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《小休止なのです》

「やっと雨畑エピソードが終わったね」

「長かったのです」

「今回は男がストーリーに絡んできたので、百合を期待してる読者の皆さんはハラハラしたと思うけど……」

「百合って? ココの読者さんはお花が好きなのですか?」

「まぁアナタは意味知らなくていいから……今回のエピソードは貴音ちゃんの心の中を恋愛モードにするのが目的なんだよね! 基本的にこの子は恋愛とかけ離れた世界にいるので……」

「なぜなのです? なぜみんなは貴音の世界観を変えようとするのです!?」


「それはね……次の話で物語が完結するからだよ!」

「えぇーっ! このお話が終わっちゃうのですか!? あと50年くらい続けてほしいのです」

「私たち69歳と62歳だな……何をするんだ?」

「縁側でお茶を飲みながら昔話……」

「恋愛ジャンルでそれやって面白いか? そもそも作者がこの世にいないわ」

「……107歳までがんばってほしいのです」



 ※※※※※※※



「今回のメインキャラ、雨畑硯都についてだけど」

「この作品に登場するキャラは山梨県内にある日帰り温泉施設を名前に使っているのです。今回は早川町にある『ヴィラ雨畑』なのです」

()()()()……じゃなくて()()()()なんだよね」

「山梨を舞台にしたゆるーいキャンプ漫画でも登場したのです」

「廃校を利用した施設で、校庭や体育館はそのまま残っています! 日帰り温泉だけど宿泊もできますよ」

「この雨畑という場所は硯の産地なのです」

「だから名前に硯の文字が使われたのか……」

「ちなみに……雨畑という名前は過去のエピソードで一度だけ、会話の中で登場していたのです」

「えぇっと、確か12月辺りだっけ……私が茅乃に反発したときかな?」



 ※※※※※※※



「今回は美術館でデートしたのです」

「作者はこの話を書くために、久しぶりに山梨県立美術館へ行ってミレーの絵を鑑賞してきたらしいよ」

「でも実際には階段の描写ぐらいしか役に立たなかったのです」

「ま……他にも隣の芸術の森公園を一周したことで、ワンコを散歩させている人が多いことに気づいてネタにしたんだよね」

「公園の方は何度も訪れたことがあるのです。その際、必ずと言っていいほどノラ猫が出没していたので最初は硯都君がノラ猫に近づくという設定だったのです」

「でも久しぶりに行ったら猫と1匹も遭遇しなかったから急遽ワンコの散歩に変えたらしいよ」


「そういえば……貴音たちが会ったワンコ連れの高校生カップル、どこかで見たことがあるのです」

「あれはね、作者が書いた『席が隣同士の赤坂君と御勅使さんは今日も平和に戦争中』の主人公『赤坂 大』君とヒロイン『御勅使(みだい) 美波』さん、そして赤坂君の愛犬・ドラコだよ! 今回のエピソードは2018年3月なんだけど、その時点ではすでにあの2人が付き合っている設定だからね」


「よろしかったら『赤坂君と御勅使さん』も読んでほしいのです」

「はーい恥も外聞もない宣伝でーす! どうせ誰も読まないと思うけど……」

「ちゃーんとアクセス解析をチェックするのです! この宣伝に効果があったか調べるのです!」

「粘着質かよ……怖っ」



 ※※※※※※※



「おねえちゃん、剣道やってたのですか!? 知らなかったのです」

「おいっ! 私の部屋にはいつも防具が置いてあっただろ!? 今まで気がつかなかったのか?」

「ベッドの上に脱ぎ散らかした大きなブラジャーにばかりついつい目が行ってしまうのです♥」

「それ言うなー! 私がだらしないのバレるじゃん」


「今回のお話では剣道について色々書いているのですが……もしかして作者は剣道経験者なのですか?」

「それな……実は全くのド素人! 全てネットの情報を参考にしたんだよねー」

「ふぇっ、マジなのですか!?」

「うんマジ」

「だまされたのです! 作者はダイビングやエアロビ、スノボーなどは全て自分の経験談を元に書いていたのでてっきり今回もそうなのかと思っていたのです」

「その昔、親戚が剣道の先生をしていて作者も小学校時代に誘われたことがあるらしいんだけど……運動オンチだから断ったんだよね」

「経験していればもう少しちゃんとした文章が書けたかもしれないのです」

「そう! 試合中のシーンを省略したのは演出ではなく、実はただ単純に作者が書けなかったからだよ」

「……ズルいのです!」



 ※※※※※※※



「さてここで……お知らせがあるんだよね」

「そうなのです! 実は今回のエピソードが始まったとき、総合評価がずっと690ポイントのまま横ばい状態だったのです」

「よく貴音ちゃんと2人で『あと10ポイントで700の大台に到達するのに』って悔しがってたんだよね」

「本当は今回の《小休止なのです》でそれをネタにしようと考えていたのです……ところが!」

「今回のエピソードを執筆中に達成しちゃったんだよね! それどころか……」

「さらに評価やブクマを続々といただき、現在726ポイントまで上昇したのです」

「新たに多くのリアクション(いいね)までいただきました! 読者の皆様、ありがとうございまーす!」

「感謝、感謝なのです!」


「そういえばさぁ貴音ちゃん、なろうのランキングって知ってる?」

「えっ、あれはこの底辺作品とは無縁の存在なのです! レベルが違うのです」

「うん、私もそうだと思ってたんだけどさぁ……でも先日、現実世界(恋愛)ジャンルの日間ランキング見てたらこの作品載ってたんだよね……まだ下の方だけど」

「えぇええええっ! そっ、それは奇跡なのです!」

「こっこれは総合評価ポイント、夢の『4ケタ』目指せるかもしれないぞ!?」

「それには、この作品を読んでいる()()()()の協力が必要なのです」

「貴音ちゃんその言い方止めて! ()()の協力が必要でーす」

「外部からコソコソ読んでるヤツはとっととログインするのです」

「だから言い方ーっ! ログインしないと評価ポイントやブックマークができないのでユーザー登録をお願いしまーす」


「次回はいよいよ最終回なのです」

「正しくは最終回につながるエピソードです! また今回も長くなりそうな予感がするなぁ……」

「次回はいよいよ勇者タカネが魔王を倒すステージなのです!!」

「今まで積み上げてきたエピソードをぶち壊すようなこと言わないでねー!」

「で、どんなお話なのですか?」

「初っ端から私、武川いづみの衝撃の過去が明らかになります」

()()の過去……」

「そういう使い古されたギャグも言わないでねー! ちょっと空気が重くなるような胸糞悪い話になるかもしれませんがよろしくお願いしまーす」

「ばたん! あいたたた……」

「どうしたの貴音ちゃん!?」


「重すぎた空気につまずいて転んでしまったのです」

「……んなことあるかぃ」

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