギとか? いや、詐欺とか出てくるな。 鷺でも鳥だし。 ボツ

 うーん、うーん……あ


「卯月とかどうだろう」

「どう考えても卯繋がりだけじゃないですか! いま7月ですよ!」

「す、すみません……」


ピシッ


「「え?」」


パリンッ


「うー」

「「かわいい!」」


 卵から孵ったのは、綺麗なピンク色の兎だ! しかもまだちっちゃい!


「かわいいなー。 ピンクとか現実じゃ珍しい気がするけど、こうやってみると可愛いなー!」

「かわいいですねー! ……ところでお姉さん名前は?」

「聞かないで」


卯月 種族:モモイロウサギ

 出会えるだけで貴重と言われる桃色のウサギ。 出会った人には幸運が訪れる。


 これは……


「お姉さんはステータスのLUKの割に、幸運が高そうですね」

「ソ、ソウダネ」

「……まあ、ウサギの名前だし、卯月でもいいかもしれませんね」

「ほ、ほんと?」

「せっかくですし、睦月から揃えたらどうですか?」

「え」

「ね?」

「ソウデスネ!」


 ま、まあ、可愛ければすべてよしってことで。






 森の中だと以外に動きづらかったようなので、イガを戻して、卯月をPTに入れて再出発。

 まあ、今はフードの中でごろごろしているのだが。


「うー」

「卯月ちゃんかわいいですねー。 幸運になれるのもわかる気がします」

「そうだなー」

「シュー」

「どうしたキク?」


 胸に張り付いているキクが


「シュー(寂しそうにこちらを見ている)」

「お前もかわいいから寂しがるなよ」


なでなで


「シュー!」


 マコがこちらを見ているが、マコは案内だから先を進みなさい! あとで撫でてあげるから! ……ん?


「そういやアカリちゃん」

「うーちゃんかわいいよー……はい?」

「キクの名前にはアレコレなかったね」

「……キクちゃんの色から菊にしたのかと思ったんです」

「あー」

「そうだ。 さっきの卯月のこともありますし、いっそ菊月にするのは」

「それだと軍艦になっちゃうだろ。 一応菊月は9月の名称だけど、9月といえば長月だし」

「あー。 そうでしたね。 ……というか名前変えられるんですか?」

「さあ? 見て見よっか」


 そういうと、胸元にいるキクのステータスを確認する。


キク 種族:ツリースパイダー


 うーんこういう場合、名前をタッチしてみるか。


キク『名前を変更しますか?』


「出来るんかい」

「出来るんですか! ならしましょうそうしましょうすぐしましょう!」

「なんでそんなに推すの?」

「……なんかお揃いっぽいじゃないですか」

「もう……そういわれると弱いんだよなー。 今回だけだからね」

「わーい!」

「キクも名前代わっていい?」

「シュー(うなずく)」


 それじゃあっと


キク→菊月 種族:ツリースパイダー


「よかったですねキクちゃん」

「シュー!」

「……呼び方変わってなくない?」

「気分の問題です」


 気分なら仕方ないな。

 名づけの過程でちょっと言われそうだと思った。

 でも、可愛い名前にしたかった。




初雪「GWだし連続投稿するんだよぉ!」

著者「やめてください死んでしまいます! GWは(ゲーム内の)イベント多いんだよぉあだだだだだだだっ?!」

初「オラオラオラオラオラ」

ユクロス「それ以上いけない!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