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濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記  作者: とるとねん
第二章

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ハイセルク帝国地図 及び情勢

 赤色:交戦国及び交戦地域、

 黄色:ハイセルク残党軍支配地域

 紫色:魔領

 水色:海及び巨大湖

 茶色:中立国、マイヤード

 肌色:ガルムド群島諸国

 青色:メイリス共和国

 緑色:アレイナード森林同盟


挿絵(By みてみん)


 ハイセルク帝国は、東部及び南部方面軍の交通路の再建を第一とし、魔法銀鉱から齎される資金を基に、国家の再建を目指す。


 第二に、炎帝龍回廊と呼ばれる炎帝龍侵攻ルートを巨大な貿易路及び輸送路として、孤立するマイヤードと繋ぎ入れ共同体に組み込む。その際に、ダンデューグ攻城戦を生き延びた残存兵力の回収も行う。


 リベリトア・クレイストは所在不明の炎帝龍を警戒しながら、巨大湖の湖岸を中心に領地に組み込む。魔法袋と言った物流革命があったとは言え、セルタ湖の水上輸送は地域のロジスティック上、最大の要所であり、水利・漁撈の観点からも大きな価値を持つ。


 周辺地域から流入した人口を兵や魔領開拓に当て、労働力の強化を図る。一部の者は短期間で目覚ましい戦果を上げ、皮肉にも二カ国の重要戦力となった。


 魔法銀鉱はダリマルクス家と南部方面軍の共同管理に置かれ、ハイセルク南部地域の余剰人口の大半が注ぎ込まれる。一部重篤な鉱山病を招きかねない作業は内戦で得た奴隷に従事させ、労働こそが自由への道という甘言を掲げ、作業の危険度に応じて抑留年数を引き下げる。

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― 新着の感想 ―
クレイストと商業連邦の版図が拡がっているのが腹立たしい…
[良い点] レビューの数ほど期待度と信頼度が上がる。 [一言] 題名をひと目みてもそこまで気に求めていませんでしたが、レビューを信じてみたら徹夜で読んじまうほど最高でしたわ! これからまだまだ半分続き…
[一言] 案外、セルタ領と近い場所で酔いつぶれてたんだな(ωー
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