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1話、変ってしまったパラレル地球と妖精との進化の提案



樹)うっ・・・まぶしい・・・なんだこれは?、確か地面が液状化して引きずり込まれた筈だ。


樹は周りを見渡す、荒れた畑。


樹)こんな山奥にまで何者かが侵入してきたのか?。


ヴン


ステム 


並列交索世界パラレルワールド(地球イルド238世界)


名前 伊藤 樹


年齢 20歳(元27歳)


スキル オールドコマンダー 


ユニークスキル

無限収納ハンドテンタクル(触手) 

 

エクストラスキル ショップ 対象進化 肉体再生極み 長命種 


装備 長鉈ながなた草刈鎌くさかりがま・護身用ナイフ(ごしんよう)・スリング・肩掛け様草刈円盤・暗器


農作業用のツナギ、ゴムガッパ、長靴


樹)ステム?何だこれは?。


樹はそう言いながらスキル部分タップすると説明に切り替わる。


オールコマンダー

武器や兵器・乗り物の取り扱い・調理裁縫・トラップや道具作成解除、更に戦闘おいてのプロフェッショナル、動作・気配や匂い察知能力による直感能力が備わっている、危険な所では約立つ能力・適切な解体も出来る

 


無限収納ハンドテンタクル(触手)

触手が束になった手、何でもしまってくれる、生きている生物すらしまえる。

生き物が入る空間は、物と違って全く異なる空間が用意されて居り、かなりの広さになっていて過ごしやすい。

物を仕舞うと各リストが作成され見やすくなっている、ハンドと呼ぶと現れる、主人の意のままに行動してくれる。

物の時間は停止しているので腐ったり劣化はしない。

敵を倒したり拘束してくれる非常に有難く便利な存在。



ショップ(買い物)

敵対対象を倒すと得られるポイントで買い物が出来る、ポイントを貯めれば食糧から日用雑貨・車両や兵器も買える様になる、ペットも売っている・現在のポイント10万ポイント



対象進化

望んだ対象を進化させる、進化可能だが大量のポイントが必要となる、ショップで買った物・ペットも進化できる、汚染や環境の影響を受けない様になる。



肉体再生極み(にくたいさいせいきわみ)

欠損して、首を切られても、脳を破壊されても、心臓を撃たれても刺されても、身体が燃やされても、溶かされても、身体は再生する。



長命種

大変長く生きられる。



樹)うん?どうやら違う世界・・・パラレルワールドか?又は幾つにも連なる、並列交索世界法則こうさくせかいほうそくの壁を破ったのか?・・・・スキルは恐ろしいがゾンビアタックが出来るな。


土煙を上げながらこちらへ走ってくる、そのシルエットはまさしくファンタジーに出てくる醜悪な顔のゴブリン?だ、しかしその身長は人間の腰までしかない、その手には鳥かごに捕らわれた手の平サイズの妖精と思わしき存在、ゴブリンリーダー?と思わしき者が指示を飛ばしている様だ。


ゴブリン?)グゲゲゲゲゲゲゲゲ・・・・人間喰う・・・・男・・・喰うぅう。


妖精)外に出しなさいこのホーグル、お願い誰でも良いから助けて。


樹)ほう、この俺を倒し喰らうと?高々10匹程度でか?・・・・・戦場から離れて久しいが良い運動になりそうだ、羽虫?に、ゴブリンではないのか?デカイ鉄パイプを持った貴様がリーダーか?遠路はるばるこんな山奥まで?ようこそ。


と首をかしげながら俺は言う。


しかし格好は農作業服なので今一格好良くは無い、瞬時に動きを見せ戦闘とは呼べない一方的な虐殺により妖精以外は既に死亡している。


樹)そこの謎の妖精?要望通り敵は倒したぞ、この後どうするつもりだ?。


妖精)ホーグルを一瞬で10匹倒した凄い・・・・ひいっ・・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい巻き込んでごめんなさい、下僕でも奴隷にでもなりますから許してください!?脅されて姉妹を人質に取られいるんです助けてください!?。


