《小休止なのです》
「おねえちゃんお誕生日おめでとうなのです!」
「ありがとう貴音ちゃん、これでシャインマスカット食べることが出来たらどんだけ良かったか……」
「細かいことにいちいち気にしていたらダメなのです」
「どの口が言ってるんだコラ」
「ふっふへふぅ! ひょうほひょうひゅうひはほへふひっへひふほへふ……はほ、ふひふぉほはへはへはふぁふぁへへはひふぉへふ」
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「だからさぁー、何で食べちゃったの!?」
「……そこにシャインマスカットがあるからなのです」
「登山家みたいに言うな! ま、桃はいっぱいあるからいいとして……」
「それなのです! 作中では貴音の住む町と言っているのですが舞台は山梨なのです。桃はご近所さんや親戚などから頂くことが多いのです! 桃農家が多い場所だと食べきれないほどもらう家もあるのです」
「一方、シャインマスカットは……もらうことはほとんどないよねー」
「頂くことが多いのはデラウエア、巨峰、甲州なのです(個人の見解です)」
「貴音ちゃんは桃の皮をむく派……だよね?」
「キレイにむかなければ食べないのです」
「……スモモは?」
「絶対にむくのです!」
「お姉ちゃんは皮ごと食べる派だよ」
「し……信じられないのです! あんな酸っぱい部分食べられないのです」
「コーヒーはブラックで飲めるくせに……どういう味覚だ?」
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「で、誕生日プレゼントの話だけど……これから夏本番なのにあんなふかふかしたパジャマって……」
「だっておねえちゃん、夏はパジャマを着ないのです」
「あぁ確かに! 私、夏はTシャツと短パンだからなぁ……」
「なので時代を先取りして秋冬物にしたのです!」
「だからって着ぐるみパジャマかよ……できれば貴音ちゃんが着ているようなシルクのパジャマがよかったなぁ~」
「……貴音のお小遣いではムリなのです」
「なんかゴメン……ありがたくもらっておくよ」
「じゃあ夏の間はバニーガール着て寝るのです♥」
「あんな格好で寝られるか!」
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「そういえばさぁ、着ぐるみパジャマ以外にタンクトップも入ってたんだけど……何これ? 私にこれを着ろってこと!?」
「そうなのです! 貴音からのお願いなのです!」
「いやいや無理無理! これって思いっきりアレが強調されるヤツじゃん!」
「だから着てほしいのです! 一日だけでいいのです!」
「……は? どういうこと?」
「もうすぐ夏休みなのです! 夏休みに貴音はある女に復讐するのです」
「復讐なんて物騒だな……もしかして真秀良か?」
「長沢先生じゃないのです、同じクラスの女子生徒なのです」
「えっ、よくわからんけど……暴力はダメだよ!」
「次回からは夏休みのお話なのです! とってもイヤな新キャラクターが登場するのです!」
「そういや和からビキニもらったけど……着る機会あるのかなぁ?」
「何で和おねえちゃんは、おねえちゃんのサイズを知っていたのですか?」
「えぇっとそれは普段からハダ……いや何でもないよー! それより貴音ちゃんは水着持ってんの?」
「スクール水着……」
「うん、それは読者が喜びそうだけど……ちゃんとしたヤツも買おうよ」
「夏休みは全て水着回! そしておねえちゃんの【ポロリ】があるのです♥」
「アクセス数増やしたいからってウソはダメだよー!」
「読者の皆さんは下にある★をいっぱい付けるのです! そうすれば作者がストーリーにおねえちゃんのポロリを追加するのです♥」
「そんなことしたら作者ぶっ飛ばすよー! でも、評価&ブクマ&いいねは引き続きよろしくお願いしまーす!」




