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《雑談2》貴音たちもカキ氷食べるのです(4杯目)

 

「というワケでカキ氷巡りの続きなのです」

「何が『というワケ』なのかわからんが……次は4杯目だね」

「2杯目と3杯目は諸事情により後回し(割り込み投稿)にするのです」


「4杯目は……洋蘭園?」

「そうなのです! 甲府市にある『ひじかた洋蘭園』さんなのです」

「えっ花屋さん? 飲食店じゃないじゃん!」

「大丈夫なのです! ここはお花以外にイチゴ農園をやっているのです! その関係でカフェも併設しているのです」

「小瀬スポーツ公園の近くだっけ……そういやこの辺ってイチゴ農家多いよね」

「ココのカフェは元々、イチゴパフェで有名なお店なのです」

「へー、でもせっかく来たから洋ランも見に行こうか」

「えっ……貴音は早くカキ氷が食べたいのです」



 ※※※※※※※



「うわっすげー! メッチャ大きな胡蝶蘭がいっぱい……」

「洋蘭園だから当然なのです」

「でも値段が……そりゃそうだよな」

「基本的にお祝いで贈ったりするお花なのです。自分用に買う人はあまり見ない気がするのです」

「ねぇ貴音ちゃん! お姉ちゃんさぁ、将来自分のお店……飲食店かカフェをやってみたいんだよね」

「……?」

「そしたらさぁ、開店祝いに和たちからいっぱい胡蝶蘭をもらって……」


「おねえちゃん! この雑談コーナーは本編と()()()()()()からそういうお話はNGなのです!」

「えぇええええっ!? ダメなの?」

「茶番はいいので早くカキ氷食べるのです」

「他にも多肉植物とか売ってんじゃん、この辺だったら私でも買えそう……」



 ※※※※※※※



「カフェに戻って来たのです」

「入り口から入ってすぐの場所だね! そういや駐車場も広くて余裕ありそう」

「おぉっ! まだ8月に入ってすぐだから桃のカキ氷があるのです」

「色々あるね、どれにする?」

「もちろん『桃丸ごとかき氷』なのです♪」

「あ、今日は苺がないのか……じゃあ私はアニメでも食べていた柿にしよう」


「おねえちゃん! イチゴじゃなくて(イ)チゴなのです!」

「それ前々回やった甲州弁アクセントの話な! 若い人はあまり言わないよ」

「でも『き(よ)さと』は納得いかないのです」


「ところで……これ何だろ?」

「サイン色紙なのです……あっ!」

「どしたの?」

「これ……monoの『中の人』のサインなのです!」

「へぇ、ここに来たんだ」

「他にもポスターとか……完全にmono推しなのです!」

「じゃあ夏休みに聖地巡礼する人は、このお店は絶対に外せないね!?」



 ※※※※※※※



「桃のカキ氷ができたのです」

「ホントだ! シロップとかじゃなく凍った果肉が削られているんだ」

「これで750円なのです(2025年8月現在)しかも練乳もサービスなのです」

「桃1個半以上使ってるらしいから……これはお得かもね」

「そして美味しいのです♪ アイツら(mono)は食べられなくてざまぁ! なのです」

「オマエ性格悪いな……」


「ところで……おねえちゃんが注文した()()()()なのですが」

「字が逆だぞ」

「柿って秋の果物なのです! なぜこの時期にあるのです?」

「それな! まぁだいたい予想がつくと思うけど、去年の秋に収穫した柿を冷凍保存しているらしいよ」

「そうなのですか、貴音はてっきり枯露柿(干し柿)を……」

「さすがにそれは硬そうだし高くなりそうだ」

「で、お味はどうなのです?」


「こっ、これは……メッチャうめぇ!」

「ほっ本当なのです! 意外とさっぱりして美味しいのです」

「おぃ、しれっとお姉ちゃんのカキ氷食ってんじゃねぇよ!」

「貴音のカキ氷も食べていいのです」

「じゃあひと口……って食べ終わってんじゃねーか!」

「アニメで言ってるほど重くはないのです! でも普通のカキ氷よりは『実体』があるのです」


「いやー満足! でも糖分摂りすぎたから小瀬(スポーツ公園)に寄って園内をランニングして帰るか」

「おねえちゃん……貴音を殺す気なのですか!?」

続くのです。

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