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四宝姫伝  作者: 桃姫
2章
25/37

25話:仮説

 このように、敵なのか味方なのか分からない行動をとるのがマリネスである。

「そう言えばロゼって、どこ出身なんだ?」

「あたし?あたしは、シンシアの南外れの田舎だよ」

「もしかして、ファスティー?」

ファスティーは、シンシア王国最南端の町で、海に面していて、景色がすばらしい町である。

「あん?知ってるのか?」

「ああ、まあな」

藍騎は、シルフィリアと旅行に行ったことがある。確か、そこには、シルフィリアの従姉妹の家があり、名を「シェリクス」だった様な、とまで思い出して、藍騎はある仮説を立てる。

「もしかして四律魔典って四つの国の国王の親族で形成されているんじゃねぇのか?」

「いや、知らない。あたしは、確かに、シルフィリアの奴とは従姉妹……とは言え会ったことはなかったけどな。まあ、従姉妹だったんだぜ」

「マリネスは、セイリスの姉だし」

この仮説は案外的を射ているのかもしれないが、確証はないので、本人達に確認を取らねば分からないだろう。

「あー、それにしても、何でこんな昼間から、部屋ん中で暇つぶししなきゃなんねぇんだよ」

そう、時刻は十二時を回ったところ。

「しゃあねぇーだろ。じゃあ、外で暴れて刑務所行きになるか?」

「おいおい、つかまんのはもうごめんだぜ」

そう言って、手首についた枷を鳴らす。

「だったらおとなしく俺と居ようぜ」

「わっ、分かったよ……」


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