樹はいぶかしみながら思案する様子を見せる。


樹)人質?それは本当か?・・・もし噓だったなら容赦はしないぞ?。


妖精)噓なんて付きません!?、お願いです私はどうなってもいいから助けてください、お礼ならします、私達姉妹は貴方の専属妖精になります!?。


必至の訴えは(うったえ)噓では無い様に思える樹は、妖精を観察する良く見れば、汚れたみすぼらしい服に、扱けたほほ胸はあるが痩せた身体。


樹)専属妖精がどういった物かはは知らんが、噓では無い様に見える、しかし信用をした訳では無い、その必至の訴え位はかなえてやろう、微力ながら力を貸そう。

まずは名乗っておこう俺は伊藤樹だ、貴様の名は何と言う。


妖精)有り難うございます有り難うございます、私はリリアナ・ラインです、ここから北に在る家を2日前から根城にしています、敵の戦力は今の4倍です、ホーグルリーダーがあそこを支配しています。


樹)ん?北の家だと・・・・それは本当なのか?。


樹の家は北に在る、しかもその方角には樹の家しかないのだ、家までたったの1キロ。


妖精)はい、2日まえホーグル達が見つけた家が森の中にありまして、どこも壊れていない家なんて珍しかったのか庭に巣を作ってました。

家の中に入れなかったと言うのも要因の一つなんですが、今でも家に入ろうと攻撃を加えてます。

私達は2ヶ月前にホーグルの襲撃で集落は壊滅しました。

妖精達は命からがら逃げ出し何とか無事のようです、他の妖精達の行方と居場所ある程度わかります、同族の持つ能力です、私達姉妹は囮になったので捕まってしまいましたが。

あの・・・・本当に姉妹を助けて貰えるのでしょうか?。


樹)その北の家は俺の家だ、ミクリヤ装甲とガラスを惜しげなく使って作ってあるんだから、破壊など出来る筈が無い。

お前達の姉妹は助けよう、根城にしているホーグルとか言うモンスターは倒そう、家の奪還も在るからな、家から約3k範囲は俺の土地だ覚えておいてくれ。

そーなると昇降機、スロープ、シェルター階段、そう言えばボックスタイプのK自動車が無くなってるな、帰還システムを起動させておけば戻ってくるだろう。

リリアナと地下格納庫の入り口へ移動し地下から家へ向かう。


リリアナと樹は地下格納庫に下りていく、其処には樹が元の世界で購入した車両や戦闘機が鎮座していた、武器庫には火薬と弾薬、銃等がならんで立てかけてある。

リリアナはそれを見て驚きを隠せないでいる


リリアナ)あ、あの樹様は何者なのですか?、今時こんなに沢山の乗り物や兵器を所持している方は始めて見ました、殆どの探索者やハンターはこんな大規模な土地は所有して居ません。


樹)そうか悪いな俺はこの世界の住人ではないからな知らなくて当然だ、並列交索世界と言うのを知っているか?縦横斜め前後ろに並ぶ、縦横無尽世界の話なのだが、その内どれかの世界に落ちて、この世界に来てしまったようだ。

それと全ての車両や兵器武器は半分以上が使えなくなっている、答えは簡単だ、此処は元軍で活躍していた車両や兵器だからな。

言わば役目を終えた車両や道具達の墓場だ、勿論最新の物も幾つかあるが、殆ど稼動してい無い故障してる。

スクラップにするにも金が掛かるからな、今稼動出来るのはこの施設の迎撃用の防衛隔壁、個人購入した装甲車とトレーラー、戦車が2台とボックスのK自動車1台だけだな。

後は防衛迎撃システムがあるくらいだな、稼動停止しているがシステムを起動すれば動くだろう。

他の車両も修理をすれば使えるが管理費様がかさむから放置してるんだ。

ちなみに銃や手榴弾も古い物から新しい物まで揃っている、殆どミクリヤ仕様で作られてるから頑丈さだけなら何処にも負けない、ファンタジーなアダマンタイトより堅いし核兵器を何万発討たれても全て返り討ちだな。

