《小休止なのです》
「以上、おねえちゃんの耳と頭がおかしいという話なのです」
「ちょっと待って待って! 貴音ちゃんの言い方もおかしいと思う! それに何で突然クジラの話が出てくるの?」
「おねえちゃんがコーヒーを吹いたからなのです。まるでクジラのようだったからなのです」
「あ……そういう事?」
「おねえちゃんも潮を吹くのですか?」
「だからその言い方がおかしいんだよぉー!」
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「今回はクララが初めて登場したのです」
「クララは今から三年前、まだ小学生だった貴音ちゃんが『ちゃんとお世話するのです』とお継父さんにお願いして飼い始めたんだよね?」
「そうなのです! 最初はこーんなに小さかったのです」
「いやハムスターの赤ちゃんじゃないからその大きさは無いわ」
「三歳のトイプードルなのです……が、当初は設定が違っていたのです」
「作者はミニチュアダックスフンドを飼っていました。他の作品でもダックスフンドを登場させていたので最初はそうするつもりだったそうですが……」
「ダックスフンドはおチンチンが勃ちにくいのです!」
「なんで『お』をつける!? それに『勃』じゃなくて『立』! 誤字報告が来るし、そもそも『勃つ』を『たつ』とは読まないよ!」
「なのでチンチンが得意なトイプードルになったのです!」
「でも椎間板ヘルニアのリスクがあるから、できるだけワンちゃんには二足歩行させない方がいいですよ!」
「作者が飼っていたミニチュアダックスフンドも椎間板ヘルニアになって大変苦労したそうなのです! だからおチンチン勃たせるためにシコシコとシゴいてはいけないのです!」
「それ絶対悪意ある言い方! シコシコってどっから出てきた!? そういえばクララへのご褒美におやつあげていたけど……」
「バター味のおやつなのです」
「それな! バター味のおやつなんてあるの?」
「たぶんないのです。チーズ味ならいっぱいあるのです」
「作者の創作ですよ! あのワードを言わせるための……」
「そういえば……バター犬って何なのです?」
「それ絶対人に聞いちゃダメ―ッ!」
「じゃあググってみるのです」
「検索もダメ―ッ!!」
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「このお話の作者は『言葉遊び』が好きなのです」
「今回はそんな話でした! ちなみにこの作者、他の作品でも似たようなネタを書いていますのでよろしければ読んでみてください」
「あと、他の作品でもコーヒー飲んだら吹くのがお約束なのです!」
「今回はこの一回でおしまいです。この作品は『ただイチャイチャするだけの話』以外にも今回みたいにギャグに特化した話、シリアスな話……など色々なタイプの物語が出てきます」
「でも基本はえっちな話なのです」
「うぅっ! 否定できねぇ」
「次回もおねえちゃんはヘンタイさんなのです」
「うぅっ! 否定でき……いや、するよ! 何で私が変態なの?」
「おねえちゃんは貴音にアレを強要するのです! 完全にセクハラなのです」
「えっ、だってアレはちゃんと理由があって……」
「次回は耳をふさいで読むのです!」
「意味ないよー! 耳をふさぐ手は、ブックマークや評価をクリックまたはタップするのに使ってくださーい!」
「クリックやタップしたらすぐに耳をふさぐのです! 聞いちゃダメなのです!」




