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《後書きなのです》

「ついに終わってしまったのです」

「えっちょっと待って! 貴音ちゃん、いつもの話し方なんだけど」

「最終回は10年後の設定なのです! 今は中学1年の貴音なのです」

「何かややこしいなぁ」

「本当の理由は……貴音口調にしないと、どっちがしゃべってるのかわからないからなのです」

「前回に引き続きまた身もフタもないことを……」



 ※※※※※※※



「10年経ってみんな変わったのです」

「貴音ちゃん、有名人になったんだねー」

「そうなのです! すごいのです……えっへん」

「……少しは謙遜しろよ」


「恋愛関係もすごいことになっていたのです」

「まさか空ちゃんと硯都が付き合うとは……」

「和おねえちゃんとバナナセンパイも驚きなのです」

「まぁそれは【番外編】で少し含みを持たせてあるけどね」

「それよりなにより……志麻ちゃんが何か産んだのです」

「子ども以外に何を産むんだよ!? ま、10年もあればそういう展開あってもおかしくねーし! 桃里も結婚して子どもいるしな」

「ところで、志麻おねえちゃんの親友の赤坂 美波さんって……?」

「作者がしれっとぶっこんできたよね!? 作者の別作品『赤坂君と御勅使さん』のヒロインで志麻ちゃんの友人、御勅使美波さんが結婚して赤坂姓になって妊娠したって……あの作品知ってる人には衝撃的な後日談だよ!」

「ちなみに貴音は美術館デートのとき、この2人に会ったことがあるのです」

「作者は他の連載作品の登場人物をゲスト出演させるよね!? そもそも志麻ちゃんだって『赤坂君と御勅使さん』の登場人物だし……」

「次はこの物語全体のウラ話をするのです……衝撃的な内容なのです」



 ※※※※※※※



「えっ、何? 衝撃的って?」

「この作品……最初作者は連載に乗り気じゃなかったのです」

「マジかよ!? だってこれ、作者の代表作になってんだよ! くっそー、手抜きしてやがったのか!?」


「そうではなくて……作者は元々、ヒューマンドラマみたいなストーリー性のある小説が書きたかったのです」

「えっ、じゃあ何でこの作品を書こうと……」

「キッカケは『なろう』が原作のあるラブコメのアニメを見たことなのです」

「ラブコメ?」

「作者はそのアニメに衝撃を受けたのです」

「そんなに素晴らしい作品だったの?」


「逆なのです……あまりにもつまらなかったのです!」

「おい、ちょっとヤバい話になってきたぞ! 何がつまらなかったの?」

「ストーリー性が全くと言っていいほどなかったのです! 陰キャとか言っておきながら陰キャ感ゼロ主人公の家に、お隣に住む美少女が毎日毎日やって来るという何の盛り上がりもないお話だったのです」

「おい、それ以上言うと作品名バレるぞ! ま、ラブコメなんて童貞男子の妄想だから、ある意味『やおい(ヤマなしオチなし意味なし)』でいいんじゃね?」

「結局、()()()()使()()と童貞男子が『ただイチャイチャするだけの話』なのです」

「あー言っちまったよそのワード」

「でも……作者は考えたのです!」

「?」

「大して盛り上がりのないストーリーで、登場人物が『ただイチャイチャするだけの話』が結果的に人気あるのです! それは作者も素直に認めているのです。なので作者も、そういう『ただイチャイチャするだけの話』を書けばいい……と考えたのです」


「それでタイトルが『ただイチャイチャするだけの話』になったのか!?」

「そうなのです! だから第1話と2話は貴音がおねえちゃんを起こすという『ただイチャイチャするだけの話』のお話にしたのです」


「でも……結局ヒューマンドラマっぽい話になってしまったけどな」

「そこが作者の意志の弱さなのです」


「まぁこの作品ではヒューマンドラマ的な話以外に、下ネタ全開のギャグとかいろいろ織り交ぜてあるけどな」

「下ネタが多いせいか……作者の作品で一番読まれているにもかかわらず、感想もレビューもゼロなのです」

「みんなシャイだねぇ……そういうときは作者のマイページからメッセージを送れば第三者に気づかれないよ」

「今からでも遅くはないのです! メッセージ待っているのです」



 ※※※※※※※



「さて、この物語は終わってしまったけど……作者は次に何を書くんだい?」

「本当は『私は妹の友だちと友だちになりたい!(いづみside)前編』というエピソードの中で登場したママさんの従妹『笛吹幸恵』さんという人が主人公のお話を書く予定だったのです」

「あぁ、前にもそんなこと言ってたよね」

「でもやめたのです! なぜなら作者はその作品に一番思い入れがあるのです」

「私たちじゃないのかよ!?」

「ただイチャも作者はまだまだ成功と思っていないのです。なのでもっと実力をつけてからその作品を書きたいと思っているのです……そこで次回は、作者が最初に連載を考えた作品にするのです」


「どんな作品?」

「男子高校生3人が主人公なのです! そこに女子生徒3人が加わって合計6人が活躍する青春群像劇なのです!」

「青春群像劇って……何かかっこよすぎないか?」

「ちなみにテーマは『黒歴史』なのです! 実はこの小説の登場人物全員が何らかの『黒歴史』を持っているのです」

「やっぱ……かっこよくないかも? で、いつから連載するの?」

「しばらくはお休みするのです」

「サボるのかよ!?」

「そうじゃないのです! この作品の反省から、次回作は書き溜めするのです! で、ある程度溜まったところで毎日投稿する予定なのです」

「なるほど……ただイチャも投稿ない日はアクセス数だだ下がりだったもんね」

「でも『となりの魔法少女さん観察日記』は毎日投稿を続けるのです」

「あれはストーリー考えるところから始めても1時間くらいで書けちゃうらしい」

「なのでしばらく充電するのです! パワーアップした作者の次回作をお楽しみにするのです!!」



 ※※※※※※※



「じゃ、私たちとはこれでお別れ……だよね」

「そんなことないのです!」

「えっ?」

「前にも言った通り、この作者は連載作品に他の作品のキャラクターを度々登場させるのです! 中には志麻おねえちゃんみたいにレギュラーメンバーになる人もいるのです」

「少なくとも、忍野萌海(イボ●アイドル)は出てくるだろうな」

「なので貴音たちも次回作に登場する可能性はあるのです! 貴音やおねえちゃんじゃなくて、他のキャラクターが登場する可能性もあるのです」


「だとしたら私たち、これで終わりじゃない……よね?」

「……作者の気分次第なのですが」

「それじゃあまた……どこか(できれば次回作)でお会いしましょう!」

「またなのです!」


「あ、貴音ちゃん! フィンランド語でいい言葉あるよ?」

「そうだったのです」

「それじゃみなさん……」



モイ(moi)モイ(moi)!」



「完結してもブックマークと評価★を忘れないでねー!」

「無視してると……作者がこっそり修正するかもしれないのです」


最後までお読みいただきありがとうございました。次回作をお楽しみに!

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