星さんと先生…
さまざまな疑問があり調べている主人公。しかし、第三者による妨害?星さんに助けてもらい安心。状況を説明すると、数分経たずに返信が…。
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〈メール〉
差出人:hosibata aki@〇〇.com
宛先:
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なんとなく把握しました。もし、あなたが僕の親友と知り合いであるならその人の力を借りたいですね。
月見さんに今お伝えできることは、現在連絡をとっているそのパソコンは監視されてる可能性が高いということです。サイトを確認しようとした際、サイトを開けるのがその地域内の人だけという表記がでました。ほかの者にも確認させましたが同じ結果でした。そして、その地域に位置を書き換えサイトにアクセスした際最後のリンクは全くの別物でした。
このことから、最初から月見さんを目当て仕込まれたものだと思います。今この返信とともにセキュリティのデータを入れているので多少の大丈夫だと思います。セキュリティの内容はパソコンの現在地を少しずらし相手から見えるパソコンの機種を変更しておきました。相手に、不審に思われないように僕の使っていないパソコンに機種名を移動しているので調べ物は安心だと思います。
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星さんは、本人が名乗っている星渡って苗字が本当なら差出人の欄に書いてある「hosibata aki@〇〇.com」が実際の名前で「星渡あき」という人物の可能性が高い。セキュリティについては、信じていいのかな…場所を書き換えたってことは私の場所が特定できてるってことだよね…。いや…疑っても今はなんともならない。
それより奏とか学校とかに知ることが最優先事項だね。ひとまず書きまとめよう。
学校について調べようとして邪魔をされたことから…学校が大きく関わっていてこのことから先生はそれを止めようとしているがすぐには解決していない…いや…解決できない事情があり仲間として振舞っている?
もし先生が本当に止めようとしているとしたら…私に話した内容も一致する。また、私が奏という人物を知っているかなどについて聞いたことから…その事情には奏か私が大きく関わっていると考えて間違いない。
私が奏についての夢を見たことやパソコンにアカウントがあることから、私が記憶喪失?をしていて関りが深い人物だったとも考えられる。
月…あっ…現像の写真受け取り…明日の夜でいいかな、考える時間が欲しいから早めに受け取ったほうがいいよね。明日の帰りに受け取ろう。
考えすぎて疲れた私は、ベランダに出て涼むことにした。ベランダから時計を見ると1:00だった。ゲームをしている時は、短いと思っていた時間なのに…。
「時間ってこんなに長いものだったんだ…」
そういい空を見ているうちに、私は眠りに落ちていた。
「…私の存在意義ってなんだろうね…」
…今回は、なんか重い話しな気がするな…
…「…めずらしいな奏がそんなこと言うなんて。」
「らしくないよね…ごめん。忘れて…」
…「存在意義って誰かに決められるもんなのか?」
存在意義か…評価も価値もまわりの人が決めるから…誰かに決められるものって気もする。
「…そういうものじゃない?だって、まわりの人に評価されて…価値を決められているから私は危険物扱いされたわけだし…」
奏って私と同じ考え方で…なんか似てる気がする…。「危険物扱い」って…奏はいったい何があったの…?
…「確かに周りの人は評価したり価値を決めつけたりする。だけどな…」
投稿が遅れてしまいましたが、今週は時間があり書くことができました。毎回、1300文字程度を目安にしていますが「長い」「短い」などのご意見がありましたら調整しようと思います。今後も、見守っていただけると幸いです。