そんな施設を褒美に貰ったけど、元の世界だと結構マメに軍の連中が、役目を終えた道具達を運んできては保管する様にお願いされていたからな。

これらを盗まれて悪用されないために管理しながらのんびり農業やってたんだよ。

おっと、辛そうだな肩に乗るか胸ポケットにでも入ると良い、家に着くまでこの世界の事を教えてくれ。


リリアナ)は、はい・・・ではポケットの方に入らせていただきますね、え、えっと樹様はこの世界の常識をご存知無いのですね?。


樹)ああ、俺は日本の東京世田谷で生まれた、ある事情で暗殺者としての家業を余儀なくされてな、一時は戦場を駆け回っていた事もあった。

ある程度の戦果上げて褒章として貰ったのが、山奥のこのド田舎の土地だった他の地域にもある、それからは農業や家畜の世話をしながらのんびり暮らしていたのだがな、どうやら土地ごとこの世界に来てしまったようだ。

よって世界常識と言う物を知らん。


リリアナの説明では、とある研究者が並列世界交索理論を現実に実証証明しようとしたが失敗、呼び寄せてしまったのは未知なる世界のモンスターと多種族だったと言う。

研究者達は慌てて作ったメカの稼動を止め、招き入れた者達を元の世界へ返すための研究をしたが、今度はこの世界の住人とモンスターを巻き込んで一部を送ってしまったという、何処へ送られたかは不明だった。

