《小休止なのです》
「おねえちゃん、そのまま頭を横に倒すのです」
「えっ、何で!?」
「鏡餅は普通、上下に重なっている物なのです! 今のおねえちゃんの鏡餅は横に並んでいるのです……それじゃ鏡餅じゃないのです! こうやって……お餅とお餅がぺたーっと重なって……はぁ、新年からおめでたいのですぅううううっ♥」
「おい……いい加減にしろよ」
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「今回のエピソードはちょっと変わった方法で投稿されたのです」
「最初に貴音ちゃん視点の話を投稿して、翌日から毎日『追記』という形で更新したんだよね」
「今回のお話……実は作者が何も考えずに書き始めたのです」
「3学期からの話は考えてあったみたいだけど、冬休みが餅つきと初詣の2話だけしか考えてなかったんだよね」
「いくら冬休みが短いからといって2話だけじゃあまりにもお粗末なのです! なのでもう1話くらい欲しい……と思ったのが初詣編の《小休止なのです》を書いている最中だったのです! つまりその時点では何も思いつかなかったのです」
「最初から考えていたのは、クララがコタツの中で貴音ちゃんの足を舐めるシーンだけ。そこへ持って行くように話を書き始めたんだよね」
「最後に出てきた鏡餅のオチ……実は前日に思い付いたのです」
「オチも考えずに書き始めるとは……この作者アホだな」
「毎週書かないとアクセスが減ってしまうのです。プレッシャーなのです」
「そういや、追記している間は新規で投稿した日より反応悪かったらしいじゃん」
「みんな、一番最初の部分だけを読んで『何だこの話? つまんねーの』と言って来なくなったのです! こんなストーリーで終わるはずがないのです! 結論出すのが早すぎるのです!」
「アクセスされるのはトップページに載ってから消えるまでの間だけか……」
「評価ポイントも全然上がらないのです。作者もそろそろ餅ベーションをペッタンペッタンつくのが限界になってきたそうなのです」
「おいモチベーションな! いくらお正月だからといって餅にこだわり過ぎ!」
「もっとブクマをウチに取り込むのです! ブクマ~内~!」
「……節分には早いぞ」
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「次回は冬休みも終わっていよいよ3学期なのです!」
「3学期早々、貴音ちゃんはとんでもないことに巻き込まれるんだよね!?」
「ううっ! 貴音は今までの生活がよかったのですぅううううっ!」
「で、新キャラクターが登場する……と」
「今までは1年生しか登場しなかったのですが、今回初めて2年生の『先輩』が登場するのです! どういう先輩なのかは読んでからのお楽しみなのです」
「……何かヒントある?」
「女の先輩なのです」
「ま、まぁ百合ジャンルだからね……他は?」
「かなりクセ強の先輩なのです! もうこれ以上は内緒なのです」
「作者のお餅ペーッタンを上げるためにもブクマや評価、感想がほしいのです」
「だからモチベーションな! 何だよお餅ペーッタンって!? もはやモチとンしか合ってないじゃん!」




