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《雑談3》貴音たちもまんぷくになるのです(その2)

「先日評価ポイントをいただき、ついに800ptを突破しました!」

「わーぱちぱち」

「ま、目標は1,000ptだから遠く及ばないけどね」

「そうなのです……しかも! 作者がしれっと応募していたコンテストはかすりもしなかったのです」

「まぁしょうがないね……文章稚拙だし、エロネタと下ネタ多いし、ギャグとシリアスの振れ幅大きすぎるし……そして何よりこの《小休止》ネタが多すぎるし」

「もはや全否定なのです」

「作者もついに新連載始めちゃったし……」

「ぷぎゃっ! ついに貴音たちも忘れ去られてしまうのです!」

「ここも1日のアクセス0になるのかなぁ……」


「ところでおねえちゃん、新連載ってどういうお話なのですか?」

「それは……貴音ちゃんには口が裂けても言えないわ(R15)」



 ※※※※※※※



「というワケで今回も、monoに登場したお店へ突撃するのです」

「前回に続き『山梨まんぷくフォトラリー』に登場したメガ盛り店を紹介します」

「やって来たのは甲斐市にある盆地亭こと『お食事処 ぼんち』さんなのです」

「作中では『山梨のリーサルウェポン』と言ってたけど……まぁ言い得て妙だな」

「貴音は知らなかったのですが……有名なのですか?」

「有名だよ! 私も高校時代に来たことあるもん」

「そっ、そうなのですか!?」

「部活の友だちとね……ま、体育会系のノリっていうか」

「小食の貴音は入るのが怖いのですが……」

「おいこら! 誕生日ケーキのトッピングを全部食ったヤツが言うか!?」

「何の話かは……もう一度読み返してほしいのです」



 ※※※※※※※



「さっそく入店……いや~久しぶりだけど店内はほとんど変わってないなぁ」

「昔からある大きな食堂といった感じなのです」

「今は夜だけど……ここはねぇ、昼よりも夜行った方が比較的空いてるんだよね」

「なぜなのです?」

「昼は県外からのお客さんが多いんだよ! 特にバイク乗りには有名らしくてツーリングの合間に立ち寄るらしいよ」

「なるほど、有名なのですね」


「さて、メニューを……と、相変わらず達筆すぎて読みにくい(笑)」

「あれ? monoで出てきた冷し中華大盛がないのです!」

「あぁそれ? ここにある『冷やしそば(950円)』のことだよ! この店ではなぜか冷し中華ではなく冷やしそばって言うんだよね」

「ではその()()()()()()()を注文するのです」

「ちょっと待った貴音ちゃん!」

「どうしたのです?」


「事前に友だちから聞いたんだけどね、ここの冷やしそば大盛……麺を10玉使ってるらしいよ」

「10玉!? 10人前なのですか?」

「まぁトッピングもあるから実際に10人前かどうかわからないけど……貴音ちゃんがそんなの食べたらお腹壊すよ!」

「あ……これはおねえちゃんの分なのです」

「勝手に私の分を注文するな!」


「じゃあ仕方ないのです、普通盛りを注文するのです」

「いや普通盛りって言ってもな……」


(数分後)


「こっ、これ……注文間違えてるのです!」

「いや、この店ではこれが普通だから」

「しかも盛り付けに品性がないのです」

「まぁね、普通の冷し中華だったらキュウリや錦糸卵なんかを細切りにしてきれいに並べるけど」

「輪切りにしたキュウリの上にお肉と卵のそぼろが乗っているのです! こっこんなのは冷し中華じゃないのです!」

「うん、だから『冷やしそば』だって言ってるじゃん! あとさ、盛り付けに品がないって言ってたけど……ここの『うまにそば』は完全に頭おかしい(ほめ言葉)からね!」


「ではさっそく食べてみるのです……ぱくっ」

「全部食べられるか? 貴音ちゃん」

「ん、んんんっ!? これ、美味しいのです♥」

「ホントだ! 冷し中華のスープに似てるけど、ちょっと甘みが強いね」

「酸っぱさを感じないのでとっても食べやすいのです! こっ、これなら完食できそうなのです!」

「そっか、じゃあ私は追加で餃子でも頼もうかな……」


(またまた数分後)


「う゛っ、たっ食べきれないのです……ギブアップなのですぅううううっ」

「ま、そんな気がしてたわ」

「それより! おねえちゃんが食べてる()()は何なのです!?」

「何って……餃子だけど」

「ウソなのです! それは肉まんなのです」

「いや餃子だし」

「1個で1人前はあるのです! だから今おねえちゃんは6人前食べてるのです!」

「さすがに1個1人前はねーけどな……ま、確かに大きいわ」

「残したら申しワケないのです……おねえちゃん、食べてほしいのですぅ♥」

「こんなときばかり妹オーラ出すなよ(心の声※かかっ可愛い♥)! しょうがないなぁ、皿貸して! 食ってやるよ」

「さすがおねえちゃん、男前なのです」

「前言撤回な」

「よく見たらお持ち帰り用の容器も売っているのです! サステナブルなのです」

「どこでそういう言葉を……あ、余談だけど大盛りはシェア禁止らしいよ」


「ごちそうさまなのです」

「いや最後まとめたの私だから」



 ※※※※※※※



「美味しかったのです」

「まぁ味に関しての感想は人それぞれだけど……コスパは最強だよね」

「そういえば……入り口近くにアニメmonoの『中の人』が書いたサインもあったのです!」

「来てたんだね」

「ギブアップしたらしいのです」

「そりゃそうだろ」


「おねえちゃん意外と大食いだったのです」

「まぁ元々体育会系だったし」

「おねえちゃんは平気かもしれないけど……貴音にはこのお店、ムリなのですぅううううっ」

「それな! 高校時代に行ったときも食が細い子いてな」

「付き合わされたら地獄なのです」

「確か肉丼だったかな……あれは普通の量だった気がする。どこかの口コミサイトに書いてあったけど、1,000円超えるメニューは気を付けた方がいいらしい……確かにそうかもね」


「も、もう料理の話はいいのです! 貴音はお腹いっぱいなのです」

「そっか、じゃあ帰……あ、電話だ!」


(電話中)


「誰からなのです?」

「母さんから! 近所から()()()()をもらったんで帰ったら食べろだってさ」

「……え゛!?」

「しかもイベントで作った余りだから……大鍋だってよ」


「ム……ムリなのですぅううううううううっ!」


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