しかしはそれだけでは収まらなかった、呼び寄せた世界と、送った筈の世界、そして地球が融合してしまい取り返しの付かない事態になった

一度開いた世界は塞がる事は無くそのまま宇宙規模にまで発展、地球も宇宙も新しいフロンティアに彩られた。

地球と二つの星が融合、他の惑星が大きかったのか、地球の大きさは5倍に膨れ上がる。他の惑星の幾つかは融合をしているようだ。

地球は大きくなったのがキッカケで太陽系の軌道からホンの少し、外へ離れた事で大気の温度が微調整され、生物が生きていける環境は保たれたらしい。

勿論既にどれほどのモンスターがいるのか把握する事が不可能な程に膨れ上がっていた。

分かっているだけでも虫や動物、家畜・植物も含めた20万種を越え今も確認するのに手を焼いているようだ。

変異した虫や動植物、モンスターまで環境に合わせて一部が進化している。



人種に近い多種族たちが手を取り合い日々モンスターを討伐しながら暮らしている状態。

モンスターが来た当初に暴れ回った為、各国が対応に追われ文明の大半以上が破壊されてしまった。

モンスターの影響もあり復興が細々としている為、ロクに進んでいない。

現在も地下シェルターの暮らしをしている所もあると言う。



今はモンスター素材と言う資源を使い、人々が暮らしている、残った文明の利器を活用し生産しながら生きている。

物の物価は当時の値段に比べ非常に高い、車両や兵器・銃等は大変高いので殆どが一般人は護身用に

銃を所持する程度らしい、剣や刀等様々な武具が流通しモンスターにも有効な為、主に此方が主流となっている。



職業によって分類され、ハンターや探索者達は基本モンスター退治や探索が儲けとなっているらしい。

職業は幾つでも掛け持てるらしいが、各職業の試験を合格しなければいけない。

ハンターや探索者は常にペットを飼っていて危険察知に役立てたり、相棒・パートナーとしてモンスターの討伐に挑むという。

中には手間暇掛けて生まれて間も無いモンスターを育てパートナーに育てる猛者もいるそうな。



妖精族は大変希少で、非常に珍しい種族生息数は極めて少なく、遭遇する事は非常に稀で基本的に人の前には滅多に姿を表さない。

特に人の形を取った小型の妖精がとてつもなく希少で、美しいプロポ-ションと可愛い外見のため為、一年前に妖精狩りが起こってからは、人の前に姿を表してはいない。

寿命の短い小型最弱の種族として今も奴隷の様に扱われ観賞用に取り篭に入れられたり、性の対象としてオモチャにされる事が多いとの事。

同様のエルフ、ドワーフ、竜人、魔族、悪魔、天使、亜人種も妖精族と言う分類であり、認識阻害の能力を使い人暮らしの中に溶け込んで何とか生きている。

妖精種は女しか生まれないので、妖精族は全て女性のみだとわかった。



獣人族は身体は人間と同じだが頭部は獣のそれであるが、変化へんげと言う能力で獣の特徴を残した人間と同じ顔に変える事が出来る、身体能力に優れ強い頼りになる存在。



妖精は真に信用できる者達としか契約せず成体の姿も滅多に見せない、人間と同じ大きさになったり子供の大きさになったりと姿を変えられる。

最弱と言われる小型妖精だが、契約者又はパートナーを得ると、相手のポテンシャルに合わせた以上に強くなる傾向があるという。

勿論婚姻も結べ子供も望めば儲ける事が出来ると説明を受けた、基本一夫多妻らしい、妖精がいた元の世界ではその逆もあったらしいが、身が持たないと廃れて仕舞った。

この話を知っているのは一部の正式に契約を交わした者のみ、なのだが正式にこの契約を交わした者はここ200年居ない。

この世界に変ってからは全ての契約が解除され、妖精達は新たに契約を交わした者は未だいない。

契約すると他の妖精達にも伝わり、その主人となった者の元へ飛んできて契約を交わそうとする。

過去に奴隷にしてから強制契約を交わしている者達が多かったのが原因との事。

この世界になってからは一部の種族を除き、全ての魔法や魔術が使えなくなっている、呪いや奴隷首輪の強制効力を失った為妖精達は逃げ出せた、それでも未だに捕まって逃げ出せない妖精も多くいる。



モンスターが現れ融合してから2年しかたっていない。

今も壊された建造物の中や地下には貴重な資源、食糧や乗り物、兵器が残っている。

エネルギー資源はクォーツエネルギーと呼ばれる物で、モンスターの体を動かす核と呼ばれる宝石、たったの5㌢程度の大きさで1万世帯の電力エネルギーを1年供給し続ける。

たったの5㌢を得るためにはモンスターを倒さなければ得る事は出来ないので、殆どがPTを組んで討伐するのが主流だという事が分かった。

小さいモンスターでもクォーツは取れるのでかなりの儲けとなるらしい。

ステムやスキルなど存在せず、見た事も聞いた事が無いそうだ。


最後に今のこの世界の築き上げてきたルールや法律は2年前の融合で崩壊していので、ほぼ無法状態。

辛うじて世界各国が立ち上げたハンターギルド(組合)やクラン(傭兵)が世の中の規律を守っている、大統領なども存在せず軍関連も殆ど残っていない、それぞれが領土を主張し登録だけとなっている。



樹)この地球の研究者は馬鹿なのか?んでその研究者はどうなったんだ?。


リリアナ)研究施設を襲撃された際にモンスターのブレスで焼き殺された後喰われたらしいですよ。

施設内部の資料や機器・資源は手付か残っています、後はホムンクルスの研究施設と汚染除去システムだけだそうです、と言っても回りはモンスターだらけなので施設には誰もたどり着けた者は居ません。

