表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四宝姫伝  作者: 桃姫
2章
27/37

27話:学校と妙子

 藍騎が、妙子への説明をしていなかったことに気がついたのは、その翌日だった。

「あ~、学校で説明するか……」

気だるそうにつぶやいて、起き上がり、ベッドに手をついたとき、不思議な感触がした。藍騎は、その柔らかさに暫し、至福の時を感じていたが、その正体に気づき、動きが停止してしまう。思考も停止したようだ。無論、それが何、いや、誰かと言うのは、簡単な話で、藍騎の部屋に泊めるといったロゼリアである。そして、藍騎が最初に思ったのは、「胸って、あんまなくても柔らかいんだな」と言うことである。

「は?おい、」

そして、ロゼリアは、目を覚ました。


 藍騎は、ボロボロになった体で登校をした。無論、目に見える傷などないのだが、

「おはよう、今日も早いのね」

「おはよう、妙子」

藍騎は、いつも通りの挨拶をすると、本題を切り出した。

「なあ妙子。昨日のことだけどさ」

「昨日の……、ああ、」

「そう、それなんだが、まあ、色々あってな。まあ、詳しい事情は、今度説明する」

藍騎は、詳しい説明を避け、今度説明すると言った。

「そう、じゃあ、一つだけ聞いていい?」

「何だ?」

一つだけならいいか、と藍騎は、妙子の質問を聞く。

「あの子たちは、恋人?」

予想外の質問過ぎて、盛大にむせる藍騎。

「あのな、そんなわけないだろ?」

その後に「身分が違いすぎるから」と付け足した。実際は、異世界の立場としては、藍騎は「勇者」で彼女らは「姫」。同等の身分かと言えば、実は、藍騎の方が、身分が上である。藍騎の見解としては、藍騎は「一般人」で、彼女らは「姫」。それでもまあ、違いすぎることはないのだが。

「じゃあ、恋人はいるの?」

ここで藍騎は、きっぱりいないと言おうとした。しかし、それは、ホームルーム開始のチャイムに遮られてしまう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