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3話 精霊と妖精の楽園 ヴァルハラ


女)ちょとエルダどうなってるのよこの車!勝手に動き出して元来た道を戻ってるじゃない!。


エルダ)そんなこと言われたってハンドル操作効かないよ~、ユナ~どうしたらいい~。


ユナ)どうしたらいいのかしら?ねぇザインなんとかならない?。


ザイン)俺に言うなよ、メカには弱いんだよ、おいソイル専門家さんよどうなってんだこりゃ?。


ソイル)これは自動帰還システムを搭載したハイテクK自動車のようです、こんなものは軍か又は要人用として使われているはずなのですが?、見つけたのはアイナさんですよね?あんな山奥の荒れた畑で見つけたのは?作物の方は取り尽くしましたし、家畜の持ち出しも終わってますから。


アイナ)そんな事言われたって、あの場には誰も居なかったし、まさか持ち主の真様が居るとわ思わなかったんだもん・・・ちょっとまって?なんか大きな隔壁が見えてきたんだけど?、今まで無かったよねあんなのどうなってるの!?。


ソイル)これはもしかしたら持ち主がシステムを起動したようですね、まだこんな所が残っていたんですねぇ、そうなると私達は無断で車を持ち出した盗人となり、真様に下手をすれば殺されても文句は言えません。


アイナ)じょっ、冗談じゃないわよ!?ガラス窓破ってでも逃げないと!?


手持ちの武器で殴り壊そうとするが、全く持ってビクともしない。


ザイン)なぁコレってイニシャル入ってるんだけどよ、ミクリヤガラスってたしか世界一頑丈な装甲ガラスじゃなかったか?ってか内部や外装に至るまでミクリヤ装甲仕様になってるみたいだぜ?。


エルダ)うん人間の力じゃ操作できません~機械には勝てなかったよ、このまま大人しく持ち主さんの下へ行くしかないよ~ボクじゃ無理。


ユナ)持ち主さんに土下座で謝って許してもらえるかな・・・・・・あんまりいい予感しないんだけど確か車の持ち出しにはリストになかったし。


そんな事を話つつ隔壁の内部の地下軍用施設駐車場へと運び込まれていく一行、車は止まれど扉は開かない、車に閉じ込められる形で放置され1日過ごすことになった。

予想とは違う人物に出会い真実を知る事になる。

ーーーーーーーーーーーーー


一方 樹と妖精2人は大浴場温泉、屋上露天風呂に浸かっていたりする。


樹)契約も済ませたし・・・・ふむ改めて契約とは摩訶不思議なものだこれが精霊・・・・魔法?魔術イメージした物がそのまま働き形と成す力・・・これは人が持っていい力ではないな非常識すぎる。


現在ステム


名前 伊藤 樹


年齢 20歳(元27歳)


スキル オールドコマンダー 


ユニークスキル 無限収納ハンドテンタクル(触手)

全属性魔法 全属性魔術 方陣魔法 全方陣召喚 精霊使役 精霊魔法 念話


エクストラスキル ショップ 対象進化 肉体再生極み 長命種 

隔絶異空間惑星のヘヴンズゲート・戻るにはゲートアウト・住居者1名 伊藤 樹




樹)ん?スキルが増えている、それになんだ隔絶異空間惑星の扉?ヘヴンズゲート?。


そう呟くと全く異なる場所に座っていた。

そこは澄み渡る蒼い空、そよぐ風、綺麗に澄んだ川、広く緑に溢れた草原、鬱蒼とした森、遠くには山脈がそびえ立つ、そして天空の島々、そんな手付かずの大自然があった。


樹)ヴェックション!?おお寒いぞ!?


スキルを確認すると。

ヘヴンズゲートこの扉は真の契約者にのみ与えられる、精霊と妖精たちの楽園ヴァルハラ

契約者が認めた人物以外入る事のできない世界。


樹)なるほど要するに精霊や妖精を此処へ招けと言う訳か、他のスキルは?。


全属性魔法・主に攻撃に特化した力。


全属性魔術・主にバッファー・デバッファー。


方陣魔法・主に結界や回復魔法・再生魔法 病巣病魔治療・解呪・主にバットステムの解除。


精霊使役・精霊を呼び寄せ協力を得る。

契約者と妖精種しか見えない存在精霊・情報・証拠・撮影・お宝発見など、案内役を務めたりアドバイスをくれたりととても協力的、困ったときの知恵袋的存在、いつかヴァルハラに招かれる時を待っている。


精霊魔法・精霊の力をかりて海を割ったり、植物の成長を促進したり、大地を荒廃させたり、その逆に豊かにしたりと、火山も噴火させられる、放射能汚染すら浄化する、一種の災害魔法とも呼ばれていたりする、資源発見にはかかせない魔法でもある。


樹)役に立ちそうなスキルばかりだなぁ、ゲートアウト、うん風呂は暖かい。


リリアナ)一樹様?今目の前から消えてましたよね、一体どちらへ行かれていらっしゃったのです?。


樹)どうやら新しいスキルがあったから呟いてみたら、その場所へ飛ばされてしまったスキルはヘヴンズゲート、惑星の名前はヴァルハラと言う。


リリアナ・レニア)えええええええー!?。


その後引っ切り無しに質問攻めにあう、しばらくして風呂から上がり、リリアナとレニア周りに居る精霊数人を連れてヴァルハラへ連れて行った。


リリアナ)此処がヴァルハラ・・・・魔物の気配が全くありません動物達や虫達、鳥が沢山飛んでいます。


樹)此処は精霊と妖精達の楽園らしい、俺が招けば此処に来れるようだ自然が溢れ何も無い所だが、お前達が住むには丁度いい場所だろう?ここに住めば他の人類種族に追われる心配も無い、ん?どうやら精霊達やリリアナとレニアも自由に出入りできるようになったようだぞ?。


居住者 53名・ヴァルハラへの出入り制限解除。


レニア)それは私も望めば何時でもヴァルハラに行ける様になったってことですよね?。


樹)そのようだな、ただし許可の無い者達を連れてくる事は俺以外出来ない様だ、要するにだ例え仲間の妖精種や精霊であろうと、ヴァルハラが許可しない者達又は、俺が連れてこない限り出入りできないと言う事だな、一度俺が連れてきてヴァルハラが許可すれば出入りは自由となるわけだ。


レニア)悪意を持った者達は入れないと見ていいの?。


樹)多分そうなるだろうとは思う、まだその辺りは試していないから何とも言えん、さて戻るか風呂上りのフルーツ牛乳飲んでないからな・・・あーそういえば警報鳴ってたな、夜も遅いし暗いからな明日にしよう、さて暖かいベットが待ってるぞ、今まで散々苦労をしてきたんだろう、ならまず身体と心を癒し休めないとな。


リリアナ)あ・・・あの・・・一緒に寝てもいいですか?。


レニア)・・・わ・・私も・・・。


樹)まぁ構わないぞ精霊もくっ付いてるしな、寝巻きを用意したからそれを着てから寝るぞ。



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