今はかなり汚染の浄化も進んでいるようで後半年もすれば、ほぼ地球の汚染も無くなるみたいです、モンスターの脅威と食糧問題は無くなりませんけど。

戦争もしたくても出来ないでしょうね、モンスターもいますし。


樹)なるほどなそりゃおっかないわ、ドンパチやって引き寄せたら壊滅するな。

なんつー世界になってんだよ宇宙と地球は・・・いやーのんびり生活してたいんだが?そんな状況じゃ出来なさそうだな期待するだけ無理か・・・・。


樹は地下施設の操作板に辿り着く、幾つかの浮遊パネルを操作し3キロを囲む為の隔壁を起動する。

地面から競り上がってくる隔壁。

樹は対侵入者用の迎撃システムを起動させる。


樹)リリアナ悪いがこの円盤の上に乗ってくれ、生態認証をさせる、コレをしておかないと迎撃システムがお前の仲間を殺してしまう、登録しておけば二度とお前達妖精を攻撃する事は無い。

これからはこの土地がお前達妖精を守ってくれるだろう。

じゃ家の中に入るぞリリアナの家族が食べらてしまう前にな。


円盤の上に乗って数秒で又ポケットに戻される。


リリアナ)え?え?それは?どうゆう意味ですか?。


樹)畑は荒らされたが森の方の果樹園は無事の様だな、混乱するのは良いが今はリリアナの家族を助ける事に集中した方が良いぞ、そう言えば人質は何人だ?。


リリアナ)あ、はい1人レニア・ライン。


樹)1人か?意外と少ないなもっと多いのかと思っていた、リリアナは家の中で待っていると良い直ぐに片付ける。


窓から庭へ出て暗器を速投擲、迎撃システムがサポートに回りホーグル達の頭部を的確に撃ち抜いて行く物の数秒で40匹の戦闘?は終わってしまう。


樹)手ごたえが全くと言って良い程無い、弱すぎてお話にならない、でこの釜茹でにされて居るのがリリアナの姉妹で間違いないか?全身軽度だが火傷している、このまま放置すれば死ぬな、リリアナ今から見る物は他言無用だ誰にも話してはいけない、約束を守れるか?守れるなら姉妹の命は助かるぞ。


リリアナ)はい!?誰にも話しませんし約束は守ります。


樹はショップスキルで1本1千ポイントするB級回復薬アムリタを使う・アムリタSは1万もする為高いが、ランクも落ちればこれほど安くなる、アムリタSは死者すら骨から蘇生する、奇跡のファンタスティックアイテム。


アムリタC・骨の亀裂、裂傷切傷、体力回復、増血、栄養失調等も回復する。

アムリタB・骨折、毒、軽い火傷、深い切傷、銃創、過去に付いた傷や跡、身体の不具合を治す。

アムリタA・欠損、猛毒、重度の病や火傷など全てを治す。

アムリタS・例え寿命を迎えた者でも蘇生させ少し若返る、以後10年以上は生きる事が出来る、骨からも蘇生可能、死者蘇生、身体のありとあらゆる不具合を治してしまう。


樹)とりあえず信用しておこう、飲ませる事はムリそうだな頭からかけるしかないか。


レニアに頭から身体に満遍なくアムリタBをかけていく、ソコソコ大きめな瓶には、まだ半分ほど残っている、レニアの身体は徐々に腫れが引き痩せた身体も元の健康的な姿に戻っている。


樹)リリアナお前も使え・・・・いや服を脱がなくても良い飲め、ムリに全部飲まなくても良いから。


リリアナは言われた通りに飲むと、だるくて痛かった身体は癒え傷も消えた、嬉しいのかやや涙目である。


樹)リリアナの服はパンツタイプとスカートタイプどちらがいい?それとも両方がいいか?ドレスタイプもあるのだがどれがいい?ああ、着る時は装着と言えばいい脱ぎたい時は、脱ぎたい服に触れて着脱と言えばいい。

その羽も阻害しない作りになっているし、身体に合わせ大きさも変化するから心配は無い、クリーン機能があるらしいので洗濯しなくても言い様だぞ、上下の下着合わせてセットだから心配しなくていい靴も付いて言うようだしな。

