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貴音はハダカを見られたくないのです(貴音side)後編

 


「いづみさんなんか大っ嫌いなのです!」



 ――いづみさんはひどいのです!


 いづみさんは、貴音のおっぱいが小さいのを「小さくてもいい」とか「気にしなくていいよ」と慰めてくれたのです。

 でも実は、いづみさん自身がとても大きなおっぱいだったのです……説得力ないのです! もはや慰めも皮肉にしか聞こえないのです。


 すると、貴音の身に予想外のことが起こったのです。 


「貴音ちゃん!」


 何といづみさんが後ろから抱きついてきたのです。


「ふわぁああああっ!」


 貴音は突然抱きつかれて驚いたのです。でも、もっと驚いたのが……



 〝むにゅっ♥〟



 ――背中に何か柔らかいモノが当たっているのですぅううううっ!!



 こっ、これはソファーの背もたれより柔らかくて弾力があって温かくて……


 ――ぎっ……気゛持ちいいのですぅううううううううっ♥


 これは何なのですか? 貴音はママの記憶がほとんどないのですが……なぜかママに抱かれたような気分がしたのです。


 そして、貴音の耳元でいづみさんが優しく話しかけてきたのです。


「貴音ちゃん、小さくてもいいってのは本当だよ! むしろ大きいと良くないことばかりなんだよ」

「えっ、そ……そんなことないので……」


 貴音が否定すると、いづみさんはもっと強く抱きしめてきたのです。たっ……貴音の背中に……いづみさんのおっぱいがぎゅっと……ほわぁっ!!


「本当だよ! 重くて肩がこるでしょ! スポーツするときなんかハッキリ言って邪魔! 和服も似合わないし、ブラもカワイイのがなかなか見つからないのよ。でもね、一番イヤなのは……男どもが好奇の(エロい)目で見てくる事よ!」


 ――あっ!


 いづみさんのその言葉に、貴音はあることを思い出したのです。


 いづみさんが家に来る前、貴音はパパから聞かされていたのです。いづみさんは小さいときの精神的ショックで、男の人が苦手になったそうなのです。


 貴音はわかったのです。大きいおっぱいがいい……というのは男の人の考えなのです。だから男の人が苦手ないづみさんにとって、おっぱいが大きいことはイヤなことなのです。


 ――貴音は、いづみさんの気持ちを考えていない悪い子なのです。


 でも貴音の背中に当たっている感触……これはとっても気持ちいいのです♥



 ※※※※※※※



「さぁ、いつまでもこんな格好でいたら風邪ひいちゃうよ……早くお風呂入ろ」

「はいっ」


 いづみさんは体を隠さず、貴音もバスタオルを巻くことをやめてお風呂場に入ったのです。でも、このとき貴音にはある「願望」が芽生えていたのです。


「あっ、あの……いづみさん……」

「ん? なぁに?」

「あっいえ……何でもないのです」


 貴音は……いづみさんのおっぱいにとても興味が湧いてきたのです! でもさすがに「おっぱい触らせて」とは言えないのですぅううううっ!


 お風呂場に入ると、いづみさんと交替で背中を流しっこしてから二人で仲良く湯船に入ったのです。その間も貴音は、いづみさんの大きなおっぱいが気になって仕方がなかったのです。


 貴音がおっぱい触らせてと言い出せずモジモジしていると、いづみさんの方から話しかけてきたのです。


「貴音ちゃん、さっきはごめんね」

「いえ、貴音の方こそ……いづみさんに言われて……おっぱい小さいの、気にしないようにするのです」


 すると、いづみさんは貴音の肩に手を回しグッと引き寄せたのです! ふわわわわっ! いづみさんのおっぱいが貴音の目の前にやって来たのです。


「お姉ちゃん、これからも貴音ちゃんと仲良くなりたいから……だから遠慮なく何でも言ってね」


 ――えっ、遠慮なく何でも言っていいのですか? じゃあ言うのですよ!


「あっ、あの! いづみさん!」

「……はい?」

「たっ貴音は……いづみさんに……お願いがある……のです」

「ん? いいよ! 何でも言って!」

「あ……あの……」

「……?」



「いづみさんの……おっぱい……触らせて欲しいのです」



 ――言ってしまったのですぅううううっ!


 いづみさんは驚き、しばらく黙り込んでから、


「ま、まぁ……別に……いいけど」


 オッケーしてくれたのです……が、


「触ってもいいけど……ひとつだけ言うことを聞いてくれる?」

「な……何なのですか?」



「私のこと……今から『お姉ちゃん』って呼んでね!」



 ふわぁああああっ! そうなのです!


 ――この人は……貴音の「おねえちゃん」なのです!!


 貴音には今まで何でも話せる相手がいなかったけど、これからは遠慮なく話せる人がいるのです!


「おっ、おねえちゃん……いづみおねえちゃん! よろしくお願いしますのです」


 ――なので……()()()()触らせてもらうのです♥


 まず最初に、おねえちゃんのおっぱいを指で軽く押してみたのです。


 〝ぷにゅ♥〟


 ――すっ、すごい弾力なのですぅううううっ!


 貴音もこの弾力が欲しいのです。でも、おねえちゃんのおっぱいを毎日こうやって触れるのなら正直どっちでもよくなったのですぅ!


 ここっ、今度は手のひらを上にしておっぱいを持ち上げてみ……みるのです!


 〝ぽよんっ♥〟


 ――ひやぁああああっ! おっ、重いのです!


 確かにこれで運動はキツそうなのです。おねえちゃんは「肩がこる」と言っていたのです。でも貴音には「肩がこる」って意味がわからないのです。ただ、きっと大変なことなんだろう……ってことはわかるのです。


 しばらくの間おねえちゃんのおっぱいを触ったり持ち上げたり……少し揉んでみたりしたのです。が、貴音にはどうしても気になる場所があるのです。


 ――それは……乳首なのです!


 貴音と比べて大きいのです! しかも最初に見たときよりさらに大きくなった気がするのです。こっ、これは……思わず指でつまんでみたくなったのです。


 なので……つまんでみたのです♥


 おねえちゃんはとても嫌がっていたけど……表情はうれしそうだったのです。



 ※※※※※※※



「おねえちゃーん!」


 あれ以来、貴音はパジャマ姿のおねえちゃんにハグを求めるのです。おねえちゃんはパジャマのときノーブラなのです。それと、おねえちゃんのパジャマはピンク色でネコの柄がとってもカワイイのです。


「むぎゅ♥」


 おねえちゃんの身長は一七〇センチ、貴音は一四二センチ……立ったままハグすると、貴音の顔はおねえちゃんのおっぱいとだいたい同じ高さになるのです。なので貴音はおねえちゃんのおっぱいに顔を埋めるのです!



 ――ぷふぁああああああああっ……しっ、幸せなのです♥



 貴音はおねえちゃんのおっぱいが大好きなのです!



貴音なのです……「むぎゅ♥」

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