《小休止なのです》
「いづみでーす」
「貴音なのです……おねえちゃんはえっちなのです」
「おいおい何をいきなり……」
「だってそうなのです! いきなり貴音とお風呂に入りたいとか言うし、貴音のバスタオルを外すし……おねえちゃんは貴音の体だけが目的なのです!」
「いやそんなことないし……その言い方どうにかなんないかなぁ~!?」
「普通はバスタオルを体に巻いてお風呂に入るのです」
「いや、しないよ! 温泉や銭湯では、タオルや髪の毛を湯船の中に入れる行為は絶対ダメ! 汚さないためのマナーなんだよ」
「ウソなのです! テレビ番組で芸能人がタオル巻いて温泉に入ってるのです」
「あれはね、タオル巻かないと放送事故になるからだよ」
「芸能人だけ特別なんてズルいのです! 巨乳グラビアアイドルはタオル禁止にするべきなのです♥」
「……それ、貴音ちゃんの意見か?」
「それに髪の毛をつけてはいけないというのもおかしいのです」
「何で? だって髪の毛って意外と汚れているんだよ」
「だって、頭の毛だけ差別されているのです!」
「えっ?」
「髪の毛はつけてはいけないのに、何でおねえちゃんのおまたの毛……」
「やめろぉおおおおっ!」
「でもおねえちゃんは貴音のおっぱい見てよろこんでいたのです」
「えぇっ、そっそれは……そういう貴音ちゃんもおっ、お姉ちゃんのおっぱい見てよろこんでたでしょ!?」
「そうなのです! 貴音はおねえちゃんのおっぱいが大好きなのです♥」
「開き直りやがった……でも、これがキッカケで私たちは姉妹として距離が縮まったんだよね?」
「そうなのです! このときはまだおねえちゃんのことを『いづみさん』と呼んでいたのです」
「それが今では……」
「ヘンタイおっぱいさんなのです」
「違うでしょぉおおおおっ!」
※※※※※※※
「次回はおねえちゃんの耳と頭がおかしい話なのです」
「違うよ! まぁ確かに妄想がひどかったけど……」
「次回は一話完結なのです! アレが短いのです」
「それな! 貴音ちゃんってどうしてそういう言い方するのかなぁ……そういうお話です」
「しょーもない話なのです」
「そんなことないよー」
「でも、この話の中に重要なことが隠されているのです」
「これは本当です! この物語の最終回につながる重要なエピソードが隠されているんですよねー」
「それでは次回も読むのです……あっ」
「えっ、どうしたの?」
「今、ログインしないで読んでいる人たちに郎報なのです」
「朗報な……誤字報告が来るぞ」
「この小説をログインしてから読むと……あら不思議! 貴音とおねえちゃんがお風呂に入っている挿絵が見られるのです♥」
「ウソですよー! でも……できればユーザー登録していただいて、この作品の評価をお願いしまーす! 小説書かなくてもユーザー登録はできますよー!」
「さぁ、アナタもログインしておねえちゃんのおっぱいを見るのです!」
「見られませんよー」