しかしこのショップは変わっているな妖精の衣服セットなんぞまであるとは、驚きを通り越して呆れ返るばかりだ。

リリアナとレニアの分5着づつ用意した遠慮なんてせず使うといい。

元気になった所でお腹もすいただろう?食事にしようか、レニアも直ぐに目を覚ますだろう。


リリアナは渡されたスカートタイプの服を着る。


レニア)ん・・・・あれ・・・・リリアナ?・・・私ホーグルに釜に入れられて茹でられて・・・ッハ、ホーグルは・・・・・ってその服どうしたの・・・ッヒ人・・・・。


レニアはリリアナの後ろに隠れる。


リリアナ)あ・・・あの・・・本当にこの服貰っても良いの?どうして私達に優しくするの?どうして助けてくれたの・・・・・どうして・・・・。


樹)リリアナはどうしてばかりだな、人間の全てが差別する者達ばかりじゃない、何が正しくて何が悪いのかは己の意思で決めるものだ。

誰かに言われたからではなく、自分でどう感じて、それを知って、考える、何故と?。

すると簡単に行かないだろうが答えは出るはずだ、勿論答えの無い答えもある。

それが良くも悪くもね。

自分の価値を人に決めさせてはいけない、自分の価値は自分が決めるものだ。

相手の価値観の押し付けなど、只の迷惑極まりない物に過ぎないからな。

物事と言うのはほんの少しだけ世界の見方変えると、世の中の捕らえ方が変わる。

それは人それぞれ違うだろう?。

不幸だと思う奴は何時まで経っても不幸だろう。

幸せだと思う奴はきっと幸せなんだろう。

そしてとても独善的で滑稽で偽善的なエゴの押し付けだ。

きっと俺は悪人だろう何せ相手の都合なんか考えず、自分のしたい事をしているからな。

この世界の都合なんて俺は知らん、生きていく為の常識や付き合いもあるだろう?それはあくまでも必要範囲のものだ、清濁飲み合わせた物の一部にしか過ぎない。

俺から言わせると差別なんぞクソ喰らえだな、っはっはっはっそんな物笑い飛ばしてやる、そして差別は心の底から憎むべきものであり、何時か自分達がそうならない為の反面教師だと思う事が大切なんだ。

少し話しがそれたが、俺は俺の考えで出した答えはリリアナ達を助けたいから助けた。

人から逃げて、人の踏み込まない場所で集落を作った、攻め込まれ自らを犠牲にし捕まっても、最後まで生きる事を諦めなかった、そしてこんな山奥で俺に出会った、きっと何処かの神様がこんな必然を用意していたんだろうさ、リリアナ達は運命を切り開いた。

さて飯でも作ってくるか30分待っててくれすぐ出来るからさ。


樹は食堂から厨房へ行ってしまう。


レニア)あの人が私達を助けてくれたのね、他の種族なんて皆酷い人ばかりだったのに、ねぇリリアナあの人となら契約しても良いかも知れないよね。

噓付いて無いし私達妖精族は噓が色で見えるから、阻害認識で醜く見えている筈なのに、それにあの人の色は私達と似た色をしているよね。


リリアナ)そうね、あの色は過去に凄惨な経験をした人が出す色、にもかかわらず私達と同じで綺麗、そしてとても強い人、あの人ならもしかしたら・・・・200年ぶりに契約交わして見ましょうか、前の人は真の契約を交わすには無理があったから、私達の存在を昇華し進化させてくれる器の持ち主か否かを、そして最弱の種族から強い種族へ誘ってくれる人かためしてみましょうか。



30分後テーブルには美味しそうな食事がならんでいる。


樹)さぁ座って食べようか、人のサイズに程の大きさになれるのだろう、それと提案何だが妖精族は最弱扱いと聞いたそれは間違い無いな?もしだ?俺が妖精を進化させる事が出来るとしたら、リリアナとレニアは進化したいか?最弱から最上位種に進化できたら妖精達は蔑まれなくても良くなるのだろう?進化して今まで虐げてきた奴等を見返してやりたいか?。


リリアナ・レニア)え?・・・・・・・ご主人様?。




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