《小休止なのです》
「今回は新キャラクターが登場したのです」
「ま、正確に言うと再登場なんだけどな! 学園祭編のときにメイド服で初登場した金沢桃里ちゃ……くんだね!?」
「この人、何と男の人だったのです」
「いわゆる『女装子』で『男の娘』……おかげでえらい目に遭ったわ!」
「おねえちゃんが男の人に触ると蕁麻疹が出るということもわかったのです」
「自分でもビックリしたよ……ところで、桃里くんも名前の由来は温泉?」
「そうなのです! 笛吹市一宮町金沢にある『ももの里温泉』なのです! その名の通りモモ畑に囲まれた温泉なのです」
「へぇ」
「あ、でも一部ブドウ畑もあるのです」
「……その情報必要か?」
※※※※※※※
「ではここで衝撃的な事実を発表するのです」
「えっ、何それ!? 怖っ」
「ドゥルルルルルルルル……ジャーン!」
「ドラムロールいらないよ」
「桃里おにいちゃん……学園祭のときは『女の人』だったのです!」
「はぁ!? 意味わからん!」
「作者は学園祭編で桃里おにいちゃんを登場させたとき、完全に女性として描いたのです。で、再登場させるときに『実は男……だったら面白くね?』という作者の気まぐれで男として再登場したのです」
「また作者の計画性の無さが……そういや初登場も執筆中に突然思いついて書いたんだっけ!?」
「でも……このとき偶然にも男に変えて問題がない設定だったのです」
「どういうこと?」
「まずは名前なのです。桃里という名前は女でも男でも使える名前なのです」
「あーそういえば字が違うけど男の俳優さんでいるよねー!?」
「次におねえちゃんが通っている大学なのですが……第75話・私は妹と学園祭に行く約束をした(いづみside)のお話の中で、おねえちゃんが『女子大とは謳っていない――』とハッキリ言っているのです! つまり共学なのです」
「そっそういえば言ってたような……よく覚えていたな」
「なので桃里さんの設定が男に変わったところで何の問題もなかったのです」
「最初は女の設定……そうか! それで学園祭のとき、私がちょっと怒鳴っただけでメソメソ泣き出してしまったのか!?」
「でも実際の桃里おにいちゃんはそのくらい気が弱い設定なのです。おねえちゃんよりずっと女の子っぽいのです」
「おい何だと!?」
※※※※※※※
「そういえば何か重大発表があるって……」
「まずはひとつ目なのです! 今回の桃里おにいちゃん編でこの作品、8万PV突破したのです!」
「おぉーすげー!!」
「でも、何度も言うのですがこれは通過点なのです! PVもポイントも全体的に見ればまだまだ下の方なのです! 物語は秋に入ったのですが、これからも読者の皆さんに飽きられないよう貴音とおねえちゃんはがんばるのです」
「秋と飽き……ダジャレか!? 具体的にどんな話?」
「こっそり教えちゃうのです! ひとつ目は貴音の家で、天ちゃんたちとお泊り会をするお話なのです」
「えっ、そっそれは……部屋片づけておかないと! 特にベッドの上……♥」
「おねえちゃんは関係ないのです……たぶん」
「えーっ!? そんなのヤダ! メンバーに入れろ!」
「次に貴音たちの学校で体育祭があるのです! ここでおねえちゃんがとんでもないことをやらかしてしまうのです!」
「えっ私が!? な、何するんだろう……?」
「他にも色々なお話が目白押しなのです……目白押しがあるのに何で目黒押しや高田馬場押しはないのですか!?」
「いや山手線と関係ないから……」
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「それでは二つ目のお知らせなのです!」
「今度は何?」
「この作品……今回が155話なのですが、その内《小休止なのです》が今回も含めて28回……つまり本編は127話あるのです」
「う、うん……そうだね」
「今まで本編が50話と100話に到達したとき【番外編】をお送りしたのです」
「あぁ、和が主役の話と昔話のパロディーのやつね!?」
「本編が150話に到達したときも【番外編】をお送りする予定なのですが……」
「今度は何!?」
「それが……桃里おにいちゃんが主役、つまり(桃里side)のお話なのです」
「えっ、マジか!?」
「作者はまだストーリーを考えている最中なのですが、どうやら桃里おにいちゃんが夏休みに帰省した話なのです」
「えっ、じゃあ私たち出番ないじゃん!」
「その代わり……今回セリフの中に出てきた桃里さんの3人の【お姉さん】が登場する予定なのです! どうやらかなりクセの強いお姉さんたちだそうなのです」
「うわっマジか!? そりゃ楽しみだ」
「なので作者がやる気を失わないよう、引き続き応援するのです!」
「よろしくお願いしまーす!」




